進む本離れ!? この一か月に本を読まなかった人は4割近く

2009/09/10 04:30

人間失格イメージネットマイルは2009年9月8日、読者に関する調査結果を発表した。それによると、最近一か月においてコミック・週刊誌・雑誌以外の書籍を1冊も読んでいない人は調査母体においては4割近くに達していることが分かった。男性は特にその割合が大きく、5割近くにも及んでいる([発表リリース、PDF])。

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今調査は2009年8月27日から28日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は600。男女比は1対1で年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50代・60歳以上で均等割り当て。

若年層向けのライトノベル、いわゆる「ラノベ」や、表紙を人気の漫画家に描いてもらった昔の名作は別として、昨今では「本離れ」、特に文庫本などの雑誌以外の書籍離れが進んでいる。趣味趣向の多様化やインターネット・携帯電話が広く・多くの人にいきわたるなど、普及メディアの変化がそれを後押ししているともいわれるが、要素は多種多様に及んでいるのが実情。

それでは「コミック・週刊誌・雑誌以外」の書籍について、調査母体では最近1か月で何冊くらい読まれているだろうか。読みかけの本も合わせて答えてもらったが、それでも「読んでいない」とする回答がもっとも多く、全体では38.7%を占める結果となった。

最近1か月に読んだ本は何冊ですか?(読みかけの本も含む)※コミック・週刊誌・雑誌以外の書籍に限る 最近1か月に読んだ本は何冊ですか?(読みかけの本も含む)※コミック・週刊誌・雑誌以外の書籍に限る

性別では男性よりも女性の方がまだ本を読んでいるようで、4冊以上の層も男性と比べて6割強ほど多い。しかしそれでも、「読んでいない」「1冊」「2-3冊」とする人が圧倒的に多いことには違いが無い。今調査はインターネット経由なので、世間全体の意見としてはもう少し底上げされるかもしれないが、そして「コミック・週刊誌・雑誌以外」が含まれていないとはいえ、少ない気がしてならない。

上記でも触れたが、中身はまったく同じにも関わらず表紙に『DEATH NOTE』で知られる小畑健氏を採用したことで太宰治の名作『人間失格』がヒットセラーとなったことはよく知られている。色々と批判もあるが、「良い作品に触れる機会」を読者予備軍に提供するプロモーションとしては、「今風」で素晴らしい手法といえる。同じことを繰り返していてはじきに飽きられてしまうだろうが、例えばコミック化をするなど、時代の流れと共に手を変え品(中身は変えずに)を変え、手に取ってもらう努力は続けるべきだろう。

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