2022/05/30
新型コロナウイルス流行で音楽視聴時間は増えたのか減ったのか(最新)

新型コロナウイルスの流行は音楽の世界にも大きな影響を与えている。ライフスタイルが変化したため、音楽に接する機会が様変わりした人は少なくあるまい。今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2021年版(公表版)」の結果を基に、新型コロナウイルスの流行で音楽視聴時間に変化が生じたか否かなどについて、その実情を確認する(
【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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2時41分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/05/29
「今所有している曲で満足」「懐がさみしい」「無料ので満足」…音楽購入が減った人の事情(最新)

音楽を楽しむスタイルは多様だが、大きな区分の一つに「金銭的な対価を支払うか否か」がある。CDや楽曲ファイルの購入は当然対価が不可欠だが、無料データのダウンロードや無料動画配信サイトの動画視聴ならば金銭的対価は(原則)発生しない。音楽業界としては対価が無ければビジネスとして継続することはかなうはずもなく、音楽聴取者の消費性向は非常に気になるもの。今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2021年版(公表版)」の結果を基に、音楽の対価を支払ったもののその購入度合が減った人に向けて行った質問「なぜ減ったのか」の結果を見ていくことにする。その動きから音楽業界の問題の一端を知ることができるかもしれない(
【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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2時56分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/05/28
主な音楽を聴く機会、YouTubeがトップでテレビが続く(最新)

さまざまな音が紡がれて完成する「音楽」を耳にする機会はどこででも、いつでも存在する。街中を歩いている際に商店街のテーマソングが聴こえてくることもあれば、自動車の運転中にカーラジオ経由で曲が耳に入ることもある。スマートフォンでゲームアプリを楽しんでいる場面で、戦闘シーンのBGMを心地よく覚える人もいる。それでは音楽を能動的に聴く手段はどのような認識をされているのだろうか。日本レコード協会が2022年4月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査」(2021年度版)を基に、その実状を確認していく(
【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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2時52分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/05/27
無関心層が増える…年齢階層別の「音楽との付き合い方」(最新)

昨今の音楽業界、特にCD市場の不調要因として、インターネットや携帯電話、とりわけスマートフォンの普及に代表されるメディア環境の変化・競合の登場以外に、視聴者の音楽離れが進んでいるのではないかとする意見がある。そこで今回は日本レコード協会が2022年4月に発表した「音楽メディアユーザー実態調査」の最新版となる2021年度版から、「
主に音楽と対価との関係から見た、年齢階層・経年における音楽に対する姿勢、考え方の相違」について見ていくことにする。音楽の入手ルートも多様化し、無料で楽しめる手段も増える中、年齢階層による考え方の違いにはどのような動きがあるのだろうか(
【発表リリース:2021年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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2時51分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/04/10
前年から新人がいくぶん減少…デビュー歌手動向(最新)

昨今では状況が一部変化を見せ始めているものの、音楽市場を支えるコンテンツである音楽には、歌手は欠かせない存在。その歌手が新たにデビューした数の推移は、音楽業界のすう勢を推し量る材料の一つになるはず。そこで日本レコード協会が2022年3月25日付で発表した白書「日本のレコード産業2022」をはじめとする経年の「日本のレコード産業」で確認可能な値を基に、デビュー歌手数の推移を確認していくことにする(
【発表リリース:「日本のレコード産業2022」を発行】)。
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2時55分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
CDやネット配信の「ミリオン認定」などの動向(最新)

コンテンツビジネスを営む者にとって、「ミリオン」(100万)は一つの大きな目標であり、ヒットの代名詞に他ならない。今回は日本レコード協会が2022年3月25日に発表した音楽業界に関する白書「日本のレコード産業2022」の公開値を基に、日本におけるミリオンセラーの概念に近い「ミリオン認定」などについて状況を把握するため、各種データの精査を行うことにした(
【発表リリース:「日本のレコード産業2022」を発行】)。
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2時54分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/04/09
メディア別の音楽配信売上の関係(最新)

日本における個人向け音楽配信は従来型携帯電話(フィーチャーフォン)への「着うた」「着メロ」の配信事業で一気に花開いた感がある。そしてそれは携帯電話の普及形態の変化、具体的には従来型携帯電話からスマートフォンへのシフトに伴い、さらにはスマートフォンにおける利用形態の変化に連れ、大きな変容を遂げている。今回は日本レコード協会が2022年3月25日に発表した音楽業界に関する白書「日本のレコード産業2022」を基に、「着うた」「着メロ」のような従来型携帯電話向けの音源による「モバイル部門」、そしてスマートフォン向けやパソコン向けなどが主になる「インターネット部門(パソコン・スマートフォン部門)」などから構成される、音楽配信の「売上」実績、そして両部門の関係の変化をグラフ化し、状況の精査を行う(
【発表リリース:「日本のレコード産業2022」を発行】)。
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2時54分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
ストリーミングがけん引…音楽配信販売数と売上動向(最新)

