2023/06/01

日テレもTBSもテレビ朝日も…主要テレビ局の複数年にわたる視聴率推移(最新)

2023-0531先行する記事で主要キー局における直近の視聴率動向の確認を行った。今回はそれら最新のデータを基に、過去複数年間にわたるキー局(+α)視聴率の移り変わりをグラフ化し、状況の精査を行うことにする。単独番組の、あるいは1年単独での視聴率は語られる、耳にすることはあるが、複数年の移り変わりを確認できる機会はさほど設けられていない。テレビ市場、テレビ業界動向を推し量るには、貴重なデータであることは間違いない。

続きを読む "日テレもTBSもテレビ朝日も…主要テレビ局の複数年にわたる視聴率推移(最新)"

2時44分テレビ視聴率, 逐次新値反映記事

全局視聴率下落…主要テレビ局の直近視聴率(2023年3月期下半期・通期)

2023-0531従来型4マス、つまりテレビ・新聞・雑誌・ラジオの中では最大の広告市場規模と媒体力を誇り、昨今の広告市場動向を見るに復調の兆しを示しているとも評されているテレビ。そのテレビにおいて、各局の権威、メディア力、力量を推し量る一つの指針となるのが「視聴率」。雑誌や新聞なら購読者数に該当するこの値は、テレビ全体のすう勢とともに、各局のパワーバランスを見決めるのにも欠かせない。今サイトではテレビ局のうちキー局でもあり上場を(直接、あるいは間接的に)果たしている企業の(半期)決算短信資料などを基に、ほぼ半年間隔でキー局の動向を確認している。今回は2023年5月付で発表された各社の決算短信資料などを基に、2023年3月期(2022年4月-2023年3月)における下期、そして通期の(世帯)視聴率動向をチェックしていく。

続きを読む "全局視聴率下落…主要テレビ局の直近視聴率(2023年3月期下半期・通期)"

2時42分テレビ視聴率, 逐次新値反映記事

2023/05/31

着工戸数はマイナス継続、床面積もマイナス継続…2023年4月新設住宅戸数11.9%減(最新)

2023-0531国土交通省は2023年5月31日付で同省公式サイトにおいて、2023年4月の新設住宅戸数の動向(建築着工統計調査報告)を各種データとともに発表した。それによれば2023年4月の新設住宅着工戸数は前年同月比では11.9%減の6万7250戸で、前回月から継続する形でマイナスとなり、3か月連続の減少を示したことが分かった。着工床面積は3か月連続の減少で13.9%の減少となっている(【国土交通省:発表リリース一覧ページ】)。

続きを読む "着工戸数はマイナス継続、床面積もマイナス継続…2023年4月新設住宅戸数11.9%減(最新)"

14時34分新設住宅戸数, 逐次新値反映記事

テレビはメディア全体の3割強、従来型携帯・スマホはテレビを超える…メディア接触時間推移(最新)

2023-0530博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所は2023年5月23日、毎年初頭に調査を実施している「メディア定点調査」の最新版となる「メディア定点調査2023」の抜粋編を発表した。その内容によれば調査対象母集団においては、主要メディアを累計したメディア全体の接触時間は、全体平均では1日あたり443.5分であることが分かった。また各メディアそれぞれに対する接触時間(視聴、聴取、購読など)は年齢階層毎に大きな違いがあり、「男性は全年齢階層、女性は50代まではテレビの視聴時間よりもパソコンやモバイル端末によるインターネット接続の時間の方が長い」「20代男性は全属性中最長のメディア接触時間だが、その8割近くはインターネット接続の時間」「女性は50代以上はテレビを3時間以上見ている」など、昨今のメディア事情を顕著に表す傾向が多数見受けられる結果が確認できる(【発表リリース:メディア定点調査」とは】)。

続きを読む "テレビはメディア全体の3割強、従来型携帯・スマホはテレビを超える…メディア接触時間推移(最新)"

2時40分博報堂・メディア定点調査, 逐次新値反映記事

ハム、ソーセージ、そしてベーコン…日本の加工肉の消費性向(最新)

