満足派、所得4割・貯蓄3割強。お年寄りほど高まる傾向

2009/08/11 08:00

満足イメージ内閣府は2009年8月10日、国民生活に関する世論調査の結果を発表した。それによると現在の生活において、「所得・収入」や「資産・貯蓄」となど金融方面で満足している人は4割前後であることがわかった。また、年齢階層別では特に「資産・貯蓄」の面で、若年層ほど満足度が低いことがうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年6月4日から21日までの間、層化2段無作為抽出法で抽出された全国の20歳以上の男女1万人に対し行われたもので、有効回答数は6252人。男女比は2945対3307。

現在の生活に関する満足度について、金融方面の項目「所得・収入」「資産・貯蓄」の両面で「満足している」「まあ満足している」「どちらともいえない」「やや不満」「不満」の5段階(+「わからない」)で尋ねたところ、全体では「満足している」と「まあ満足している」の満足派は、「所得・収入」面では41.6%、「資産・貯蓄」面では36.2%を占めた。お金・金融面ではどちらかといえば不満を持つ人が多いことが分かる。

金融方面の満足度(満足+まあ満足の値)
金融方面の満足度(満足+まあ満足の値)

金融資産の不均衡イメージこれを年齢階層別に見ると、両面で若年層よりも高齢層の方が満足度が高く、特に「資産・貯蓄」面において顕著な傾向が見える。元々手取りも資産も年齢の経過と共に蓄積される場合が多く、さらに「満足度」は個々の心境から算出されるもので絶対的な物差しがあるわけではないから、そのまま金額云々のレベルで比較するのは難がある。ただし、一人一人が満足しているか否かという心理的な面でも、額の大小は大きくかかわってくるため、歳の差による差異は否定できまい。

年齢階層による金融資産の偏りは、【年齢階層別の金融資産保有割合をグラフ化してみる】【年齢階層別の収入や負債の推移をグラフ化してみる】【高齢者の貯蓄現在高の世帯分布をグラフ化してみる】でも触れている。資産が「積み重ね」である以上当然だ、人口数の年齢階層別比率を考慮すれば、高齢者層に金融資産が集まっても不思議ではないとする意見がある一方、やはり若年層を中心に「資産の偏在」に対する不満が大きいことも否定できない。そのような状況が、今回の調査結果にも表れているのだろう。

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