人間大の巨大なアイスやコーヒーが道端にこぼれているんですが……

2009/07/23 07:55

「Bounty Paper Towels Ad Campaign」イメージ【大きい事は良い事だ! 誰もが驚く巨大オブジェクトたち】【禁煙せずにはいられなくなるような広告たち】などのように、日常生活内のさりげないアイテムたちを巨大化するだけで大きなアピール力を持たせる、見ている方も楽しくなってくる広告手法がある。今回【Toxel.com】で紹介されていたペーパータオル「Bounty Paper Towels」のキャンペーンもその一つ。道端に突然巨大で横倒しになったアイスキャンディーやこぼれたコーヒーが登場し、「さてどうしようか…」と思わせぶりに、すぐ横にペーパータオルの巨大広告が設置されているというものだ。

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ニューヨークの7番街では横倒しになった巨大コーヒーカップが。
ニューヨークの7番街では横倒しになった巨大コーヒーカップが。

ニューヨークの7番街では横倒しになった巨大コーヒーカップが。そしてその横には「小さいけれど吸収力抜群」のメッセージと共にペーパータオル「Bounty Paper Towels」の広告看板が設置されている。日常生活の場面で起きうるこのような場面が頭に強烈にイメージされ、そして「何かで拭かなきゃ」という訴求行動に「Bounty Paper Towelsをどうぞ」というメッセージがリンクされてしまうわけだ。単純に自社商品のペーパータオルを巨大化して目立たせるのではなく、その商品が使われうる場面を容易に想像できるようなアイテムを巨大化して注意を集めるあたり、巧妙なテクニックといえる。

なおこのコーヒー、本物のコーヒーかどうかまでは分らないが、説明文では「新鮮なコーヒーの香りと蒸気」という表記がある。こぼれている液体が本物のアツアツなコーヒーだと火傷の危険性もあることや、長時間湯気を出すような温度を保つのは難しいため、おそらくは常温のコーヒーと、コーヒーの香りを含んだ蒸気の発生器が内部にあるのだろう。

一方、ロサンゼルスでは巨大アイスキャンディーが登場した。

ロスに登場した巨大アイス
ロスに登場した巨大アイス

「なにこれデカい」な巨大アイスキャンディー。原文によると重さは550ポンド(約250キログラム)。やはり「使用場面」を想像させ、ペーパータオルの利用を強力に印象付けさせるためのアイテムだが、こちらは上記のコーヒーと違い、本物のアイスキャンディーを使ったようだ。

Bounty Paperイメージ両キャンペーンとも看板だけでなく周囲で「Bounty Paper Towels」のサンプルを配っていたようで、アイスキャンディーの方では実際になめている人の他に、サンプルを使ってキャンディーを拭いている人の姿が確認できる。こんな「大仕事」をしたら、彼ら・彼女らは自宅でも「Bounty Paper Towels」を使わずにはいられなくなるに違いない。

訴えかけたいアイテムそのものを巨大化するのではなく、関連する品々を大きくして強烈な印象を与え、対象商品そのものとのつながりを強くイメージさせる。ちょっとした発想の転換で、色々と面白い広告・アピール方法は生まれるものだと実感させられるケースといえよう。

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