【更新】世界のイカしたゴミ箱たち

2009/08/07 04:25

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イカしたゴミ箱イメージそれこそ100均ショップでも多種多彩なデザインのものが取りそろえられている「ゴミ箱」。ひと部屋にひとつ、出来ればごみの種類別にいくつか欲しいものだが、単に普通の円筒形をした入れ物というのも何となく味気ない。【ODDEE.com】ではイカした、あるいはイカ「れ」たゴミ箱たちを紹介しているが、今回はそのうち比較的「イカした」方のものをピックアップしてみることにしよう。


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自動開閉フタ付きごみ箱
自動開閉フタ付きごみ箱

フタ付きのごみ箱は内部のゴミの匂いなどを外気から遮断できるものの、フタの開け閉めで手を汚すかもしれない。そこで作られたのがこの『iTouchless Fully Automatic Stainless Steel Touchless Trashcan SX』。赤外線センサーで自動的にフタが開き、ゴミを入れ終わってから3秒後に自動的にフタが閉じる仕組み。ゴミ箱そのものの容量は52リットルと少々大きめ。アマゾンで80.95ドル(8100円)で購入可能。比較的便利なように見えるのだが、購入者の感想を見ると可動部分の機構に問題があるらしく、すぐにトラブルを起こしてしまうようだ。…第一「手が汚れないようにフタの開け閉めができるごみ箱」なら、底面にペダルがついているシンプルなゴミ箱がすでに多数存在しており、「必要ないかな」という感じがする。

ふくらむゴミ箱
ふくらむゴミ箱

見ればおわかりのように、中に入るゴミが増えてくると、中央部分が膨らむゴミ箱。当然水気のあるものは利用できないので「オフィス用(紙くずなど)」と明記されている。直径40センチ、高さ70センチとそれなりの大きさ。元記事だと価格は65ドル(6500円)とあるのだが、【販売元のサイト】では517ドル(5万円強)とある。さすがに後者では買えそうにもない。

ゴミ箱ごと「圧縮」できるゴミ箱「Armstrong Bin」
ゴミ箱ごと「圧縮」できるゴミ箱「Armstrong Bin」

誰もが一度ならずとも経験しているであろう「ゴミ箱内のごみを足や手で『圧縮』してしまう作業」。あとでごみ箱からゴミが取れ出せなくなったり、ゴミ箱自身が壊れるかもしれないなどの理由で怒られたりするものだが(笑)、だったらそれをあらかじめ機能として備えてみては、というのがこのゴミ箱のコンセプト。ゴミを入れたらふたを閉め、そしてフタの上から踏みつけるとアコーディオンのようにゴミ箱そのものが縮み、当然内部のごみも圧縮される。

もちろん水気の多い生モノや固いゴミは利用できないが、「どのみち潰すのなら、ゴミ箱そのものを対応させよう」という発想の転換には恐れ入る。【元サイト】の解説によると、ゴミ箱の名前「Armstrong Bin」は月面に人類最初の足跡を残したアームストロング船長に敬意を称してとのこと。「あなたがこのゴミ箱に乗せる足は、ゴミ箱の歴史に偉大なる第一歩を示すひと踏みとなる」というところだろうか。

ハンディゴミ箱ピン「garbage pin」
ハンディゴミ箱ピン「garbage pin」

最後はちょっとセンスのあるゴミ箱…というよりは「ゴミ袋」、【garbage pin】([大本のページはこちら])。銀で作られたピンバッチ形式のホルダーに、小さなビニールの袋をとりつけて、持ち運びができるごみ袋にしてしまうもの。ポルトガルのデザイナーAna Cardim氏によるもので、ゴミ袋もおしゃれに持ち運ぼう、というコンセプト。喫煙者の携帯用灰皿が近いコンセプトだろうか。



Crusader's Great Helm Gothic Trash Binイメージ元記事では他にも「世界に25セットしかない、1万5000ドルもする純金製のごみ箱」や、「騎士のヘルメットの形をしたゴミ箱」などが紹介されている。純金製はともかく、ヘルメット型のごみ箱は、ディスカウントストアあたりで「面白アイテム」コーナーにさりげなく置いてありそうな気がする。

普段は日常生活の中に溶け込んで、使う機会は多くとも改めて気を使う機会もないゴミ箱たち。生活そのものに変化を見出すため、「もうちょっと便利なもの」「もうちょっとセンス良いもの」を見つけてみるのも悪くはない、かもしれない。


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