2020/08/27
東京都では176.2万世帯…高齢者世帯の実情(最新)

社会の高齢化に伴い問題となる状況の一つに、高齢者世帯問題がある。「高齢者世帯」とは65歳以上の人のみで構成するか、またはこれに18歳未満の未婚の人が加わった世帯のことを意味するが、何らかのトラブルが生じた際の対応や、日常生活における行動領域において、一般世帯と比べて難儀を覚えることが多く、より綿密な社会のサポートが求められる。見方を変えると、その世帯が多い地域では、社会保障をはじめとした運営コストのウェイトが大きなものとなる。今回は厚生労働省にて発表された年次定点観測的調査「国民生活基礎調査の概況」の公開データをもとに、高齢者世帯の実情を確認していく(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時23分
│国民生活基礎調査, 逐次新値反映記事
2020/08/26
乳幼児の経済的な世帯負担額(最新)

日常生活の上で自立が困難な子供は、大人による庇護の下で生活が必要不可欠。特に小学校に入学する前の乳幼児では、多分な手間も、経済的な負担も必要となる。今回は厚生労働省にて発表された年次定点観測的調査「国民生活基礎調査の概況」の公開データをもとに、経済的な負担の実情を確認していくことにする(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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4時59分
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2020/08/25
主要大都市圏での男女・年齢階層別喫煙率動向(国民生活基礎調査)(最新)

先日から厚生労働省にて発表された年次定点観測的調査「国民生活基礎調査の概況」の最新版となる令和元年版(2019年版)を用い、たばこの喫煙率について複数の視点でその現状を確認している。今回は一部ではあるが、大都市圏における男女別、さらには年齢階層別に区分した上での喫煙率の状況を見ていくことにする。全国ベースの年齢階層区分による喫煙率はいくつかの調査で見受けられるが、地域によるものは滅多にないため、貴重な値であることに違いはない(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時14分
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2020/08/22
同じように見えて実は随分と…男女別で都道府県別喫煙率(国民生活基礎調査)(最新)

先行する記事で厚生労働省が2020年7月17日に発表した令和元年(2019年版)となる「国民生活基礎調査の概況」の公開データを基に、都道府県別の喫煙率の現状について確認を行った。一方で喫煙率は男女間で大きな違いがあることでも知られている。そこで今回は男女別々に区分した上で、都道府県別の喫煙率を確認していくことにする。記事タイトルにある通り、地域別の喫煙率は男女で同じように思えるのだが(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時32分
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2020/08/21
喫煙率は男性28.8%・女性8.8%、男性は若年層、女性は中年層まで高め(最新)

厚生労働省が2020年7月17日に発表した令和元年版(2019年版)となる「国民生活基礎調査の概況」では、多方面から日本国内の生活様式が調査され、その結果が公開されている。特に2019年分は3年おきに行われる大規模調査の回となるため、健康面でのデータも取得できる。そこで今回は他調査の結果でもしばしば取り上げられる喫煙率について、男女別・年齢階層別を精査し、その現状を探ることにする(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時21分
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2020/08/20
女性がより強く感じる介護者ストレス(最新)

以前介護者側のストレスの兆候として(海外の事例ながらも)
【介護者ストレスの典型的な危険信号とは】を掲載したところ、いくつかの意見をいただくことができた。それら意見の中でも特に目に留まったのは「危険信号は分かった。それでは介護をしている人たちのストレスの原因とは何だろうか」なるものだった。そこで厚生労働省が2020年7月17日に発表した、令和元年版(2019年版)の「国民生活基礎調査の概況」を基に、その内情も合わせ介護ストレスの現状を確認していくことにする(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時34分
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2020/08/19
仕事を持ち乳幼児がいる母親、日中は誰に育児を任せるか(最新)

厚生労働省は2020年7月17日、令和元年版(2019年版)となる「国民生活基礎調査の概況」を発表した。国民生活の基本事項を調査し、各行政の企画や運用に必要な資料を収集する目的で行われているものだが、資料性の高いデータが豊富に盛り込まれており、注目に値する。特に今回発表分は3年に1度の「大調査」の年であることから、世帯員の健康状態や介護の動向なども確認することができる。今回はその中から「末子が乳幼児の母親で仕事を持つ場合、日中誰がその子供を保育しているかの状況」について、現状などを確認していくことにする(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時29分
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60歳以上は69.0%が通院中…国民生活基礎調査から見た通院率(最新)