2023-0522先行記事【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】などで【家計調査年報】の公開値を基に、(県庁所在地の動向を代表とした)都道府県別の主要精肉である牛肉・豚肉・鶏肉の消費性向について、支出金額と消費量の点から、世帯単位における動向を確認した。今回は同様の手法を用い、加工肉のうち種類が明確化されているハム・ソーセージ・ベーコンについて、消費量(=購入量)の現状を見ていくことにする。

続きを読む "ハム、ソーセージ、そしてベーコン…日本の加工肉の消費性向(最新)"

2時38分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/30

東西日本の「肉」の違いをまとめてみる(最新)

2023-0522先に【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】【日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)】【家計調査年報】で取得できる値をもとに、日本国内における主要3精肉(牛肉・豚肉・鶏肉)の消費量を金額と分量の観点から確認した。これは【カレーのお肉は「西牛東豚」】をきっかけとした、「西牛東豚」との日本国内の精肉の消費性向を裏付けるためのもの。今回は【カレーのお肉が「西牛東豚」な件について】で覚え書きしておいた一連の調査に係わる要点に関して、情報の補足を行い、まとめ上げることにする。

続きを読む "東西日本の「肉」の違いをまとめてみる(最新)"

2時43分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

牛肉トップは大分県・世帯で年間9.6キロ…日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)(最新)

2023-0522先行する記事【日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)】では【カレーのお肉は「西牛東豚」】に関する問い合わせ「カレーに入れる肉の傾向が『西牛東豚』なのは理解したが、ではどうしてその傾向があるのか」をきっかけに、総務省統計局が定期的に調査を実施しその結果を報告している家計調査の公開値を用い、日本の主要精肉である牛肉・豚肉・鶏肉の消費性向に関して、金額ベースから精査を行った。今記事ではそれに続き、分量(重量)の観点から確認をしていくことにする。

続きを読む "牛肉トップは大分県・世帯で年間9.6キロ…日本の牛豚鶏肉の消費性向(下:分量編)(最新)"

2時40分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/29

牛肉トップは和歌山県・年間2万9177円…日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)(最新)

2023-0522以前掲載した記事【カレーのお肉は「西牛東豚」】に関して「カレーに入れる肉の傾向が『西牛東豚』なのは理解したが、ではなぜその傾向が現れるのか」との問合せをいただいた。大雑把な結論は【カレーのお肉が「西牛東豚」な件について】で覚え書きにしたものの、(肉をテーマとしているだけに)もう少し細かいデータを用い、情報の肉付けをすべきだと判断した。そこで今回は総務省統計局が定期的に調査を実施し、その結果を公知している「家計調査」から必要な値を抽出し精査の上、状況の確認を行うことにする。

続きを読む "牛肉トップは和歌山県・年間2万9177円…日本の牛豚鶏肉の消費性向(上:金額編)(最新)"

2時47分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

電話料金と家計支出に占める割合を詳しく検証(最新)

2023-0520スマートフォンの普及に連れ、これまでの従来型携帯電話以上に携帯電話が生活に密着し、欠かせない存在となりつつある昨今。重要性が増し利用頻度が高まるに従い、過度の依存をはじめ、さまざまな問題点も指摘されるようになった。その問題点の一つに挙げられるのが、携帯電話の利用料金が家計の大きな負担となる、とするもの。そこで今回は【電話料金と家計支出に占める割合】をベースに、さらに詳細かつ複数の視点から【総務省の家計調査(総世帯データ)】を吟味していくことにする。

続きを読む "電話料金と家計支出に占める割合を詳しく検証(最新)"

2時45分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/28

新聞と携帯電話の世帯年収別利用状況(最新)

2023-0519情報配信を行う媒体の多様化、特にインターネットに関連したデジタル技術の伸張に伴い、紙媒体の相対的価値観が減少し、需要は減少しつつある。またその媒体に載せるコンテンツを制作する業界内部における経年劣化、金属疲労的な実態、あるいは実情の暴露機会も数多く指摘され、結果として価値をさらに押し下げているとの分析もある。それでは昨今、低所得層においても生活必需品として欠かせないと言われている新聞は、本当に現在必需品足りえる存在なのだろうか。同じようにコンテンツを取得するツールとして今や生活必需品的認識の強い携帯電話(従来型携帯電話、スマートフォン双方を意味する。以下同)と併せ、総務省統計局が2023年2月7日付で発表した、【家計調査報告(家計収支編)における2022年分平均速報結果】の各種データを基に、状況を見ていくことにする。

