2023/09/12
電子書籍の市場規模6026億円、前年から516億円もの増加…「電子書籍ビジネス調査報告書2023」発売

株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は2023年8月8日、電子書籍の動向、電子書籍に関する市場規模の推計結果を発表するとともに、その内容を詳細にまとめた出版物
【「電子書籍ビジネス調査報告書2023」】を同年8月10日に発行すると発表した。今回はそのリリースで公開された、同調査における一部要項を基に、日本の電子書籍市場動向を確認していくことにする(
【発表リリース:2022年度の市場規模は6026億円、2027年度には8000億円市場に成長 Webtoonが電子コミック市場の1割の規模に 『電子書籍ビジネス調査報告書2023』8月10日発売】)。
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11時11分
│本・文具, 逐次新値反映記事
2022/12/16
70年近くにわたる雑誌の販売間隔別出版点数動向(最新)

総務省統計局が独自調査や他省庁、民間などによる調査結果をもとに収集した数々の統計データのうち、年単位で更新される
【日本統計年鑑】内で提供されている出版関連データ(「出版・マスコミュニケーション」の項目)を基に、出版業界などの中期的な動向を推し量り、今後の状況推測を行っている。今回は戦後における雑誌の販売間隔(月刊、週刊、季刊など)別出版点数の、中期的な動向を見ていくことにする。
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2時55分
│本・文具, 逐次新値反映記事
2022/12/15
70年近くにわたる書籍のジャンル別出版点数動向(最新)

総務省統計局に収録されている数々の時系列データのうち、年単位で更新される
【日本統計年鑑】にある出版関連データ(「出版・マスコミュニケーション」の項目)を基に、出版業界などの中期的な動向を推し量るとともに、今後の状況推測を行っている。今回は戦後における書籍のジャンル別出版点数の、中期的な動向を見ていくことにする。
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3時2分
│本・文具, 逐次新値反映記事
雑誌2536点・書籍6万9052点、いずれも漸減中…戦後の雑誌と書籍の発行点数(「出版年鑑」など編)(最新)

当サイトでは出版業界の動向に関して、毎年日本出版販売が発行している「出版物販売額の実態」をベースに継続分析を行っている。それとは別に総務省統計局の「日本の長期統計系列」「日本統計年鑑」でも、日本の出版事情を推し量れる公開値を得ることができた。そこで何回かに分け、その値を基に日本の出版業界動向を見ていくことにする。今回は「戦後における雑誌と書籍の発行点数の推移」の確認を行う。
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3時0分
│本・文具, 逐次新値反映記事
2022/08/07
電子書籍の市場規模5510億円、前年から689億円もの増加…「電子書籍ビジネス調査報告書2022」発売
株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は2022年8月4日、電子書籍の動向、電子書籍に関する市場規模の推計結果を発表するとともに、その内容を詳細にまとめた出版物
【「電子書籍ビジネス調査報告書2022」】を同年8月10日に発行すると発表した。今回はそのリリースで公開された、同調査における一部要項を基に、日本の電子書籍市場動向を確認していくことにする(
【発表リリース:2021年度の市場規模は5510億円、2026年には8000億円市場に 『電子書籍ビジネス調査報告書2022』8月10日発売】)。
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2時0分
│本・文具, noindex
2017/02/02
年間平均12冊、中央値では4冊…米国の書籍読書実情

文章を読む行為の対象には書籍以外に雑誌、新聞、さらにはコミックなども該当する。媒体を問わなければデジタルでも各媒体は展開され、その上ウェブ上の記事なども「読む」対象となる。人の「読む行為」はインターネットの普及浸透で新たな時代の幕を開けた感はある。それでは紙・デジタルは問わないが、書籍に限定した場合、人はどれほどの冊数を読んでいるのだろうか。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月1日に発表した読書に関する報告書
【Book Reading 2016】を元に、同国の書籍閲読実績を確認していく。
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5時15分
│海外, 本・文具
2017/02/01
文章離れは進んでいるのか、少なくとも米国では逆に多目的な理由で読む人が増えている

