新型インフルエンザの対応リストを奥様向け雑誌から見てみる

2009/09/05 10:13

子供の看病イメージ先日【犬と猫、専門雑誌バトルはどちらに軍配が!? その他色々な雑誌部数の変化をグラフ化してみる】でふれたように、印刷部数が前年同期比でマイナス11.0%を見せ、少々軟調気味な主婦向け総合情報誌「オレンジページ」。料理のレシピが中心だが、家事全般のノウハウや昨今の情勢を分かりやすく解説した記事が豊富に盛り込まれており、当方のような男性でも楽しく目を通すことができる。最新号では昨今の情勢を受けて、タイトルこそ「インフルエンザ対策Q&A」だが、実質的には新型インフルエンザに関するさまざまな情報を掲載している。その中でも特に気になる、というか役立ちそうなリストを3つほど「もし家族が感染したら……?」というページで見つけることが出来たので、今回はそれらを解説してみることにする。

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重症患者の簡易鑑別法……呼吸回数をカウント
まずは新型も含めたインフルエンザが重症化したか否かを確認する、簡単な方法。重症性が分かれば、緊急性があるかどうかが分かり、適切な対応ができる。年齢を見れば分かるように、主に幼い子供向けのものだ。

・1分間の呼吸数が
  5歳以上……30回以上
  1-4歳……40回以上
  2-12か月……50回以上
 の場合は緊急を要する。

いわく、呼吸が速くなっている場合、肺炎・気管支炎を併発している可能性があるので緊急の処置が求められるとのこと。さらに息苦しさや食欲不振、倦怠感などがあれば病院への連絡は急を要する。

病院に行くときのチェックリスト
続いて、新型インフルエンザらしき症状を確認でき、医療機関に電話で指示を受けて足を運ぶ際、あらかじめ調べておいた方が良い項目のリスト。

・今日の体温 ・今日の呼吸数(1分に何回か) ・発熱はいつから生じたか
・せきはいつから生じたか ・息苦しさはあるか ・食欲はあるか ・元気はあるか
・意識はあるか ・けいれんはあるか ・おう吐はあるか ・下痢の症状はあるか

恐らくは病院でも同じようなことをお医者さんから聞かれるだろう。場合によっては病院に足を運んだ時点で、目に留まる患者を見て保護者も半ばパニックに陥り、上記の内容について思い出せなくなってしまうかもしれない。しかしあらかじめ確認してリストを作っておけば、確実な情報をお医者さんに渡せるし、負担も減らせる。そして実際の診察・治療を受けるまでの時間が短くて済む。

自宅療養のポイント
【新型インフルエンザを気にしている妊婦の方へ……ちょっとした覚え書き】でも少し触れているが、妊婦に限らず新型インフルエンザの治療の場合、入院を必要としない程度の症状ならば薬を処方してもらった上で自宅療養となる。その場合の心構えが本文では解説されている。基本は「家族全員が患者にならない配慮」。世帯内に動ける人がいなくなると、その世帯の活動そのものが停止してしまうからだ(家族全員が風邪で寝込んだ時の状況を思い起こせばよい)。

・タオルなどを供用しない……洗濯や食器は一緒にしても良い
・患者と看護者は「お互いに」マスクをする……感染防止。看護者は手洗いを忘れずに
・換気をこまめに……ウイルスの室内浮遊防止
・水分補給を十分に……患者だけでなく家族全員。口やのどの乾燥防止

最新号「オレンジページ」ではその他にも、新型インフルエンザに関する情報がシンプルにまとめられている。気になる人は目を通しておいた方がよいだろう。



子供の看病イメージ本文リストには無いが、子供が(新型)インフルエンザで自宅療養となった場合、本人が悪いわけではないにも関わらず、自責の念に駆られてがっくりしてしまう・落ち込んでしまう可能性がある。そのような精神状態においては、体力の回復も遅くなるし、免疫力も効果を十二分に発揮しない可能性も出てくる。

あくまでもたまたま感染しただけであり、患者本人には何の責任も無いことをしっかりと説明し、余計な心配をかけさせないようにしよう。

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