4枚切り・6枚切り・8枚切り……一番人気の厚さの食パンは!?

2009/07/13 07:30

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食パンイメージネットリサーチのDIMSDRIVEは2009年7月2日、パンに関するアンケートの結果を発表した。それによると、調査母体のうち「食パン」を食べる人において、もっとも多くの人が好む厚さは「6-7枚切り」だった。実に半数近くの人が望んでいるという結果が出ている。少々厚手の4-5枚切りを求める人も多く、市販の食パンでは「6枚切り」同様によく見かける「8枚切り」を好む人は少数派のようだ(【発表リリース】)。


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今調査は2009年4月30日から5月14日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は7563人。男女比は50.7%対49.3%、年齢階層比は30代33.8%・40代30.6%・50代16.3%など。

調査母体のうち普段食パンを食べる人は5643人。その人たちに複数回答で「何枚切りの食パンが一番好きか」について尋ねたところ、もっとも多くの人が同意したのは「6-7枚切り」で48.4%に達していた。

何枚切りの食パンがお好きですか
何枚切りの食パンがお好きですか

元々日本におけるパンの厚さ・切り方は、戦後の占領軍占領時などにおいて占領軍兵士のサンドイッチ向けのニーズが多かったことから、8枚切り(一斤分の食パンを8枚にスライスしたもの)の薄手のものが一般的だった。しかしその後好みで色々な厚さのものが発売され、関西ではとりわけトーストに適した厚手のもの(4-6枚切り)が定着している(【あははっ 語楽 食パンの語源より】)。

厚手の食パンイメージスーパーやコンビニ、100円ショップなどで一斤分(大抵がほぼ立方体)のまとまりとして販売されている食パンは、6枚切り・8枚切りが多い。ニーズとしても「6枚切りか8枚切りが一番だろう」というイメージが強いが、実際には「6-7枚切り」さらには「4-5枚切り」という厚手のものが多く、「8-9枚切り」という薄手のものは少数派でしかなかった。

中には薄手のサンドイッチパン向けのような食パン(10枚切り)を好む人もいるが、むしろ豪快に「丸ごと一斤」「2-3枚切り」が好きな人の方がはるかに多い。どうやら食パンの流行は、「お厚いのがお好き」に傾きつつあるようだ。


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