2018/10/04
「指針」と「ガイドライン」同じ意味か、使い分けができるか

文化庁は2018年9月25日、平成29年度分の「国語に関する世論調査」の結果を発表した。今発表内容は概要ではあるが、日本の国語の理解や意識の現状を確認できるデータが多数盛り込まれている。今回はその中から、同じような文脈で用いられることがある漢字表記の言葉とカタカナ表記の言葉について、使い分けができるか、両方とも同じ意味だと思っている人にとってはどちらを使う方がよいかを確認していく(
【平成29年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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4時51分
│国語に関する世論調査, 逐次新値反映記事
「拝啓や敬具」「顔文字を使わない」改まった形でのメール、どんな形式があると思う?

文化庁は2018年9月25日、平成29年度分の「国語に関する世論調査」の結果を発表した。今発表内容は概要ではあるが、日本の国語の理解や意識の現状を確認できるデータが多数盛り込まれている。今回はその中から、仕事上などにおいて用いる改まったメールの中で、どのような形式を用いているか、その実情を確認していく(
【平成29年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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4時50分
│国語に関する世論調査, 逐次新値反映記事
2018/10/03
「正に」と「まさに」、どちらがよいと思う?

文化庁は2018年9月25日、平成29年度分の「国語に関する世論調査」の結果を発表した。今発表内容は概要ではあるが、日本の国語の理解や意識の現状を確認できる、興味深いデータが多数盛り込まれている。今回はその中から、普段使っている言葉の表記に関して、公用文の表記の仕方と学校で教わる表記の仕方のどちらを選んでいるかを確認していく(
【平成29年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時13分
│国語に関する世論調査, 逐次新値反映記事
官公庁の文書を読んでいない人は43.6%

文化庁は2018年9月25日、平成29年度分の「国語に関する世論調査」の結果を発表した。それによると官公庁などが示す文書を読むことは無いと回答した人は43.6%に達していることが分かった。広報誌などを読む人でも38.2%に留まっている(
【平成29年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時12分
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2017/10/08
公的情報を何で受け取りたいか、どのような表現を望むのか

国や自治体、官公庁などが公的な情報を発信するのは、一人でも多くの人にその情報を知らしめたいからに他ならない。その情報伝達能力には限りがあるため、マスコミ・マスメディアが仲介役に立ち広域に情報を拡散しているのだが、昨今ではよりハードルの低い情報発信・受信ができるインターネットの普及浸透に伴い、マスコミなどの仕事ぶり・信ぴょう性の実情が明らかになりつつある。このような状況の中では、今まで以上に一次ソースとなる国や自治体の情報発信の重要性が高まるわけだが、それではどのような媒体で取得したいと望まれているのか。今回は文化庁が2017年9月21日に発表した定期調査「国語に関する世論調査」の最新版となる2016年度分の調査結果報告書の内容から確認していくことにする(
【平成28年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時17分
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自分の意図が伝わらない!? 誤解を与えるかもしれない方法のトップは「SNSやブログでのメッセージ」

自らの考えを他人に伝える方法が文字によって構成された文章であり、その文章を具体的に伝達する手段としては口頭で、手紙で、電話による通話で、電子メールでなど、多種多様に及ぶ。しかしながら文章の表記方法が上手でなかったり、使った手段を相手が軽んじていると、意図が上手く伝わらない、誤解される可能性もある。今回は文化庁が2017年9月21日に発表した定期調査「国語に関する世論調査」の最新版となる2016年度分の調査結果報告書の内容から、意図を伝える際の手段と誤解のリスクについて見ていくことにする(
【平成28年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時15分
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2017/10/05
「炎上」に加担する人は2.8%、「炎上」を好ましいと思う人は5.0%

インターネット、特にソーシャルメディアの普及浸透に伴い日常茶飯事化した現象の一つに「炎上」がある。定義は多種多様だが、大よそ書き込み・コンテンツに対し、不特定多数の人が否定的発言を成して、注目が集まる状況を意味する。炎上した当事者が意図的である場合と意図せずして生じた場合があるが、いずれにせよ言葉の大元の意味の通り、火柱が上がるかのような勢いで意見が寄せられてしまう。そのような状況をインターネット上で目撃した際に、人々はどのような姿勢を見せるのだろうか。文化庁が2017年9月21日に発表した定期調査「国語に関する世論調査」の最新版となる2016年度分の調査結果報告書の内容から確認する(
【平成28年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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4時52分
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自分と違う考え方の人と意見を交わす時、どんな態度が必要か

