2023/11/22

2022年平均給与は457万6000円・給与や賞与の最新情報(最新)

2023-1122国税庁は2023年9月28日に【令和4年分民間給与実態統計調査結果について】を発表した。それによると2022年12月末日時点の給与所得(給料+手当+賞与)者は5966.7万人となった。また同年の平均給与は457万6000円となり、前年比でプラス2.7%・金額で11万9000円の増加を示すことになった。今回は過去の取得可能なデータ分も含め、いくつかのグラフを作成し、状況の確認を行う。

続きを読む "2022年平均給与は457万6000円・給与や賞与の最新情報(最新)"

5時45分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/10/25

23.4兆円、消費税率1%につき2兆円超の安定税収…消費税と税収の関係(最新)

2023-1024日本でも消費税が1989年に導入されてから30年以上の月日が経つが、事ある度に消費税関連の話がやりとりされる。2014年4月1日からそれまでの消費税率5%が8%に引き上げられたのは記憶に新しいが、一方で2016年11月18日に参議院本会議で可決成立した税制改正関連法によって、2017年4月に予定されていた8%から10%への引き上げが2019年10月に再延期され、そして実施された。度重なる消費税の税率アップが実施・模索される理由に「財政再建」「安定税収の確保」「不公平税制の是正」「不景気下で落ち込み気味な税収のアップ」などが挙げられている。ところが各種シミュレーションでも「消費税を上げても総合的な税収増、さらには経済の活性化にはつながらない」との話もある。特に2014年4月と2019年10月の消費税率引き上げ後の消費マインドの低迷は、それを裏付けるものとして、論議の際に大きく取り上げられるようになった。また「安定的な税収の確保拡大」は、経済の発展に伴う税収維持確保の政治努力を損なわせるとの意見もある。さらに消費税はその構造上「逆累進性」の性質を持つためにむしろ不公平税制を拡大するとの指摘も見受けられる。そこで今回は過去の税収関連のデータを基に、日本における消費税と税収の関係をグラフ化し、状況の確認を行うことにした。

続きを読む "23.4兆円、消費税率1%につき2兆円超の安定税収…消費税と税収の関係(最新)"

2時38分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/10/24

日本の経済成長率…(下)グラフ化とオマケ(最新)

2023-1023国家単位における経済上の成長推移を推し量る上でよく用いられる指標、GDP(国内総生産)と、その成長率を意味する経済成長率。「日本の経済成長率をグラフ化してみる……(上)用語解説」では各種用語や概念について説明したが、今記事(下編)では、実際に日本の経済成長率を抽出・計算し、各種グラフを作成して状況の精査を行うことにする。

続きを読む "日本の経済成長率…(下)グラフ化とオマケ(最新)"

2時40分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

日本の経済成長率…(上)用語解説(最新)

2023-1023日本自身の経年的、そして世界との経済上の比較を行う上で欠かせない指標の一つがGDP(国内総生産)と、その成長率を意味する経済成長率。各種考察の上でもよく引用される、非常に重要な数値のため、今回はこの値関連の記事を精査し直し、改めてその内容を確認することにした。

続きを読む "日本の経済成長率…(上)用語解説(最新)"

2時38分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/08/25

販売店は22.9万件・自販機数は9.2万台…たばこ販売店と自動販売機の推移(最新)

2023-08212010年10月のたばこ税大幅引き上げに伴うたばこ価格の大規模な値上げに始まり、2011年3月の東日本大地震・震災による生産ラインや流通網の停止などによる需給バランスの大幅な乱れと、それをきっかけとする銘柄の整理統合、2014年4月・2019年10月の消費税率引き上げに対応した販売価格の値上げ、2016年4月のJT内財政体質強化のための値上げ、2017年4月以降におけるたばこ税の軽減措置の段階的縮小・廃止やたばこ税の引き上げに伴う値上げ、そして中長期的に進んでいる健康志向によるたばこ離れの加速化。ここ数年に限っても、たばこを取り巻く環境はより一層厳しくなっている。そこでたばこの発売元である【JTの統合報告書】などを基に、たばこの販売許可店と自動販売機の推移をグラフ化した上で精査し、現状を把握しておくことにした。

