禁煙せずにはいられなくなるような広告たち
2009/06/30 05:15


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タバコの吸殻入れに「目」の模様が。写真のように火を消すことで……
吸殻入れの上部が目の模様をしている。写真のように火をもみ消す行為をすると、目を傷つけているように見えてしまう。そして容器には「喫煙は視力低下の原因になります。喫煙しましょう」のメッセージが。言葉だけでなく、利用者のアクションそのものが結果的にメッセージ性を持たせている。ちなみに「喫煙と視力低下」の因果関係については【ノバルティス ファーマのリリース「喫煙と「眼の病気」の関係性、知っているのはわずか2割未満」】などをご参照あれ。

タバコ型のサンドバッグ。メッセージは「喫煙と戦え」
むしろ子供が喜びそうなサンドバッグ。仕様はそのまま普通のサンドバッグだが、見た目がタバコの形状をしている。そしてメッセージプレートには「喫煙と戦え」。タバコの形をしたサンドバッグにパンチングを続けることで、タバコとの決別をイメージできる、という仕組み。

「止まれ」の標識がタバコ。二重の意味を持つ標識になっている。
ブラジルで展開された喫煙キャンペーンの一場面。「止まれ」の標識がタバコの形をしている。交通標識としての「止まれ」と喫煙を「止めよう」の二重の意味をかけている。
最後はODDEE.comのリンク先で見つけた「はっ」とさせられる禁煙広告。場所は【INVESTOR SPOT】。

喫煙室の天井に……
がん患者救済協会が屋外の喫煙コーナーにあえて設けた屋根。天井には「土葬で埋葬される立場」からの視界が描かれている。喫煙コーナーでタバコを吸う行為は、墓場への距離を縮めますよ、というメッセージがこめられている。

日本ではあまりこのような広告は見かけないが、本腰を入れて禁煙を展開したいのなら、力押しをするだけでなく、このような「からめ手」を使うのも良いと考えるのだが、どうだろうか。
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