ネットやメールで家族間に増えたこと、「連絡回数」「相手への理解」そして「安心」

2009/09/06 09:24

三世代でケータイメールイメージマイボイスコムは2009年8月21日、インターネットと家族のコミュニケーションに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、携帯電話やパソコン(=インターネット)の普及が家族関係に与えた変化について、与えられた選択肢の中では圧倒的にプラスの効用に対する意見が多かったことが分かった。「家族との連絡がすぐにとれるので安心」「連絡を取る時間・回数が増えた」「遠距離間の連絡機会が増えた」など、ネットの特性を活かした効用にとりわけ多くの同意者が集まっている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年8月1日から5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3791人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代34%・40代30%・50歳以上20%。

インターネットの普及、特に携帯電話経由での利用が可能となったことで、家族間でもメールのやり取りで連絡をする場面が増えるようになった。特に【高齢者もケータイでネット世界にダイブする】でも解説しているが、高齢者も携帯電話を使いネットでコミュニケーションを図るように努める傾向が見られている。一方、気軽な意思疎通手段が用意されたことで、対面での家族間コミュニケーションが減り、心配をする向きもある。

そこで複数の選択肢(大体はプラス面とマイナス面の一対)を用意し、複数回答で「携帯電話やパソコンでのインターネット、メールの普及によって、回答者自身と家族の関係に該当する変化があったか」について尋ねたところ、もっとも多くの回答が得られたのは「家族との連絡がすぐにとれるので安心できるようになった」で33.9%を占めていた。

携帯電話やパソコンでのインターネット、メールの普及によって、あなたと家族の関係には何か変化がありましたか(複数回答)
携帯電話やパソコンでのインターネット、メールの普及によって、あなたと家族の関係には何か変化がありましたか(複数回答)

「家族との連絡がすぐにとれるので安心できるようになった」については恐らく【「自分の判断で自由に」「約束事ナシ」放任多数な子ども専用携帯電話】などでふれているように、保護者が子供に安否を確認するためのツールとして、携帯電話を持たせているという事例が多数を占めているものと思われる。第二位の「連絡を取る時間・回数が増えた」も同様だろう。

・すぐに連絡が取れ、安心
・連絡時間や回数が増えた
・遠距離での連絡機会増加
一方第三位の「遠距離間の連絡機会が増えた」は、パターンとしては「田舎に住んでいる祖父母との対話」「出張・単身赴任してる父親との連絡」がメインに違いない。電話での通話で声を聞くのが一番「リアル」を感じるのだろうが、ネットでの意思疎通は料金をほとんど気にしなくても良いため、気軽さではるかに勝る(さらに動画通話や音声チャットを利用できれば、電話と同等以上のメリットを有することになる)。

グラフではプラス面を緑、マイナス面を赤で塗ったが、御覧の通りほとんど緑が上位に来て、マイナスが下層に追いやられているのが分かる。唯一上位に来ているマイナス面は「直接顔をあわせて会話をする回数・時間が減った」だが、これはインターネットの特性上、ある程度は仕方がない。

気になるのは「いずれもあてはまらない」が42.5%にも達していること。上記の選択肢すべてが該当しないということは、何か抜け落ちている要素があるのだろうか。あるいは「携帯電話やパソコンでのインターネット、メールが普及しても、家族関係は特に何も変わらない」という人が多数に及んでいるだけなのかもしれない。次回同じような設問をする場合には、「何も変わらない」の項目を追加し、そのあたりの疑問を払拭してほしいものだ。

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