続きを読む "販売店は22.9万件・自販機数は9.2万台…たばこ販売店と自動販売機の推移(最新)"

2時30分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/08/23

直近では国税0.96兆円・特別税0.12兆円・地方税1.03兆円で合せて2.10兆円…たばこの税収推移(最新)

2023-0821先に【国税・特別税・地方税あわせて1本あたり15.244円…たばこ税の推移(最新)】などでたばこの税金に関する解説記事を執筆した後に、「たばこ販売による税収全体の動向はどのような状態なのだろうか」との疑問が頭に浮かんだ。1本あたりの税率・税額が増えれば、全体としての税収は増加するが、値上げに伴い販売本数が減れば、逆に税収は減る。そのバランスはいかなる状況なのだろうか。そこで今回はたばこ税など、たばこの販売による税収の推移を確認する。たばこ税は逐次引き上げられ、たばこの販売金額も上昇しているのだから、たばこによる税収も漸増しているとのイメージは、おぼろげながらあるのだが。

続きを読む "直近では国税0.96兆円・特別税0.12兆円・地方税1.03兆円で合せて2.10兆円…たばこの税収推移(最新)"

2時33分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/08/22

国税・特別税・地方税あわせて1本あたり15.244円…たばこ税の推移(最新)

2023-0821たばこにはたばこ税(国税)、たばこ税(地方税)、たばこ特別税(国税)からなる複数の税、さらに消費税が課せられているが、たばこ税の一部銘柄への軽減措置は段階的に縮小・廃止され、それに伴う形で値上げが漸次行われている。またたばこ税の引き上げや消費税率の引き上げに伴う値上げ、さらにはJTの収益基盤の強化との名目による値上げも実施されている。常に値上げにさらされる感のあるたばこだが、実際にはどの程度のたばこ税が課せられているのだろうか。【JTの統合報告書】を基に、過去から現在におけるたばこ税の推移を確認し現状を整理しておくことにした。

続きを読む "国税・特別税・地方税あわせて1本あたり15.244円…たばこ税の推移(最新)"

2時37分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/08/20

直近では1ドル142.18円、最円高時は76.30円…円ドル為替相場の移り変わり(最新)

2023-0819当サイトで平日の東京市場開催日の夜半に掲載している「株式市場雑感」でも繰り返し触れているように、世界情勢(特に経済方面)に連動する形で為替市場は大きく変動し、それによって東京株式市場も小さからぬ影響を受けている。今回は一日単位の短期間の視点でも、数週間、数か月といった中期間、さらには年ベースでの長期間の視点でも、日本の経済に影響を与える為替相場の動向について、経済的には日本と一番関係が深く、またその相場変動が多様な方面で関連性のある米ドル(アメリカ合衆国の基軸通貨)との絡みを中心に、状況の確認をしていくことにする。

続きを読む "直近では1ドル142.18円、最円高時は76.30円…円ドル為替相場の移り変わり(最新)"

2時35分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/07/13

現在0.001%、かつては4.800%の時代も…郵便貯金の金利推移(最新)

2023-0712金融機関にお金を預け入れることで金利に基づいた利子(利息)が発生し、口座から下す時には元本以上のお金を手に入れることができる。通帳記入をすれば時々利子などの名目で口座に振り込まれているのが分かるはず。昨今では金利はごくわずかで「金融機関に預けたお金には利子がつく」ことを知らない人もいるほど。今回はゆうちょ銀行(郵便局)における金利の推移から、昔と今における金利(年利回り、税引き前)の違いの実情を確認する。

続きを読む "現在0.001%、かつては4.800%の時代も…郵便貯金の金利推移(最新)"

2時32分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/07/10

かつてデパートの売れ筋商品、今は…スーパー・デパートの衣料品の移り変わり(最新)

2023-0701先行展開の記事【スーパーやデパートの主要商品構成比の移り変わり】において、経済産業省が定期的に発表している統括データを基に、スーパーやデパートにおける主要項目毎の商品の売れ行き具合の変遷を確認した。今回はその主要項目のうち、かつてはデパートの商品の中でも主役の座にあったものの、今では食料品にその座を奪われている「衣料品」にスポットライトを当てて、詳しい区分別動向を確認していくことにする。

