QRコード、利用経験は76%・使わない人は「必要ない」と「分からない」

2009/06/24 07:42

QRコードイメージネットエイジアは2009年6月23日、携帯電話のQRコードに関する意識調査結果の一部を公表した。それによると、QRコードを使わない人において、その理由としてもっとも多い回答は「使う必要性を感じない」で4割近くに達していることが分かった。一方で「使い方が分からない」という人もほぼ同数おり、QRコードへの認知度(特に携帯電話そのものの機能において)がまだまだ低いことを実感させる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は携帯電話経由で2009年5月27日から28日の間に行われたもので、有効回答数は800人。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代で均等割当。

「QRコード」はデンソーウェーブ開発の、携帯電話などのデジタルカメラで取り込むことにより、各種文字データを展開できる2次元バーコード。文字データにはメールアドレスやサイトのURLも含ませることができ、それを読み取れれば直接リンクでメール送信手続きやウェブサイトの閲覧が可能なため、特に長いURLやメールアドレスを不特定多数に知らしめたい時に便利である。今調査母体ではその「QRコード」の利用経験について尋ねたところ、全体では76.0%と4人に3人までが利用経験があると回答している。

それでは「QRコード」を利用しない人は、なぜ利用しないのだろうか。複数回答で聞くと、もっとも多いのは「使う必要を感じない」で39.6%に達していた。次いでほぼ同数で「使い方が分からない」が39.1%。

QRコードを利用しない理由
QRコードを利用しない理由

QRコードそのものが登場したのは1994年に開発されて以来、今世紀に入り、デジタルカメラ機能付携帯電話の普及と共に急速に広まっていった。しかし現時点においても(少なくとも調査母体においては)2割強の人が利用経験が無く、使わない人の4割近くが「使い方が分からない」(調査母体全体に対する比率は9.3%)と回答している。

携帯電話保有者の1割が「使い方が分からない」と答える機能が「皆に使いこなされている」と判断するのはやや微妙な感じがする。実際にはQRコードの取り込みは(例えば当方の携帯電話SH905iの場合)「カメラ起動」「メニュー表示でカメラモードを切り替える」「対象にレンズを合わせて撮影」「QRコードに納められた文字などを確認」というプロセスで済む。デジカメ機能が使えればさほど難しくないことから、恐らくはQRコードが何であるかは知っていても、QRコードの理屈・仕組み(デジカメで取り込むことで暗号化されている文字列を読み込んで展開する。デジカメは言わば暗号読み取り・解読器のようなもの)が理解し切れていないものと思われる。

現在では携帯電話のほぼすべてにデジカメ機能が付き、それらのほぼすべてにQRコードの読み取り機能が装備されている。【ケータイかざせばアレルギー情報が分かる・キユーピーが携帯電話でベビーフードのアレルギー情報提供開始】などのように、QRコードを活用することでお得になる情報も増えている。情報提供側においては、QRコードがどんなものなのか、何に使えるのか、どんなに便利になるのかを今まで以上に広く認知させて利用ハードルを低めると共に、今まで以上に工夫した活用が求められることだろう。

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