人は十人いれば十人分の違った考え方がある。似たような考え方を持つ人でも細かい部分では見方の方向性が異なることも多々ある。同じような有機質で構築されている生命体でも、生まれも成長環境も経験も異なれば、一人として同じ考えを持つ人がいるはずは無い。当然、対象となる議題において、自分とは大きく見解を異にする人と言葉を交わす必要も生じてくる。その時、人はどのような態度を必要と考えているのだろうか。文化庁が2017年9月21日に発表した定期調査「国語に関する世論調査」の最新版となる2016年度分の調査結果報告書の内容から確認する(
【平成28年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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4時51分
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2017/10/04
「流行語とか外来語とか言葉の意味が分からない」言葉のやりとりで困ることあれこれ

文化庁は2017年9月21日、定期調査「国語に関する世論調査」の最新版となる2016年度分の調査結果報告書を発表した。その内容によると、言葉や言葉の使い方に関して、過半数の人が「流行語や新しい言葉の意味が分からないことがある」「外来語・外国語の意味が分からないことがある」と感じていることが明らかになった。年齢階層別ではいずれも高齢層ほど同意を示しており、60代では7割近い人が該当している(
【平成28年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時35分
│国語に関する世論調査, 逐次新値反映記事
2016/10/19
にこやかな態度でふりまくのはあいそうかあいきょうか…慣用句の言い回しを確認する

複数の言葉をつなげて別の意味を持たせたり、慣習的に認識する言い回しを慣用句と呼んでいる。元々は別の意味、あるいは現在ではあまり使われていない用語の組合せであることから、中途半端な覚え方をした結果、見聞きする限りでは正しいように思えても、実のところは本来の言い回しとは異なるものだったとの事例も良くあるパターン。「うろ覚え」を「うる覚え」とするのが好例。今回はいくつかの言い回しに関し、文化庁が2016年9月21日に発表した「平成27年度 国語に関する世論調査」の概要から、その認識度合いについて確認していくことにする(
【発表リリース:平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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5時20分
│国語に関する世論調査
2016/10/18
「確信犯」の本来の意味知ってます? 慣用句などの認識度合い

慣用句とは何らかの由来で生まれた、組み合わされた言葉そのものの直接的な意味とは別の内容を持つ言い回しで、習慣的なものとして使われる場合が多い。例えば大変に面白く、大笑いするような状態を「あごが外れる」と表現するが、本当にあごが外れてしまった状態は意味しない(まれに本当に面白くて大笑いし、外れてしまうことはあるが)。この慣用句などの利用実情、正しい意味で認識されているか否かについて、今回はいくつかの言い回しに関し、文化庁が2016年9月21日に発表した「平成27年度 国語に関する世論調査」の概要から、確認していくことにする(
【発表リリース:平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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11時41分
│国語に関する世論調査
生活内に溶け込む洋語・カタカナ語、利用頻度が減る和語・漢語

同じ事象や物体を指し示すのに、複数の言葉が用いられるのは良くある話。一方でまったく同じものを指す場合もあれば、状況や語り手側の思惑で微妙に異なる対象を意味することもあり、ややこしいのもまた事実。今回は文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、いくつかの事例から、その現状と推移を確認していくことにする。
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5時8分
│国語に関する世論調査
2016/10/06
電車内や会話中のケータイやスマホの利用、不愉快に思う? 当然の行為!?

携帯電話(従来型携帯電話とスマートフォンの双方)、特にスマホの普及に伴い、他人とのコミュニケーションはリアルタイムなものを求められる風潮が強まっている。いつどこにいても通話やソーシャルメディアでの読み書きをする、せざるを得なくなるライフスタイルを、医療従事者などの特殊事情を持つ人に限らず多くの人が求められるのは、これまでの人間社会では想定しえなかった状況に違いない。このような昨今の状況の中、公共交通機関の中や他人との対話中の携帯電話の利用に関して、マナー的にどのような印象を人々はいだいているのだろうか。今回は文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、いくつかの視点から確認していくことにする。
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10時52分
│国語に関する世論調査
2016/10/05
テレビや新聞が減り、パソコンが増えたかと思えば減り、携帯電話が急速に伸びる…生活に必要な情報を何から得ているか

