【更新】「若年層はツイッターをあまり利用しない」は本当か

2009/08/29 10:27

若年層のツイッター利用イメージ先に【「1%の人が35%分もの利用」「安全じゃないから使わない」ツイッターの現状】で「ミニブログ」サービス【ツイッター(Twitter)】の利用状況について「未成年者の利用が非常に少ない」ことについて触れた。その後、「ツイッター」の利用年齢階層に関する調査データを複数得ることが出来た。微妙に異なる傾向を示していたので、今回はそれらを紹介することにしよう。

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まずは【emarket】がトリガー記事となった、SNS関連の調査会社Sysomos社が6月1日に【発表した統計データ】。一応ツイッター上の1150万以上のアカウントを分析した、とある。2009年5月中に集計したので、データとしては5月半ばのものというところ。

Twitterの年齢構成比(2009年6月、アメリカ)
Twitterの年齢構成比(2009年6月、アメリカ)(Quantcast.com社調査、再録)

Sysomos社調査によるTwitterユーザーの年齢階層(歳)(2009年5月)
Sysomos社調査によるTwitterユーザーの年齢階層(歳)(2009年5月)

先の記事のグラフを再録したが、年齢区分が異なるので単純比較はできないが、若年層の利用割合がずいぶんと高めなのが分かる(14歳以下や60歳超の区分が無いのも問題だ)。「あれ、何か様子が違うぞ」と思われるのだが、リリースに注意書きがあり、

ユーザーの0.7%しか年齢を明らかにしていないし、若年層の方が自分の年を公開している割合が高いものと思われる(。だから実際には調査当時の年齢階層比としては、もう少し高齢者が多いに違いない)。しかしながらこのデータは、ツイッターの若年層が増加している傾向にあることを示していることになるのだろう。

とある。言い得て妙といえばそれまでだが、少々肩すかしといえなくもない。

もう一つは【Silicon Alley Insider】の[今日のチャート]の2009年8月26日に掲載されていた【記事】にある調査データ。【comScore社】発表のアメリカにおける8月発表分データを利用したもので、年齢階層比率を示したグラフ。

Silicon Alley Insider掲載のアメリカにおける年齢階層別ツイッター利用割合(comScore社調査データ)
Silicon Alley Insider掲載のアメリカにおける年齢階層別ツイッター利用割合(comScore社調査データ)

少々グラフが読みにくいが、縦軸の数字は「各年齢階層における、インターネットそのものの利用率と比較した、ツイッターの利用比率の割合」に100をかけたもの。例えばインターネット利用者全体に占める「55歳以上」の人の割合が20%で、ツイッターの利用者全体に占める「55歳以上」の人の割合が30%だった場合、「30÷20=1.5」「1.5×100=150」で、このグラフでの値は150となる。

「2-11歳」の2009年7月分データが(おそらくは55歳以上のグラフに重なってしまい)読めないのが残念だが、「12-24歳」は121という高い値(原文より)を示している。これはすなわち、

インターネット利用者全体に占める「12-24歳」の数の割合よりも
ツイッターの同人数割合の方が21%増しである
(ネットが100ならツイッターは121)

ことを示している。

また、このグラフを見ると、若年層、具体的には「2-11歳」「12-24歳」の割合が2009年に入ってから急激に増加しているのが分かる。この増加傾向は先のSysomos社調査結果が暗示していた「若年層の利用が急増しているのではないか」に合致する。

元々ツイッターはプロフィール部分に何も書かない、書いても年齢を伏せる場合が多いため、利用者のどれくらいがどの年齢階層に属しているのかを調べるのは難しい。現在日本でも複数個所でリサーチが行われているようだが、より現実に近い姿を確認するのは容易なことではないだろう。

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