音楽を聴取するメディアとして伸長著しいデジタル媒体だが、それがビジネスとして売上に直接結びついているか否かとはまた別の話。以前の記事
【無料聴取層が増える…年齢階層別の「音楽との付き合い方」(最新)】でも解説の通り、日本レコード協会の調査でも、有料聴取層や無料聴取層が減っている状況の一因には、好みのデジタル音源を多数取得したことによる満腹感があるとしている。この状況を売上の面から確認する意味も合わせ、今回は日本レコード協会が2022年3月25日付で発表した白書「日本のレコード産業2022」を基に、従来型携帯電話向けの「着うた」「着メロ」、そして主にスマートフォン向けのダウンロード楽曲から構成される、有料音楽配信の売上件数と売上額を細密に区分した状態で、グラフ化と状況の精査を行うことにする(
【発表リリース:「日本のレコード産業2022」を発行】)。
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2時52分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2022/04/08
音楽配信は成長続くが音楽ソフトは縮小…音楽CD・有料音楽配信の売上動向(最新)

人々における音楽への関心の抱き具合に大きな変化は無いものの、周辺環境の移り変わりに伴い、音楽として定義づけられた娯楽に対価を支払う動きは次第に縮小する方向にある。例えば日本レコード協会が以前発表した調査結果(
【無料聴取層が増える…年齢階層別の「音楽との付き合い方」(最新)】)によれば、有料聴取層や無料聴取層が減り、無関心層が増えていることは一目瞭然。今回は日本レコード協会が2022年3月25日付で発表した白書「日本のレコード産業2022」を基に、いくつかのグラフを作成し、その「有料音楽離れ」の動きを再確認していく(
【発表リリース:「日本のレコード産業2022」を発行】)。
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2時57分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2021/05/12
若者とお年寄り、音楽の聴取方法の違い(最新)

音楽を聴く方法は多様にわたるが、どの方法を使うのかは人それぞれ。普段の生活に密着した手段を用いることが多いため、必然的に日常生活のスタイルが透けて見える傾向となる。今回は日本レコード協会が2021年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2020年版(公表版)」の結果を基に、音楽の聴取方法の傾向について、年齢階層別などで確認していくことにする(
【発表リリース:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時4分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
新型コロナウイルス流行により音楽に関する行動で減ったこと・増えたことの実情(最新)

新型コロナウイルスの流行は社会様式にも大きな変化をもたらすこととなった。流行が沈静化しても、この変化は一時的なものではなく継続し、恒久的なものとなる可能性も高い。この流行は人々の音楽に関する行動にも大きな変化を生じさせているが、その実情はいかなるものだろうか。日本レコード協会が2021年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査 2020年版(公表版)」の結果を基に、新型コロナウイルス流行で音楽に関連した行動について増えたこと・減ったことの実情を確認していくことにする(
【発表リリース:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時4分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2020/04/23
年齢で大きな違いを見せる「よく聴く音楽のジャンル」(最新)

音楽を聴くことは趣味の一つであり、当然自分が好きな曲、アーティストの作品に積極的に耳を傾けるようにするもの。相性的に合わないタイプの曲ならばスイッチを切り、その場を離れ、購入しない選択肢を選ぶ。それでは音楽の好き嫌いの傾向は、年齢によって違いがあるのだろうか。日本レコード協会が2020年4月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査 2019年版(公表版)」をもとに、その実状を確認していく(
【発表リリース:2019年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時18分
│日本レコード協会
2019/10/16
店舗数漸減継続中、CD総在庫数も大幅減少…CDレンタル店舗数(最新)

日本レコード協会は2019年10月10日、2019年度におけるCDレンタルショップの動向をまとめた報告書の概要
【CDレンタル店調査2019年度概要】を発表した。そこで今回はこのデータを基に、最新のCDレンタル店の動向を複数のグラフとして描き起こし、状況の精査を行うことにした。
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5時13分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2019/04/22
意外と長いスマートスピーカでの音楽聴取時間(最新)

昨今の生活デジタル機器で注目を集めているアイテムとして筆頭に挙げられるのがスマートスピーカー。対話型の音声入力式によるインターフェイスを持つスピーカーで、AIアシスタントのサーバーとのやり取りにより、自然な対話をしながらさまざまな情報を取得したり家電のコントロールを行うことができる。このスマートスピーカーと音楽聴取の関係について、日本レコード協会が2019年4月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査」(2018年度版)を基に、その実状を確認していく(
【発表リリース:2018年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時21分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2019/04/21
「新曲知ったけど買ってない」最大の理由は「無料の配信サイトやアプリで満足」(最新)