他に誰もおらず外部との情報も遮断された無人島における生活ならば、あるいは他からの情報の取得は必要としないかもしれないが、人は集団生活を営む以上、さまざまなツールを用いて他者が発信した情報を得て、自分の意思決定や行動の材料としていく。天気予報を見て雨が降りそうなら傘を用意し、ベランダの洗濯物を取り込んでおいてから外出するのが良い例だ。今回は文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、いくつかの視点から生活に必要な情報源の状況を確認していく。
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11時59分
│国語に関する世論調査
一緒に仕事をした相手、終わった後の謝意の言葉は「お疲れ様」か「ご苦労様」それとも「ありがとう」か

相手に表したい気持ちは同じではあるが、それを体現化し相手に伝える言葉は多種多様。そしてその使い方で間違った意図が伝わってしまうことも少なくない。さらにその言葉の使い方は状況の微妙な違いで変わり、時代の変遷と共に変化をする場合も多い。今回は文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、いくつかの事例からその実情を確認していくことにする。
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10時25分
│国語に関する世論調査
簡単なようで難しい、中高生の先生との会話の際の敬語の必要性

学校内においては就学している先生と生徒との間には、年齢の差だけではなく勉学を教示する側・される側の立ち位置なども合わせ、一般的には目上・目下の関係がある。目上の人には敬語を用いて話しかけるのが普通ではあるのだが、状況によってはその必要が無い場合も考えられる。就学している側を生徒(中高生)と仮定した状況下では、敬語の必要性を人々はどのように考えているのか。文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、確認していくことにする。
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4時51分
│国語に関する世論調査
2016/10/04
配達の人に対する感謝の意、どんな言葉をあなたはかけるか

流通網の発達とインターネットを用いた通販の普及浸透で、飛躍的に利用頻度が高まり社会的な必要性が増した宅配便。ポストなどに投函される場合もあるが、多分に業者の人と相対し、荷物を受け取り、受領書にサインや判子を押すことになる。その際、配達業者の人に感謝の意を込め、どのような言葉をかけるだろうか。今回は文化庁が2016年9月21日に発表した調査結果の概要
【平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について】の内容をもとに、その現状を確認していくことにする。
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13時8分
│国語に関する世論調査
2015/09/25
早期採用は青田買いか青田刈りか…慣用句の言い回しを確認する

複数の言葉をつなげて別の意味を持たせたり、慣習的に認識する言い回しを慣用句と呼んでいる。元々は別の意味、あるいは現在ではあまり使われていない用語の組合せのことから、中途半端な覚え方をした結果、見聞きする限りでは正しいように思えても、実のところは本来の言い回しとは異なるものだったとの事例も良くある話。「うろ覚え」を「うる覚え」とするのが好例。今回はいくつかの言い回しに関し、文化庁が2015年9月17日に発表した「平成26年度 国語に関する世論調査」の概要から、その認識度合いについて確認していくことにする(
【発表リリース:平成26年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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8時10分
│国語に関する世論調査
2015/09/23
小春日和って冬かな春かな? 慣用句などの認識度合い

慣用句とは何らかの由来で生まれた、組み合わされた言葉そのものの直接的な意味とは別の内容を持つ言い回しで、習慣的なものとして使われる場合が多い。例えば自分の技術を発揮したい状況を「腕が鳴る」と表現するが、本当に腕が音を出すわけでは無い。この慣用句などの利用実情、正しい意味で認識されているか否かについて、今回はいくつかの言い回しに関し、文化庁が2015年9月17日に発表した「平成26年度 国語に関する世論調査」の概要から、確認していくことにする(
【発表リリース:平成26年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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16時7分
│国語に関する世論調査
婚活、イクメン、女子力、デパ地下、大人買い…その言葉、聞いたことある? 使ったことある!?

人々の意志疎通に使われるツールとなる言葉においては、多様な事情から複数の言葉をつなぎ合わせて合成される複合語や、長すぎるなどの理由で短縮化される省略語が登場することがある。多くは一過性のもので時の流れと共に廃れていくが、中には長きに渡り使われ続け、由来が不確かに伝承されて単独に産まれ出た言葉のように認識される場合もある。今回は昨今耳にする機会があるそれらの「新設造語」の中からいくつかの言葉に関して、その周知利用状況について、文化庁が2015年9月17日に発表した「平成26年度 国語に関する世論調査」の概要から、確認していくことにする(
【発表リリース:平成26年度「国語に関する世論調査」の結果について】)。
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11時40分
│国語に関する世論調査