企業も苦しいのは分ってる、じゃあ何をしてほしい? 主婦が求めたものトップは…

2009/07/31 04:40

詰め替えイメージハー・ストーリィは2009年7月28日、主婦のお財布事情に関するアンケートの結果を発表した。それによると、景気後退で企業の業績・財務も苦しい中で、主婦が企業に求める姿勢についてもっとも期待しているのは「お得に買える大容量サイズや詰め替え用を販売すること」だった。調査母体の主婦の過半数が同意を示している。食・美容・健康関連の企業に限定した話ではあるが、注目すべき結果といえよう(【発表リリース】)。

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今調査は2009年6月18日からインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1025人。男女別は女性100%で既婚率も100%。年齢階層比は30代41.7%・40代39.3%・50代12.8%など。

景気後退によって財布の事情が苦しいのは何も家計だけではない。企業の多くも同じような状況に陥っている。それを把握した上で、主婦たちは企業に何を求めているのだろうか。「食・美容・健康関連の企業」に限定した上で、選択肢の中から5つまでを選んでもらったところ、もっとも多かった回答は「お得に買える大容量サイズや詰め替え用を販売すること」で50.6%を占めていた。言い換えれば「あなたの企業の商品から他社のに乗り換えるつもりはないし、安物買いの銭失いをしたくはない。同じ商品についてまとめて買うなり詰め替え品を買うことで、安く上げる工夫をしたいから、企業側も考慮して」ということになる。

世界的不況で企業も苦しい中、あなたが食・美容・健康関連の企業に求める姿勢としてあてはまるものを5つまで
世界的不況で企業も苦しい中、あなたが食・美容・健康関連の企業に求める姿勢としてあてはまるものを5つまで

第二位は「業績が苦しくても雇用を守ること」。これは「明日は我が身(配偶者や子供含む)か」ということだろう。第三位の「小額で買える小容量サイズを販売すること」はトップの回答につながる意見でもあるし、昨今では【キユーピー、「アヲハタ」ジャムを小型に・少子化にあわせて】などにもあるように、企業側でもそのニーズに対応しつつある。

第四位以降の項目の中で「内容を減らして価格はそのまま」、いわゆる「ステルス値上げ」をしてほしい、あるいは「価格を多少上げてでも品質を守ること」どちらを優先するかについては、今調査結果では前者に軍配が上がっている。同様の項目に関する調査はたとえば【価格上昇とステルス値上げ、女性はステルスが優勢・もっとも多いのは「商品次第」】などでも行われており、こちらは「商品次第」という結果が出ている。上位に「小容量サイズ云々」というニーズがあり、ステルス値上げはこれにつながることも考えられるので、こちらの得票が多かったのかもしれない。



詰め替えイメージリリースでも言及されているが、少子化傾向や消費の多様化、そして何よりも景気後退による節約意識の高まりから、必要に応じて商品サイズ・分量を選べる商品へのニーズが高まっていることが確認できる。もちろんこれは、食品や美容、健康関連の商品・サービスに限ったことではあるが、案外他の分野でも似たような要望は少なからずあるのかもしれない。

文中でも言及したが、少なくとも調査母体の主婦においては、お財布事情が厳しくなったところで今使っている商品とすぐにおサラバしたいとは考えていない。できれば同じ商品を使い続けたい。でも下手に値段を下げて品質まで下げられたのではたまったものではない。そこで、「無駄な量を買わなくても済む少量サイズの購入」「まとめ買い」「詰め替え」で少しでもコストを落とす努力をしたいと望んでいる。そのニーズに応えられるか否かが、企業にとっても重要なポイントとなることだろう。

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