インターネットとそれを利用したサービスの拡充で、対価を支払わなくとも音楽を楽しめる場面は大いに拡大した。音楽に興味はあるが、新曲を見聞きしても購入までには至らず、無料の機会で満足する層の割合は、確実に増加している。今回は日本レコード協会が2019年4月に発表した最新の調査結果資料「音楽メディアユーザー実態調査」(2018年度版)から、音楽にお金を支払ってはいないが、無料の機会で新曲を聴いた経験がある人に、なぜ購入にまで至らなかったのかについて尋ねた結果を見ていく。対価支払いというハードルを超えなかった人たちの理由から、音楽業界の問題の一端を知ることができるかもしれない(
【発表リリース:2018年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時0分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2018/04/17
有料定額制音楽配信サービスの利用意向の実情(最新)

昨今の音楽市場を語る際に欠かせないのが、サブスクリプション方式による定額制のサービス。用意されている楽曲なら好きなだけ何度でも聴ける定額制の仕組みで、料理ならばバイキング方式のようなもの。急速にサービスは普及し利用者は増え、知名度も高まり、さらに多くの人の注目を集め、音楽市場そのものに大きな影響を与える存在となっている。今回は日本レコード協会が2018年4月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査」(2017年度版)を基に、その利用実状を確認していく(
【発表リリース:2017年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時13分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2016/04/09
コンサートやライブなどへの参加状況(2016年)(最新)

物理媒体のCDだけでなくデジタルによる音源データで音楽を取得・聴取する環境が整い、言葉通り「音を楽しむ」様式が大きく変化したことを受け、音楽に対する人々の機運にも大きな変化が表れている。音楽を聴取することそのもののハードルが下がり、満足感が容易に得られなくなった、他人との差別化が難しくなったため、より刺激を受けることができる、五感をふるわせる、他人との時間共有を肌身で感じ取れる、そして非日常的な時間を過ごせる「音楽」が楽しめる、ライブやコンサートに注目が集まっている。またソーシャルメディアの普及に伴い、実体験を容易に公知し、特別感を他人にシェアできるようになったのも、リアル体験が可能なライブなどへの需要を底上げしている。今回は日本レコード協会が2016年3月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査 2015年版(公表版)」をもとに、その実状を確認していく(
【発表リリース:2015年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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5時37分
│日本レコード協会
2016/03/29
テレビかネットかそれとも実店舗か…音楽を購入するきっかけのルートを探る(2016年)(最新)

世の中には意識して、あるいは無意識のうちに音楽に触れる場面と多数遭遇する。テレビを観れば番組内はもちろん、テレビCMでも音楽が流れるのは当たり前、街中を歩いていても店から流れるBGMや、路上を走行する宣伝車両の曲、さらにはカーステレオから漏れる音楽。ゲームのプレイ中や動画視聴、そしてウェブの閲覧の際にですら、音楽は耳に飛び込んでくる。それら日常生活における音楽との接点の中で、どのような機会が曲の購入のきっかけとなるのだろうか。日本レコード協会が2016年3月に発表した最新調査の結果「音楽メディアユーザー実態調査 2015年版(公表版)」をもとに、その実状を確認していくことにする(
【発表リリース:2015年度「音楽メディアユーザー実態調査」報告書公表】)。
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13時8分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
2015/04/30
主要国別の音楽売り上げ動向(2015年)(最新)

日本の音楽業界の動向を記した白書的な報告書「日本のレコード産業2015」が先日、日本レコード協会から公開された。その報告書には日本の音楽市場だけでなく、海外の音楽市場に関する資料もいくつか見受けることができる。そこで今回は主要国の音楽売上に関する動きを、今報告書を基に確認していくことにする(
【発表リリース:「日本のレコード産業2015」を発行】)。
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11時20分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事
世界規模でもパッケージからデジタルへの流れ…世界の音楽売り上げ動向(2015年)(最新)

先日まで複数の切り口から日本の音楽市場に関する動向を確認した資料となった「日本のレコード産業2015」だが、昨年同様今年分においても、日本を含めた世界全体の音楽市場に関する各種データが盛り込まれている。そこで今回はそのデータを基に、世界の音楽に関する売上動向を確認していくことにする(
【発表リリース:「日本のレコード産業2015」を発行】)。
続きを読む "世界規模でもパッケージからデジタルへの流れ…世界の音楽売り上げ動向(2015年)(最新)"
8時25分
│日本レコード協会, 逐次新値反映記事