続きを読む "かつてデパートの売れ筋商品、今は…スーパー・デパートの衣料品の移り変わり(最新)"

2時29分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/07/09

衣料品は15.1%、住関品18.1%、食料品は66.2%…スーパーやデパートの主要商品構成比の移り変わり(最新)

2023-0701先行記事の【百貨店やスーパーの分野別売上高推移】で百貨店やスーパーの商品分野別売上高の推移を、前年比・前年同月比推移の視点から精査し、これまでの動向と現状の把握を行った。今回は主要項目別に区分した商品分野別の、売上全体に占める売上シェアの推移、そして額面そのものの動きを算出し、スーパーなどにおける商品の取り扱い・売れ筋の、時代による変化を、経済産業省が逐次公開している統括データを基に見ていくことにする。

続きを読む "衣料品は15.1%、住関品18.1%、食料品は66.2%…スーパーやデパートの主要商品構成比の移り変わり(最新)"

2時42分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/07/08

1990年代以降売上低迷は生じていた、新型コロナで歴史的減少と反動…百貨店やスーパーの分野別売上高推移(最新)

2023-0701かつては憧れの場所、特に子供にとっては一日中いても飽きない場所でもあった百貨店やデパートだが、今やその勢い、商品やサービスに対するきらびやかさは見られない。需要の多様化、小売業態の細分化、流通の変化などさまざまな時代の流れに追いつけない感が強い。屋上の売店や子供向けの遊び場の縮小、撤廃が、その流れのきっかけだったとする話もある。しかしそれでも多彩な商品が一堂に会する、言葉通り「百貨」が集まる店には、今でも不思議な魅力を覚えずにはいられない。今回は普段業界団体側発表による業界全体のセールス(【定期更新記事:チェーンストア】)とは別の視点、経済産業省が逐次公開している統括値を確認し、商品分野別の売上動向の把握を行うことにした。

続きを読む "1990年代以降売上低迷は生じていた、新型コロナで歴史的減少と反動…百貨店やスーパーの分野別売上高推移(最新)"

2時30分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

前世紀末にはすでに生じていた低迷感、新型コロナで急落…小売業の売上推移(最新)

2023-0701当サイトでは【定期更新記事:まとめ】で記載している通り、スーパーやデパート、コンビニエンスストアなど、複数の小売業者の販売動向を定期的に追いかけ、その動向の精査を行っている。今回はそれら小売業者の売上動向について、業界団体それぞれの個別公示値ではなく、経済産業省が逐次公開している統括データを確認し、状況の把握を行うことにした。

続きを読む "前世紀末にはすでに生じていた低迷感、新型コロナで急落…小売業の売上推移(最新)"

2時27分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/05/12

たばこ自販機の台数と売上の推移(最新)

2023-0503先行記事【自動販売機の現状】において自動販売機の業界団体である日本自動販売機工業会が毎年発表している、業界動向の報告書「自販機データ」を基に、各種自販機の台数動向を確認した。中でもたばこ自販機は目まぐるしく変化する周辺環境の影響を受け、劇的なまでの動きを示している。そこで今回は状況の確認も併せ、その実情の精査を行うことにする(【日本自動販売機工業会:自販機データ】)。

続きを読む "たばこ自販機の台数と売上の推移(最新)"

2時49分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

たばこ自販機は前年比台数20.4%減…自動販売機の現状(最新)

2023-0503ジュースなどの飲料水やたばこに始まり、新聞・書籍やお菓子類などの実商品の販売、食堂やファミレスや牛丼チェーン店での食券、さらには両替機やコインロッカーのようなサービスの提供にいたるまで、世の中には多様な自動販売機が展開され、機能を発揮している。そして先の震災に伴う電力需給問題に絡んでバッシングを受け、省エネ化の動きが加速されたり、タスポの導入やたばこ需要の減退でたばこ自動販売機の数が激減するなど、社会情勢の変化を受けながらも、自動販売機は毎日活動を続け、人々の生活を支え続けている。今回はその自動販売機の動向を、業界団体の日本自動販売機工業会が毎年公開している報告書を基に、確認していくことにする(【日本自動販売機工業会:自販機データ】)。