インターネットの普及浸透で読書などの文章を読む行為から人が遠ざかっているとの指摘がある。多分に「紙媒体の書籍や雑誌、新聞で無いと、読書などの『文章を読む』とは認識しない」との考えから連なる発想ではあり、むしろ電子書籍をはじめとしたインターネットで提供されるさまざまな文章を合わせると、人は以前よりもいっそう文章に目を通しているとの見方もできる。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月1日に発表した読書に関する報告書
【Book Reading 2016】を元に、同国の「文章を読む行為」の実情について、その目的の切り口から確認していくことにする。
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13時59分
│海外, 本・文具
米国では電子書籍は専用リーダーよりもタブレット型端末でよく読まれている

「読書」のスタイルを大きく変化させたのが、インターネットでデータを配信する形で読書環境を提供する電子書籍。提供形式にはデータそのものを読み手に受け渡す方式や、必要な時に随時データがある場所にアクセスしていく閲覧権限提供方式などがあり、微妙に様式は異なるものの、手元の端末に映し出された電子の文字を読み通していくことに変わりは無い。それでは電子書籍を読む人は、いかなる端末を用いているのだろうか。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月1日に発表した読書に関する報告書
【Book Reading 2016】を元に、同国の電子書籍閲読実情を、利用端末の視点から確認していく。
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5時21分
│海外, 本・文具
2017/01/30
過去1年間に読書した? それでは何の媒体で!? 米国の人に聞いてみました

日本ではまだ「読書」との言葉を電子媒体に対し用いることへの抵抗が大きいが、欧米ではすでに紙であろうと電子媒体であろうと音声であろうと、文章の集約体を対象として読み進める行為はすべて読書と呼んでいる。そこまで電子媒体が一般的に認識された証でもあるのだが、それではどれほどの人が紙媒体や電子媒体の書籍を閲読しているのだろうか。今回はアメリカ合衆国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月1日に発表した読書に関する報告書
【Book Reading 2016】を元に、同国の媒体別の書籍閲読状況を確認していくことにする。
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11時49分
│海外, 本・文具
米成人で過去1年間に電子媒体の書籍のみ読んだ人は6%

電子書籍をはじめとしたデジタル媒体で提供される本の浸透はここ数年で加速度的なものとなり、欧米ではすでに「読書」の概念が紙媒体のみから電子媒体も合わせたものへとの認識が一般的となっている。そのような状況でアメリカ合衆国ではいかなる様式の媒体で、書籍が読まれているのだろうか。同国の民間調査会社PewResearchCenterが2016年9月1日に発表した読書に関する報告書
【Book Reading 2016】を元に、その実情を確認していく。
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5時15分
│海外, 本・文具
2014/11/07
過去一年間の電子書籍利用率約2割、利用端末はスマホが一番

印刷物の利用減退やスマートフォン・タブレット型端末の浸透と共に、少しずつではあるが確実に普及への歩みを進めている電子書籍。現状ではどの程度の利用率を示しているのか。今回は雑誌やコミックを除いた純粋な電子書籍に限定した上で、ライフメディアのリサーチバンクが2014年10月29日に発表した読書に関する調査結果から、その実態などを確認していくことにする(
【発表リリース:読書に関する調査】)。
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15時5分
│本・文具, ハード
紙媒体の本離れは進んでいるのか否か

先行記事
【本を選ぶポイントは「好きなジャンル」と「好きな作家」】などにもある通り、ライフメディアのリサーチバンクが2014年10月29日に発表した読書に関する調査結果を元に、読書の現状と過去5年間の推移に関していくつかの面から実情を確認している。今回は電子書籍の浸透や趣味趣向の多様化など共に語られるようになった、「紙媒体による本離れ」が本当なのか否かを、公開データを元に検証していくことにする(
【発表リリース:読書に関する調査】)。
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11時24分
│本・文具
2014/11/06
大型書店の権威健在・本の調達場所の実情を探る

紙を用いた印刷物の販売動向は大きな時代の流れにもまれつつある。全体的な販売額は漸減を続ける一方で、販売ルートのシェアも少しずつ、そして確実に変化を遂げている。そのような状況下において、本(今件では雑誌、コミック、電子書籍などは除く)を読む人達はどこで調達しているのだろうか。ライフメディアのリサーチバンクが2014年10月29日に発表した読書に関する調査結果から、確認していくことにする(
【発表リリース:読書に関する調査】)。
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15時9分
│本・文具, 経済・金融・市場・家計
2014/11/04
本を選ぶポイントは「好きなジャンル」と「好きな作家」

