【更新】「コスプレ」に興味があるのは5割近く、漫画やアニメのキャラクタが人気!?

2009/08/28 05:24

コスプレイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年8月27日、いわゆる「コスプレ」に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、コスプレに興味がある(経験あり、してみたい、見るだけなら)の割合が5割近くに達していることが分かった。また、コスプレに興味があり未体験者にどのようなコスプレをしてみたいかを尋ねたところ、もっとも多い回答は「マンガ・アニメ・ゲーム(のキャラクタなど)」だった。身近な仮想社会へのあこがれが「コスプレ」という形で昇華しているのだろうか(<[発表リリース】)。

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今調査は2009年8月7日から8月10日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は565人。男女比は53.1対46.9で、年齢階層比は20代32.6%、30代31.9%、40代35.6%。

マンガやアニメのキャラクターやヴィジュアル系バンドなどの衣装を着て楽しみ、自身の変身願望を充足させる仮装行為を総してコスチュームプレイ(「コスプレ」)と呼ぶ。古くは歌舞伎などでの白粉の利用、お祭りなどでも販売されているお面なども、「自分とは違う生活・人間・状況を演じたい」という変身願望を気軽に実現できる手段として知られているが、コスプレはその一形態ともいえる(極論すれば普段の服の着こなしや化粧なども、「コスプレ」と元を一つにするものだろう)。

そこで調査母体にコスプレに対して興味があるかについて、4つの選択肢から1つを選んでもらったところ、「するのも見るのも興味が無い」という回答がもっとも多く過半数に達していた。一方で経験者は1割未満。未経験だが興味がある人は4割近く。

「コスプレ」をしたり見たりすることに興味はありますか?
「コスプレ」をしたり見たりすることに興味はありますか?

男性は「見るだけ」
女性は「してみたい」
年を経るごとにコスプレに対する興味が薄れていくのは、「あんな子供だましのようなものを」という感情もあるのだろう。それより興味深いのは、男性が「見るだけなら興味がある」のが圧倒的に多いのに対し、女性は「経験者」「自分もしてみたい」とする実践派の割合が非常に多いこと。元々化粧や着飾りなど「別の自分になる」ことに女性は深い関心を持つだけに、コスプレを自ら行うことへの興味も尽きぬものと思われる。

そこで「自分もしてみたい」「見るだけなら興味がある」と回答した、「未経験だが興味がある」層に、どのようなコスプレをしてみたいか択一で尋ねた結果が次の図。

コスプレをする機会が出来たとして、どのようなコスプレをもっとも試してみたいと思いますか(興味関心があり、かつ未体験者限定)
コスプレをする機会が出来たとして、どのようなコスプレをもっとも試してみたいと思いますか(興味関心があり、かつ未体験者限定)

男女とも「マンガ・アニメ・ゲーム」に対するニーズが非常に高い。一方で男女では

・男性……着ぐるみ、軍服・ミリタリー系、制服・交通機関系
・女性……制服・その他(メイドさんなど)、制服・宗教系(巫女さんなど)

などに特に人気があり、男女とも対象となる職種こそ違えども「働く制服姿に魅力」を感じていることが分かる。幼少時の「ごっこ遊び」の感覚に似た、「他人が懸命に仕事に従事する姿へのあこがれ」が、コスプレという形に変貌しているのかもしれない。

また、女性では「その他」の項目が非常に多い。これは元資料でも触れられているが、選択項目には該当しにくい「歌手・アイドル系のコスプレ」が該当している可能性が高い。アイドルに惚れこんだあまり、自分もその姿を模するというのはよくある話だ。



コスプレイメージ冒頭でも触れたが、コスプレは人間の「変身願望」を具象化する一形態に過ぎない。その対象があまりにも日常生活・一般社会とかけ離れたものが多いため、世間一般には何かと誤解される面もある。節度をわきまえて、という前提はあるが、すべてがすべて腫れもののように忌み嫌うのも問題がある。

今でこそ国内では異質・異端文化のような形で受け止められることが多いものの、日本のコスプレに対する海外の評価は決して低くない。かつての歌舞伎などと同じように、国内で文化として認知されるのにはしばらく時間がかかるかもしれないが、きっと理解できる年代も増え、立ち位置も変化していくことだろう。

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