続きを読む "新聞と携帯電話の世帯年収別利用状況(最新)"

2時28分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/27

コーヒー飲料の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0519先に【単身・二人以上世帯での各種飲料利用性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)】において、総務省統計局の【家計調査(家計収支編)調査結果】を基に各種飲料の利用動向を確認した際、コーヒー飲料の購入性向が伸びていることを確認した。それについて缶コーヒーによるものではなく、大手コンビニが相次ぎ本格導入しているドリップコーヒー(カウンターコーヒー)による影響の可能性が高いとの示唆をした。残念ながら家計調査では対象がコンビニのカウンターコーヒーと断言することは不可能だが、2014年発表の家計調査(2013年分)の追加報告書でも、コーヒー飲料の伸びはコンビニのカウンターコーヒーが影響している可能性が大であるとの指摘がされている(【「コーヒー飲料」の支出増加、やっぱりコンビニコーヒーか......!?】)。そこで今回はコーヒー飲料に焦点を絞り、その動きをさらに精査していくことにする。

続きを読む "コーヒー飲料の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時29分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/26

冷凍調理食品の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0519デザートやドリップコーヒー、食パン同様、コンビニで大いに人気を博し、注目を集めている商品種類として「独自ブランドの冷凍(調理)食品」が挙げられる。【スパイシージャンバラヤ(フレッシュフローズン)(ファミリーマート) 試食】【金のハンバーグステーキ(セブンイレブン) 試食】などの試食レポートで挙げた通り、一部は自社製のものだが、多分に大手一流ブランドのOEM商品(original equipment manufacturer。他社ブランドの製品を自社で製造したもの)としての展開で、味も太鼓版もの。また調理の手軽さだけでなく、分量が小分けされており、単身世帯をはじめとする少人数世帯でも利用しやすいのがポイントでもある。それでは平均的な世帯の購入性向として、コンビニに限らず冷凍調理食品はどの程度購入されているのだろうか。その実情を総務省統計局が2023年2月7日にデータ更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種公開値を基にたどっていくことにする。

続きを読む "冷凍調理食品の購入性向(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時41分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

雑誌や書籍の支出金額動向(半世紀版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0519先に【1か月の雑誌購入金額は約67円!? 雑誌や書籍への支出金額(家計調査報告(家計収支編))(最新)】などで平均的な世帯の「雑誌などに費やす金額」について、総務省統計局が2023年2月7日にデータ更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種データを基に、いくつかの切り口から精査を行った。その記事で確認したのは単月・単年のみの状況だが、やはり気になるのは「これは昨今の出版不況を表したものなのか否か」との点。そこで過去の結果を探り、経年の動向値を集積してグラフ化し、その推移を調べることにした。

続きを読む "雑誌や書籍の支出金額動向(半世紀版)(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時37分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/25

2023年4月度外食産業売上プラス15.8%…17か月連続の前年比プラス

2023-0525日本フードサービス協会は2023年5月25日付で、同協会の会員会社で構成される外食産業の市場動向調査における最新値となる、2023年4月度の調査結果を公開した。それによると同月の総合売上は前年同月比でプラス15.8%を示した。新型コロナウイルスの5類移行やマスク緩和などによる人の流れの増加と、インバウンドの回復傾向が原因(【日本フードサービス協会:発表リリースページ】)。

続きを読む "2023年4月度外食産業売上プラス15.8%…17か月連続の前年比プラス"

15時0分外食産業売上, 逐次新値反映記事

全体ではプラス1.3%で不足感、左官に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2023年4月分まで)(最新)

2023-0525以前掲載した記事【建設業界の人手不足状況(2014年3月時点)】において、国土交通省の定点観測的調査「建設労働需給調査」の値を基に、建設業界の人材不足状況を当時の最新データ分について精査した。今回は2023年5月25日に発表された最新版となる2023年4月分までを含め、今データを用い、中長期的な同業界の人材不足感の推移を確認する。ここ数年の不足感の実情を、過去との比較で見ていくことになる(【発表リリース:建設労働需給調査結果】)。

