バーベル片手で持ち上げる!? シビレるつり革・手すり広告たち
2009/08/30 10:17


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ハーレーダビッドソンの宣伝用グリップ
バスや電車の手すり部分に、バイクのハンドルのようなグリップを設置。仕掛けは簡単だが、写真下のように利用者が両手でそれぞれのグリップを持つことで、バイクを運転しているようなポーズになる。グリップにはハーレーダビッドソンのマークと「新しいモデルが出たよ、こちらのURLで確認してね」の文字が。2007年春にスイスで展開された広告だが、シンプルでほほえましい。

ペプシなつり革
手すりの部分に唇、そこからストローが伸びていて、つり革の部分にはペプシコーラの缶が。アメリカでバス内広告として用いられたもの。つり革そのものとして使いにくいのではという疑問があるが、驚くには違いない。[おおもとの記事]で確認すると、他にも牛(ビスケットの広告)やライバルのコカ・コーラ版もあるようだ。どうせならペプシとコカ・コーラを一つずつ順番に配すれば、利用客の注意も一層引きつけられたと思われるのだか。

ネクタイなつり革
これは実物を見たことがある人もいるだろう。消費者金融会社「モビット」のつり革広告で、ネクタイのような布でつり革をカバーし、サラリーマンへのアピールをしている。ずらりと並んだネクタイつり革を見ると、サラリーマンの行列が思い起こされる。ちなみに元記事の[PingMag]は残念ながら昨年末で更新を終了してしまったようだ。非常に残念でならない。

力持ちの気分を味わえる手すり
上記のハーレーダビッドソンの手すりと考え方は同じだが、インパクトとアイディアでは軍配を上げたくなるのがこちらのバーベルな手すり。写真にもあるように、はたから見ると片手でスイスイと大きなバーベルを持ち上げている、かのようにみえる。ドイツのフィットネスクラブの宣伝として、地下鉄内で展開されたもの。

つり革を使うといつの間にか腕時計が……
最後は時計のブランドIWCの広告。つり革全体が腕時計のような形をしていて、手に持つと写真のように「腕時計をつけている」ように見える。社内で多くの人がつり革をつかみ、その誰もがこの時計を使っている……ような情景が展開されたら、はたから見た人は驚くに違いない。「こんなにこの時計、流行っているの?」と。

上記中「モビット」の事例にもあるように、駅周辺をはじめとした公共交通機関の広告においては、日本もなかなか健闘している。機会はあまり多くないが、独創的な広告を見かけることがあれば、ぜひともじっくりと見て、携帯電話のデジカメに記録しておくとよいだろう。
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