続きを読む "たばこ自販機は前年比台数20.4%減…自動販売機の現状(最新)"

2時47分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/05/09

貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(二人以上勤労者世帯版)(最新)

2023-0427先行記事【貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(単身勤労者世帯版)】で単身勤労者世帯における貯蓄率≒黒字率の動向を確認したところ、二人以上勤労者世帯に関しても「同じような精査を」との意見がいくつか寄せられた。大まかな話に関してはすでに【貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率】で行っているのだが、よい機会でもあるので単身世帯の際の精査手法を取り入れつつ、いくつか切り口を変える形で、動向の確認を行うことにした。

続きを読む "貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(二人以上勤労者世帯版)(最新)"

2時46分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/05/08

貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(単身勤労者世帯版)(最新)

2023-0427先に【貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率】において、複数の情報源をベースに、貯蓄率(収入のうちどれだけの割合を蓄財に回せるか。要は家計の余裕を示す指針)の動向を確認し、昨今話題に上っている「貯蓄率が減少している」傾向は、主に「貯蓄率が低い、あるいはマイナスの高齢者の絶対数、人口そのものに占める割合が増え、結果として全体の貯蓄率を減退させている」ことが原因であること、ここ数年では再び上昇傾向に転じていること、さらに指標の計算方法はともかく「貯蓄」の概念そのものが時代とともに変化を遂げていることを解説した。今回はそれをさらに裏付けするため、単身世帯、特に貯蓄率に係わる対象となる勤労者世帯における動向を確認していくことにする。

続きを読む "貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(単身勤労者世帯版)(最新)"

2時49分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/05/07

貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(最新)

2023-0427日銀の公式値を基に四半期ペース(ただし2017年からは年ベース)で更新している【日米家計資産推移】などいくつかの家計データを精査する記事の中で登場する「貯蓄率」。元々貯蓄が好きであると語られている日本人にとっては気になるテーマだが、他人の貯金の中身を知る機会など滅多になく、ぼんやりとしたイメージしか思い浮かベられない人がほとんどのはず。一方でやや古い話となるが、【なんだか気になる他人の貯金額・「20代のうちにとりあえず貯めたい貯金額ランキング」】【この先でお金や時間をかけるもの、若者「貯蓄」団塊は「レジャー」】などのように、若年層の間では高まる将来への不安を少しでも和らげるべく、貯蓄をしようとの気概が増加している調査結果が出ている。「本当に貯蓄率は減少しているのだろうか」との疑問を解消すべく、今回は複数の調査結果を探し出して検証を行うことにした。

続きを読む "貯蓄率減少は本当なの? 家計の貯蓄率(最新)"

2時47分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/01/23

1円玉と5円玉は流通枚数も発行枚数も減少中…日本の通貨の流通・発行動向(最新)

2023-0122社会のキャッシュレス化が進むに連れて、通貨の利用機会が減り、結果として通貨の必要性は減少していく。今や通貨取引は費用対効果の観点で非合理的だとする状況もあるだろう。現実的に日本の通貨の流通枚数や発行枚数は、どのような動きを示しているのだろうか。社会のキャッシュレス化に連れて、減少しているのだろうか。その実情を確認する。

続きを読む "1円玉と5円玉は流通枚数も発行枚数も減少中…日本の通貨の流通・発行動向(最新)"

3時1分経済・金融・市場・家計, 逐次新値反映記事

2023/01/11

現在0.001%、かつては4.800%の時代も…郵便貯金の金利推移

金融機関にお金を預け入れることで金利に基づいた利子(利息)が発生し、口座から下す時には元本以上のお金を手に入れることができる。通帳記入をすれば時々利子などの名目で口座に振り込まれているのが分かるはず。昨今では金利はごくわずかで「金融機関に預けたお金には利子がつく」ことを知らない人もいるほど。今回はゆうちょ銀行(郵便局)における金利の推移から、昔と今における金利(年利回り、税引き前)の違いの実情を確認する。

続きを読む "現在0.001%、かつては4.800%の時代も…郵便貯金の金利推移"

3時0分経済・金融・市場・家計, noindex



(C)2005-2023 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS