お好み焼きを上手に作る日本製ロボットを見た海外の反応

2009/08/20 08:20

産業用ロボットMOTOMAN-SDA10イメージ「日本全国どこの飲食店や家庭でもこんなロボットが調理をしている」という勘違いをされている向きもあるが、【INVENTORSPOT】で日本の調理なども行えるロボットの画像・動画に関する記事が掲載されていた。主に紹介されていたのは【安川電機(6506)】の産業用ロボットMOTOMAN-SDA10(【発表リリース】)を使ってお好み焼きを焼くシーン。その動画を見た海外の人がどのようなリアクションをしているのか、ちょっとのぞいてみた。

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MOTOMAN-SDA10がお好み焼きを焼いているシーン。元記事ではパンケーキと勘違いされていた。
MOTOMAN-SDA10がお好み焼きを焼いているシーン。元記事ではパンケーキと勘違いされていた※。【元動画はこちら】

・(動画に否定的な感想を述べた人に対して)どうしてそんなロボットに否定的なの?
 →「ターミネーター」の映画を見たことはないのかい?
・ロボットの世界だったら「作るのが遅いぞ」とケツ叩かれるんだろうな。
・すげー! このロボット大好き。
・だめだ、ここにコメントしているやつらはみんな映画に毒されている。ロボットは悪い奴らじゃない。信じちゃだめだ。ロボットはすげぇんだぞ。
 →それくらい分かってるさ。でもロボットはソフトウェアで動くものだし、そのソフトはウイルスに感染する可能性がある。そして感染可能性も含めて、悪事に使われる可能性だってあるんだ。銃を装備しているロボットのことを考えたら、どう思う?
 →→それも分かってるさ。でもそれが「ロボットを否定する」ことにはならない。否定すべきはそれを利用する人間の使い方に過ぎない。銃社会と同じことだよ。
・失敗して二つのお好み焼きがくっつかないといいね。
・くそったれ、ロボットが人間の仕事をとっちまいやがった。(同じような書き込みが何度か続く)
・なんてこったい、日本は未来の国のような場所なんだな……。
・我が家にもこのロボットが欲しい!!
・アメリカにある高速鉄道やロボットはみんな日本からのものだ。中国はもうすぐ月に行っちまうし、アメリカはこの8年間に何やってきたんだ。
 →まったくそうだ、ブッシュ政権の政策でアメリカは数百年他国に出遅れちまった。こんなひどい大統領、これまでになかったぜ。
・ロボットは必ず人をあやめてしまう。どんなに安い依頼料でもね。
・材料費8ドル、ロボット20万ドル。これじゃ採算が合わないよ。※1
 →従業員を10年も雇えば20万ドル以上はかかる。ロボットはそれほどかからないし、毎日24時間働くことができるよ。
・このロボットが「Soup Nazi※2」のような態度をとるのなら、ロボット工学は頂点に達したと断じてもいいね。

※1「20万ドル」……ちなみに安川電機のリリースでは、原価は980万円。
※2「Soup Nazi」……NBCのホームコメディ「Seinfeld」で1995年に放送された有名なエピソード。頑固な店主がお客に厳しい注文の仕方・食べ方を要求するのだが……という話。日本でいえば「ブレードランナー」の「2つで十分ですよ」「分かって下さいよ」と同じようなもの。

ロボットそのものの動作への賛否もさることながら、ロボット社会への恐れとそれに対する賛否両論、前大統領への政策批判、さらには労働コストと生産性の問題(電気代やメンテナンス費などの計算が抜けているが)、そしてアメリカが抱えている社会的問題である「銃社会の是非」についてまで論じられている。お好み焼きを作っているだけのロボットに対し、ここまで話が広がるのも驚きといえば驚き。

事情が分からない人には、このロボットが暴走して人間に襲いかかることも想像できるのだろうが(MOTOMAN-SDA10は固定式)……お好み焼きのヘラを持ったまま暴れまわり、次から次へと人々に強制的にお好み焼きを食わせる様子を頭に思い浮かべると、それはそれで、アメリカンコメディーのような情景になるかもしれない。あまり喜ばしいとは思えないが(笑)。

※8/21追記:
海外には元々存在しない「お好み焼き」を英語表記する場合、「Japanese Pancakes」を用いる場合が一般的だそうです。「パンケーキ云々」は的外れではないことが分かりました。ご指摘ありがとうございました。

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