続きを読む "全体ではプラス1.3%で不足感、左官に大きな不足感あり…建設業界の人手不足状況(2023年4月分まで)(最新)"

14時19分建設労働需給, 逐次新値反映記事

米類・パン類・麺類の動き…世帯単位での主食3「系統」の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0517先に総務省統計局が2023年2月7日にデータ更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】の各種公開値を基に、【お米とパンと麺類と…世帯単位での主食3品目の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))】において、主要内食系食品の米・パン・麺類の購入頻度と支出額の動向を確認した。今回はその際に文末で触れた、「米やパン、麺類に関して、内食だけでなく、中食や外食の類まで含めた場合、各値はどのような動きを示すか」について考察していくことにする。

続きを読む "米類・パン類・麺類の動き…世帯単位での主食3「系統」の購入性向推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時43分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくり(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0517定年退職を果たし、これまでの蓄財と年金で生活をしている高齢者層の家計事情は、案外知る機会が少ない。節約の対象や趣味への消費、仕送り額など個々の項目の動向は分かっても、家計全体としてどのようなやりとりが行われているのか、多くの人にとっては秘密のベールの向こう側の話。就業による収益が収入のメインとなる現役就労世帯とは大きな違いがあることが予想されるだけに、興味は尽きるところを知らない。そこで今回は、総務省統計局が2023年2月7日にデータ更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】を頼りに、高齢者世帯でありがちな構成世帯「単身無職」「夫婦のみの無職世帯」の2パターンにスポットライトをあてて、家計の収支に関する実情を探っていくことにした。

続きを読む "年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくり(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時41分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

2023/05/24

食料品は節約志向高まるも店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物で好調、住関品は外出関連需要などで堅調…2023年4月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス3.4%

2023-0524チェーンストア(スーパーマーケットやデパートなど)の業界団体である【日本チェーンストア協会】は2023年5月24日付で同協会公式サイトにおいて、チェーンストアの2023年4月度分販売統計速報(月報)を発表した。その内容によると2023年4月は節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなったものの、店頭価格の上昇が幸いし堅調、行動規制が無かったことから季節物が動いて衣料品は堅調、外出需要が発生し住関品も好調だった。結果として、売上総額の前年同月比はプラス3.4%(店舗調整後)を示す形となった(【同協会内発表リリース一覧ページ】)。

続きを読む "食料品は節約志向高まるも店頭価格上昇で堅調、衣料品は季節物で好調、住関品は外出関連需要などで堅調…2023年4月度チェーンストア売上高、前年同月比プラス3.4%"

14時32分チェーンストア売上, 逐次新値反映記事

直近では実収入53万5177円…収入と税金の変化(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0516総務省統計局が2023年2月7日にデータ更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】では、お金の出し入れを中心に世間一般の世帯動向を多様な方面から推し量ることができるデータを見い出すことができる。今回はこの公開値を用い、勤労者世帯(勤め人がいる世帯)における収入と税金の関係を、最新の2022年分だけでなく経年推移も併せて確認していくことにする。

続きを読む "直近では実収入53万5177円…収入と税金の変化(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時43分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事

直近では26.6%…エンゲル係数の推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)

2023-0516世帯単位における裕福さ、生活レベルの度合いを示す指標の一つとして「エンゲル係数」がある。社会構造の変化とともに、一般世帯における生活内容実態との連動性は薄れつつあるが、今なおよく使われている値の一つ。今回は金銭面や商品・サービス購入頻度の面から人々の生活状況を推し量れる、総務省統計局が2023年2月7日に公開値の更新(2022年・年次分反映)を行った【家計調査(家計収支編)調査結果】をベースに、この「エンゲル係数の推移」を確認していくことにする。

続きを読む "直近では26.6%…エンゲル係数の推移(家計調査報告(家計収支編))(最新)"

2時41分家計調査報告(年次), 逐次新値反映記事



(C)2005-2023 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS