【更新】「地震キタ!」あなたは何を手にするの!? トップは日常欠かせないモノ
2009/08/29 10:20


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今調査は2009年8月24日から25日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代・50歳以上で均等割り当て。
9月1日はいわゆる「防災の日」。さらに昨今では関東地方に大きめな地震が繰り返し起きたことなどもあわせ、地震に対する備えを再確認する良い機会となっている。それではもし大きな地震が起きた時に、「一つだけ」持ち出せるとしたら何を持って逃げたいと考えられているのだろうか。全体では「携帯電話」が27.0%ともっとも多くを占める結果となった。4人に1人は「ケータイを持って逃げる」と回答している計算になる。

もしも、大地震が起きたらあなたは何を持って逃げますか?(単一回答、上位10項目+その他)
いくつか特徴が見受けられるが、例えば男女別でみると男性において「財布」の回答率が女性の2倍近い。「現金至上主義」というと極端だが、男性の方が財布(中に入っているものは現金だけとは限らない)に対するウエイトが大きいのだろうか。また、本来「いざというときのためのもの」としては筆頭に挙げられるはずの「非常持ち出し袋」の回答率が意外に低いのが気になる。
そしてもっとも大きな特徴は、やはりトップの「携帯電話」。全体としては第二位の「財布」とあまり変わらないが、年齢階層別にみると若年層の回答率が極めて高い。10代にいたっては5人に2人近くまでが「携帯電話」と答えている。

もしも、大地震が起きたらあなたは何を持って逃げますか?(単一回答における「携帯電話」回答率)
【個人の携帯電話やパソコン利用率】などにもあるように若年層ほど利用率が高く生活に浸透している携帯電話だが、それゆえに非常時でも「欠かせない」という認識が強いようだ。さらに興味深いのは50代以上になるとやや回答率が上がること。孫や子供の連絡手段として必要不可欠という認識があるからだろうか。
ちなみに自由回答では「実際に震災時に持ち出して役に立ったもの」を尋ねているが、その回答でもやはり携帯電話が多数挙げられたという記述がリリースにはある。いわく、ワンセグが役に立った、携帯電話のライトが暗闇で活用できた、とのこと。地方自治体としては災害への備えとして、携帯電話を充電させるために、太陽電池を装備した「コンセントによる電源供給車」が必要になるのかもしれない。
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