世にも奇妙なエレベーターたち

2009/09/09 07:57

世にも奇妙なエレベーターイメージ高層ビルやマンションを登る方法としては、階段以外にエレベーター・エスカレーターという手段がある。それらを広告代わりとして使った面白ユカイな実例としては先に【エスカレーターを利用した素敵な広告……手すり編】【高所恐怖症の人には絶対降りられない階段】などを紹介している。今回は残り一つの「エレベーター」について、その特性を活かしたものをいくつか見てみることにしよう。

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エレベーターの扉が開くと……
エレベーターの扉が開くと……

Follidermという育毛シャンプーの宣伝。扉が閉まっている状態では、普通の男性(ただし髪の毛に注意を払っている)が写し出されている。ところがエレベーターが到着して扉が開くと、エレベーター内部にはまったく同じポーズで坊主が表れるという仕組み。扉が開く瞬間(真ん中の写真)が、次第に髪の毛が薄くなるような情景を示唆しているようだ。エレベーター待ちをしていた人は、「ああ、なんだこれは」と驚き、手を頭に当てるに違いない。

「♪チャッチャラー、チャララララー」というあのBGMが聴こえてきそうな……
「♪チャッチャラー、チャララララー」というあのBGMが聴こえてきそうな……

余計な説明は要らないだろう。ワーナーブラザーズの「スーパーマン」の宣伝。主人公のスーパーマンが上着を脱ぎ捨て、Sマークのついたスーパーマンスーツに着替える時のシーンをそのまま再現している。扉が閉まっている時は「何この手は?」と思わせるくらいだが、エレベーターが到着して中から「S」の文字とブルーのスーツ(を模したポスター)が出てくると、「なるほど」と理解することになる。

快適に走る自動車……あれ!?
快適に走る自動車……あれ!?

台湾のビルで行われた、フォードの「ESCAPE 4X4」という車種に対するプロモーション。エレベーターの側面に「ESCAPE 4X4」を上から見た図を貼りつけ、ビル周辺からでも高速で走っているように見せる。もっとも、エレベーターが下りてくる時にはバックしているように見えてしまうのが難点か(笑)。感覚的には【思わずじっと見続けてしまうエレベーターたち】で紹介したオレオのエレベーター広告に似ている。

バトンタッチ!
バトンタッチ!

オーストラリアのシドニーにあるAccorホテルのエレベーター。2000年に開催されたシドニーオリンピックのスポンサーでもあるAccorホテル内で、オリンピックを盛り上げるために行われた演出。扉の両脇にバトンランナーを描き、扉が開閉するとバトンを渡しているシーンが目の前で展開されるという仕組み。



体重がありすぎてエレベーターが定位置で止まらなかったよ、なイメージ今回はエレベーターの「動き」をうまく利用した広告を紹介したが、元記事では他にも「エレベーター」ならではの演出が紹介されている。例えば右の写真は、世界各国に拠点を持つフィットネスクラブ「Gold Gym」の宣伝。

扉は半ば沈んだエレベーターと、そこから這い出てくる太めの男性が描かれている。ボタンの横には「太りすぎるとエラいことになりますよ。やせましょう」のメッセージと共に「Gold Gym」のマークが。実際のエレベーターではこんな風に体重のある人が乗っても降り過ぎることは無いのだが、いわゆる「誇張的表現」で重さ(「体重がありすぎてエレベーターが定位置で止まらなかったよ」)を表しているわけだ。これはエレベーターの「動き」を使ったものでは無かったので、今回は取り上げなかった(とはいうものの面白いのでここで紹介した)。

日常生活に埋もれている、何気ない動きの中に何かを見い出し、ちょっとした演出でちょっとした驚きと「気づき」を与えてくれる。日本にもこんなエレベーターがあってもいいじゃないか、と思うのは当方だけだろうか。

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