ライフメディアのリサーチバンクは2014年10月29日、読書に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち年1冊以上本(雑誌、コミック、電子書籍などは除く)を読む人においては、購読書を選ぶポイントとしてもっとも多くの人が同意したのは「好きなジャンル」だった。7割の人が本選択の基準として挙げている。次いで「好きなジャンル」「自分の仕事や趣味に関連すること」が続いている(
【発表リリース:読書に関する調査】)。
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15時1分
│本・文具
2014/03/18
今世紀の雑誌販売動向(「出版月報」編)(2014年)(最新)

総務省統計局が収録、公開している各種データのうち、
【総合統計データ月報】を基に出版業界の動向を推し量ることが出来る値についてグラフ化を行い、状況判断を試みる記事として、先に
【今世紀の書籍販売動向】で書籍版を展開した。今回はそれに続く形で、雑誌について状況の確認をしていくことにする。
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11時30分
│本・文具, 逐次新値反映記事
今世紀の書籍販売動向(「出版月報」編)(2014年)(最新)

総務省統計局では独自調査の結果だけでなく、国内外の各種統計データを集積した上でそのまま、あるいは精製した上で収録し、事象分析のために各種データの門戸を広く開放している。今回はその中の
【総合統計データ月報】を用い、出版関連のうち書籍と雑誌の動向を示す値を抽出した上でグラフを生成、状況を確認していくことにする。まず今回は書籍にスポットライトを当てることにしよう。
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8時30分
│本・文具, 逐次新値反映記事
2014/01/22
パソコンからタブレットや電子書籍リーダーへ…米電子書籍の購読端末の変化

米大手民間調査機関
【Pew Research Center】は2014年1月16日付で同公式サイトにおいて、同国内での電子書籍とそれを読む端末の普及状況の調査レポート
【E-Reading Rises as Device Ownership Jumps】を公開した。それによると電子書籍で読書をした人のうち、半数は電子書籍リーダーやタブレット機などを用いて読んでいることが分かった。3年前はパソコンが4割強で最多利用媒体だったが、直近では3割を切り、電子書籍リーダーやタブレット機よりも少ない回答率に留まっている。
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15時30分
│海外, 本・文具
米で進む電子書籍の「読書」、中堅層から若年層などへ

米大手民間調査機関
【Pew Research Center】は2014年1月16日に、同国内での電子書籍とそれを読む端末の浸透普及状況を調査したレポート
【E-Reading Rises as Device Ownership Jumps】を公開した。それによれば同国内の成人で媒体を問わずに読書をした人のうち、電子書籍で読書をした人の割合はこの数年の間に増加する傾向を示していることが分かった。まず中堅層が伸び、次いで若年層と熟年層の電子書籍購読者が伸びている。
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11時30分
│海外, 本・文具
2014/01/21
「読書」は電子書籍の浸透進むが紙がまだ優勢…アメリカ読書事情

アメリカの大手民間調査機関
【Pew Research Center】は2014年1月16日付で、同国内における電子書籍、そしてそれを読む端末の浸透状況を調査したレポート
【E-Reading Rises as Device Ownership Jumps】を公開した。それによれば同国の成人の3/4が過去1年間に読書(文庫本など。雑誌は含まず)をしていることが分かった。紙媒体で読書をした人は69%、電子書籍では28%に及ぶ。属性別ではタブレット機や電子書籍リーダーの所有率が高い高年収や高学歴ほど、電子書籍による読書経験率が高いことが確認されている。
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8時30分
│海外, 本・文具
2013/11/02
やっぱりね・じわじわ増える「今後も電子書籍をメインに使いたい」

ライフメディアのリサーチバンクは2013年10月30日、読書に関する調査結果を同公式サイト上で公開した。今調査は2013年だけでなく、2010年以降毎年ほぼ同じ時期・条件下で同様のものが行われており、複数項目で経年変化を確認することができる。そこで今回は電子書籍(今件では書籍を電子化したものだけでなく、雑誌や漫画の電子化したものも含む)の利用者における、今後の読書におけるメインとなる媒体の選択、要は「紙か電子か」の傾向変化について見ていくことにする(
【直近分の発表リリース:読書に関する調査】)。
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10時0分
│本・文具