【更新】「携帯電話からのネット利用、どんなことに使っているか」をグラフ化してみる

2009/08/06 07:47

携帯電話からのネット利用イメージ総務省は2009年7月10日に同省公式サイトにおいて、平成21年(2009年)版となる「情報通信白書」を発表した(【一覧ページ】)。この白書には日本国内のインターネットや携帯電話など、情報通信関連の各種調査結果を反映したデータが盛り込まれており、その一部は同年4月7日に発表されている[通信利用動向調査]のデータが反映されている。今回は今や日常生活には欠かせない「携帯電話(PHS、PDA含む)における、インターネットを利用した機能やサービスの利用割合」をグラフ化してみることにする。

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今調査は2009年1月に、層化二段抽出方式による無作為抽出で選ばれた、20歳以上の世帯主がいる世帯・構成員6256世帯を対象に行われている。有効回答数は4515世帯・1万3680人。一方、企業に対して行われたものは常用雇用者規模100人以上2870企業/有効回答数2012企業。調査方法は郵送による調査票の配布および回収なので、各媒体の保有率は調査結果に影響を与えていない。

2009年1月、2008年1月それぞれの調査において、2008年末・2007年末までの過去1年間に携帯電話(PHS、PDA含む)を利用して用いたことのあるインターネットサービス、機能などについて尋ねたところ、もっとも多いサービスは「電子メールの送受信」で過半数に達していた。

携帯電話からのインターネット利用機能・サービス(個人)(地図情報提供サービスは2008年1月では調査項目無し)
携帯電話からのインターネット利用機能・サービス(個人)(地図情報提供サービスは2008年1月では調査項目無し)

「商品・サービスの購入・取引」にやや減少している傾向が見られるが、その他はほとんど増加している様子が分かる。特に「電子メールの送受信」「デジタルコンテンツの入手・聴取」「個人のウェブサイトやブログの閲覧」など、「個人間の情報交換」や「デジタル系商品の入手」の利用が促進されている傾向がうかがえる。

インターネットの活用で
携帯電話は個人間を
「音声」から「電子メール」や
「ウェブサイト・ブログ」で
結ぶようになった
【ケータイSNSはこれから大躍進!? 利用率は17%・認知度は半数未満】【「ケータイSNS」の傾向を強めるmixi】などにもあるように、広告の効率問題を抱えながらも携帯からの利用に傾きつつあるSNSだが、携帯電話からのインターネット利用者全体に占める利用割合はまだまだ少ないようだ。ただし前年比で2倍近くの伸びをみせているのは注目に値する。来年の調査結果で同じような成長ぶりを見せれば、「SNS利用における携帯電話への移行」は本物といえよう。

パソコンよりも手身近にあるだけに、パソコンとは違った使われ方をする場合が多い携帯電話経由のインターネット利用。今後は少なくとも、個人と個人を結ぶ手段としての利用がさらに増加することは間違いない。それは携帯電話が元々「音声で」個人間を結ぶ機器だったのが、「電子メール」「ウェブサイトやブログ」にとって代わっただけに過ぎないのかもしれない。

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