【更新】世界全体でネット利用者からもっとも信頼されている宣伝媒体は……

2009/07/14 04:40

広告イメージネットレイティングスは2009年7月8日、ニールセングローバルオンラインコンシュマーサーベイの最新調査結果の一部を発表した。それによると、インターネット利用者がもっとも信頼している宣伝媒体・情報ソースは「知人による直接の推奨」「インターネット上の消費者の意見」であることが分かった。間接・直接を問わず「口コミ」の信頼度をあらためて知ることができる([発表リリース、PDF])。

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今調査はヨーロッパ、アジア太平洋、南北アメリカ、中東の50か国、2万5420人のインターネット利用消費者を対象に2009年3月19日から4月2日まで行なわれたもの。年齢階層など詳細は今件リリースでは未発表。

推奨された情報について、それぞれの項目において「完全に信頼する」「ある程度信頼する」と回答した人を足した割合、つまり「各ソースの信頼度」をグラフ化したのが次の図。「知人からの推奨」がずば抜けて高く90%、次いで「インターネット上の消費者の意見」と「企業(ブランド)ウェブサイト」が同数の70%となっている。

宣伝媒体/情報ソース別の信頼度(2009年4月)
宣伝媒体/情報ソース別の信頼度(2009年4月)

【「口コミはテレビやラジオよりも大きな影響力を持つ」商品購入の際の情報源アンケート結果から】【「夫よりまずお友だち」女性の口コミパワー最強論】などにもあるように、インターネットによる情報伝達が盛んになることで、口コミはますます、特に女性において重要な情報・意思決定材料の立ち位置を確保しつつある。これは日本だけでなく全世界共通の認識のようだ。

個々の事例を見ると、「知人からの推奨」の場合は「自分が知っている人からの意見」という信頼度のかさ上げがあり、第三者の意見である「インターネット上の消費者の意見」よりも高い値を得ている。

また、興味深いのは「企業(ブランド)ウェブサイト」が同数第二位についていること。口コミが情報信頼度において優位に立つ状況でも、第一次情報源ともいえる企業ウェブサイトの信頼度は高く、広告主サイドからの発信メディアにおいては最高の信頼度を勝ち得ている。

リリースにはごく一部ではあるが、国別の各項目の信頼度も掲載されている。それによると日本の場合、

・インターネット上に発表された消費者の意見……59%
・ブランド・スポンサーシップ……57%
・企業(ブランド)ウェブサイト……61%

という結果が出ている。その他、各国毎に情報ソースに対する信頼の寄せ方には違いがあるものの(例えばブランド・スポンサーシップはコロンビアなどでは81%、それに対してスウェーデンでは33%でしかない)、全体的には上記のグラフのような傾向に収まっているとのこと。

気になるのは、デジタル系の広告・情報ソースが、従来型の広告よりも信頼度が低いこと。リリースではこの結果を受けて「もっと努力が必要。ネット広告をより効果的で、消費者にとってはより信頼できる広告媒体にしていかねばならない」とコメントしている。

デジタル系の広告は手がけやすいだけに、いわゆる「だまし」の手法も多用されやすい。個々の代理店や広告出稿側の規約・ルール・倫理観に頼る、あるいは信頼するところが大きいのが現状。将来においては(消費者の信頼を一層勝ち取るために)何らかの形で共通のルール策定が求められるのかもしれない。

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