厚生労働省は2020年7月17日、令和元年版(2019年度版)の「国民生活基礎調査の概況」を発表した。国民生活の基本事項を調査し、各行政の企画や運用に必要な資料を収集する目的で行われているものだが、資料性の高いデータが豊富に盛り込まれており、多数の切り口から実情を知ることが出来る。特に今回発表された2019年版では、3年に一度の「大調査」が行われ、世帯員の健康状態や介護の状況も確認することが可能となっている。今回はその中から「通院している人の割合」について現状を確認してみることにした(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時27分
│国民生活基礎調査, 逐次新値反映記事
2020/08/18
確実に増加する検診率、だが多部位で半数に満たず…がん検診の動向(最新)

厚生労働省は2020年7月17日、令和元年度版(2019年度版)の「国民生活基礎調査の概況」を発表した。これは国民生活の基本事項を調査し、各行政の企画や運用に必要な資料を収集する目的で毎年行われているものだが、資料性の高いデータが豊富に盛り込まれており、注目に値する。特に3年おきに実施される「大調査」では、世帯員の健康状態や介護状況などについても調査がなされるため、世帯状況の詳細をより詳しく知ることができる。今回はその「大調査」対象項目の中から「がん検診の動向」について確認していくことにする(
【発表ページ:令和元年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時27分
│国民生活基礎調査, 逐次新値反映記事
2017/07/10
都道府県別喫煙率(国民生活基礎調査)(最新)

好きな人には日常生活の中で欠かせない存在である一方、極度に嫌う人も少なくない。健康の上では多分に避けた方が良いとされているが、無理に止めたことでかえって不健康になる事例も多々見受けられる。色々な意味ではっきりとイエス・ノーと仕切り難いのが「喫煙」問題。昨今では嫌煙派の方が優勢で、公共施設における分煙化、さらには禁煙化も増えているが、喫煙状況は日本全国一律に同様な状況ではない。そこで厚生労働省が2017年6月27日に発表した平成28年版(2016年版)となる「国民生活基礎調査の概況」の公開データを基に、都道府県別の喫煙率を調べ、その違いを確認していくことにする(
【発表ページ:平成28年 国民生活基礎調査の概況】)。
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5時4分
│国民生活基礎調査, 逐次新値反映記事
2016/08/31
同居、近所住まい、別居…希望する老後の子供との距離は(2016年)(最新)

高齢化と共に高齢者の一人暮らし世帯、あるいは高齢夫婦世帯が増加し、熱中症に代表される各種病症リスクをはじめとした生活そのものの難儀さの増加が社会問題化している。買い物困難者問題や高齢者の自動車運転に伴う事故の増加もその一因。一方で、その子供世代では親世帯と同居することによる負担増の懸念もある。今回は内閣府が2016年8月29日付で発表した世論調査「国民生活に関する世論調査」の結果を元に、老後に関する子供との同居希望スタイルを確認していくことにする(
【発表リリース:国民生活に関する世論調査】)。
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5時15分
│高齢社会白書, 国民生活基礎調査
2014/07/25
「国民生活基礎調査」を基にした論旨にツッコミを入れてみる

数日来
【平均世帯人員と世帯数推移】をはじめ多数の記事により、厚生労働省が2014年7月15日に発表した平成25年度版(2013年度版)となる「国民生活基礎調査の概況」と、その詳細値を収録した総務省統計局のデータベースe-Statのデータを基に、さまざまな切り口から各種動向を精査した。今回は番外編として、同じ「国民生活基礎調査の概況」を用いた他所の論旨について、少々首を傾げる、ミスリーディング的なものが目に留まったため、それに関する確認をしていくことにする(
【発表ページ:平成25年 国民生活基礎調査の概況】)。
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15時30分
│国民生活基礎調査, コラム