【更新】女性の7割は「遠かったら行かない」サンプリングスペースのポイントは近場にあること

2009/08/06 07:46

サンプルイメージヤフーバリューインサイトは2009年8月3日、サンプリングスペースに関する調査結果を発表した。それによると、調査母体においてはサンプリングスペースへの興味関心は、「自分の近場にあること」が大きなポイントとなりうることがわかった。女性の7割近くは興味があっても「遠かったら行かない」と答えている([発表ページ])。

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今調査は2009年7月15日から16日までの間、インターネット経由で首都圏在住の20-59歳の男女400人に対して行われたもので、性別区分は1対1。年齢階層別の区切りは10歳刻みで均等割り当て。

「サンプリングスペース」とは試供品を提供する場所のことで、さまざまな商品のサンプルが展開されている。利用者は無料、あるいはそれに近い形で各社のサンプルを一度に入手でき、「お試し」する機会を得られるし、各企業は多くの人にサンプルを手にしてもらい、商品の告知やサンプルデータを容易に集めることができるようになる。景気後退のあおりを受けて、この類のスペースのニーズは高まりを見せている。

そこで、サンプリングスペースに対する興味関心について、「興味のあるなし」「距離の近い遠い」で行きたいか否かを尋ねたところ、「興味があり、多少遠くても行ってみたい」と考える支持・積極行動派は全体で6.5%と1割にも満たなかった。

サンプリングスペースへの興味度
サンプリングスペースへの興味度

逆に「興味はある。しかし遠かったら行かない」という、消極的支持派は全体で過半数。女性に限れば6割以上にのぼっている。男女別に見ると、

・男性…そもそも興味が薄い。しかし「近場にあれば足を運んでみたい」という人は女性以上。
・女性…興味がある人は7割以上。だが「遠かったら行かない」人が大多数。

という結果が見て取れる。女性の方が興味は強いものの、近場にあるという条件の方が優先順位が高い、言い換えれば「支持はするけど比較的醒めている」人が多いようだ。

サンプルには口コミを期待する面があることを考えると、【「夫よりまずお友だち」女性の口コミパワー最強論】などにもあるように、企業側としては出来れば女性にサンプリングスペースへ足を運んでもらいたいもの。しかしその女性は「近場に無ければ行かない」「わざわざ遠出するまでのものでもない」と考えている。と、なれば例えば出店や出張図書館、芸能人の地方巡業のように、「サンプリングスペースの方から出向く」スタイルをとった方が、ニーズに叶い効率も良いのかもしれない。

また一方で、スペースの距離を気にしなくて済む、インターネットを使うという手だても考えられる。今調査別項目によれば、携帯電話やパソコンでサンプルを応募する人が増加しているとのこと。元々インターネット経由での調査結果だから、という理由もあるが、「場所の問題が解決されている」という点では携帯・パソコンでサンプルを請求・利用する行為は、きわめて合理的かつ理想的。その観点から考えれば、今後ますますこの傾向は強まることだろう(懸賞サイトでも「サンプル請求サイト一覧」のコーナーが盛況なことであるし…)。

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