【更新】親子で一緒に作る料理、トップは子供も大人も大好きな…

2009/08/07 04:20

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親子で料理イメージ【カゴメ(2811)】は2009年8月5日、幼児の調理実態と健康管理に関する調査の結果を発表した。それによると、調査母体においては親子で一緒に作る料理のトップには「カレー」がついた。その他にも直接火を使わずともホットプレートで調理できるメニューが多く上位についており、保護者が安全面を配慮して料理を選択しているものと思われる([発表リリース])。


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今調査は2009年4月20日から6月19日までの間、幼児・児童(3-7歳が中心)を持つ保護者を対象にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は3802件。保護者男女比は79.1対16.8(その他4.1)、子供の男女比は42.6対56.7。保護者の年齢階層は30代が中心で63%。

子供と一緒によく作るメニューについて複数回答で尋ねたところ、トップには「カレーライス」がついた。カレーはカゴメが去年実施した調査において「子供が好きな野菜料理」でもトップの位置を占めており、「子供に野菜を食べさせたい」と考える保護者にとっても好都合な料理である。

子供とよく作る料理
子供とよく作る料理(保護者対象の調査)

第二位には「ホットケーキ、パンケーキ」、第三位には各種の「サラダ」が名前を連ねている。この3メニューが「親子の調理で好まれる料理トリオ」といえよう。

また、リリースでも指摘されているが、

・ホットケーキ、ハンバーグ、餃子、お好み焼きなど、ホットプレートで作ることができる料理が上位を占めている。
・切る、こねるなど子供が作業しやすいメニューが多い。

などの傾向も見受けられる。子供に作業のごく一部を任せるのではなく、親子で一緒に、あるいは子供に料理のほとんどを任せて保護者は見守り、注意を与えるだけのようなことができる料理たちともいえる。

少々悲しいのは、これら上位陣の料理に和食がほとんど見られないこと。無理やり「卵料理も和食だ」と定義づけたとしても、あとはせいぜい「お好み焼き」くらい。確かに作業工程を考えれば、和食の方が手間がかかるものが多そうだが、それと同時に子供が喜んで、興味を持って調理しやすい(さらにはリリースでも指摘されているように、家庭での出現頻度も高い)料理が選ばれやすいことを考えると、もう少し和食にも注目してほしいかな、がんばってほしいな、と思わざるを得ない。


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