食パンに いつもあなたは 何を塗る? ジャムやバターか それともマーガリン?

2009/07/08 12:00

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食パンイメージネットリサーチのDIMSDRIVEは2009年7月2日、パンに関するアンケートの結果を発表した。それによると、調査母体のうち食パンを食べる人において、もっとも多くの人が食パンに塗っているものは「マーガリン」だった。対象者の約6割がマーガリンをよく塗っていると答えている。ジャムの4割、バターの3割強と比べても、圧倒的多数であることが分かる(【発表リリース】)。


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今調査は2009年4月30日から5月14日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は7563人。男女比は50.7%対49.3%、年齢階層比は30代33.8%・40代30.6%・50代16.3%など。

調査母体のうち普段食パンを食べる人は5643人。その人たちに複数回答で「食パンに何を塗って食べることが多いか」と尋ねたところ、もっとも多くの同意があったのは「マーガリン」だった。62.2%、5人に3人以上は「マーガリン」と答えている。

あなたがよく「食パン」に塗っているものはなんですか。
あなたがよく「食パン」に塗っているものはなんですか。

ジャムイメージ第二位には「ジャム」がついている。具体的な種類までは特定されておらず、オレンジ・ブルーベリー・いちごなど、多種多彩なジャムをあわせたものだが、それでもマーガリンにはとうてい及ばない。そして乳製品の「バター」「チーズ」グループはその後ろに甘んじているのが現状。【16の「健康的だと思いこまされていた」食べ物たち】【減量時に役立つ、空腹感とおさらばできるパワフルな12食品たち】などでも触れているが、欧米では大いにもてはやされている「ピーナッツクリーム(バター)」も、日本ではそれほど人気は高くないようだ。

また、「あんぱん」は惣菜パン(菓子パン)としては非常にメジャーで、同調査別項目の「よく食べるパンの種類」では「食パン」「サンドイッチ」「その他菓子パン」の次につくほどではある。しかし自分自身で「食パンの上にあんこを塗る」という食事スタイルは、あまりメジャーではないようだ。そもそも「食パンに塗るためのあんこ」として、バターやチーズ、ジャムと同じように売っている姿をほとんど見かけないことから、半ば分かっている話ではあるのだが。

なお少数意見としては「きな粉」「アンチョビ」「アボカドディップ」「ふりかけ」「つけもの」などがあったとの事。「ふりかけ」はパン用のふりかけが商品として発売されているから良いものの、「つけもの」というのは……好みは人それぞれとはいえ、味は想像しがたい。



バターイメージなお【トランス脂肪酸、日本の食品は……?】【ニューヨークでトランス脂肪酸の食用油を全面使用禁止へ】でも触れているが、マーガリンは元々バターの代用品として作られたもので、その多くにトランス脂肪酸を少なからぬ含んでいる。トランス脂肪酸は人工添加物の一種で、植物油に水素を加えて固める時に発生する油(油を加熱処理した時にできるもの)であり、健康に対する影響への懸念から、海外では使用を禁止する動きが広まっている。

現状では「マーガリン」がもっとも多く使われているという結果が出たが、当方(不破)としてはバターやチーズ、ジャム、そしてはちみつを使うことをオススメしておきたい。


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