「買い時だ けれども底はちょい先だ」投資物件 市場への想い

2009/07/02 08:03

買い時かな?イメージ野村不動産グループの投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」は2009年6月23日、不動産投資に関する意識調査の結果を発表した。それによると、調査母体においては約9割が現在の不動産市場を「買い時」と判断していることが分かった。また、不動産価格の底については「すでに打っている」から「1年以内に打つ」という回答で7割近くを占めており、不動産投資を行う人たちにとって「買いのタイミング」がやってきつつあることをうかがわせる調査結果内容となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年5月13日から6月3日、「ノムコム・プロ」会員に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は761人。

先日発表された【住宅着工関連のデータ】にもあるように、住居用物件はともかく、投資用・賃貸用の物件は供給過多のあおりを受けて新設物件数が減少の一途をたどっている。そのような状況の中で、不動産投資家たちにとって今は買い時と考えられているのだろうか。今調査の結果によれば、「今が買い時」「間もなく買い時がくる」をあわせた「そろそろだろう」派が89.8%と9割近くを占める結果となった。

今、投資用物件は買い時だと思うか
今、投資用物件は買い時だと思うか

まだしばらく先になるだろうという意見は1割ちょっとでしかない。それでは不動産価格の底はいつごろになると考えているのだろうか。調査結果を見ると「すでに底打ち」も含めた「直近1年以内」で68.1%と、現在が底値・底値近くにあると考えている人が7割近くに達している。

不動産価格の底はいつか
不動産価格の底はいつか

「今が買い時」が51.8%なのに対し「既に底を打っている」が20.1%しかいないということは、そもそも「底値で買える・買っている」とは考えていない人が30%以上もいることを示している。「完全な底値ではないかもしれないが、底値近くで買えれば」「利回りなど他の条件が十分良いから、底値でなくとも」ということなのだろう。



リリースによれば、2008年以降ノムコム・プロに掲載されている物件の利回りは上昇の一途をたどっているという。また、4月・5月の物件に対する反響数も前年比で1.8倍と大きく増加。利回りや「興味を持たれる割合」でも活況を見せていることが分かる。

外部的要因が多分に絡んでくるため、これらの状況だけを見て「今が底」「もうすぐ底」と断じることは出来ない。しかし純粋に需要と供給のみで判断すれば、転換期はそれほど遠くないのかもしれない。

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