戸建とマンション、住むのならどっち? そしてその理由は……
2009/06/21 10:17


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今調査は2009年5月1日から5日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万4858人。男女比は46対54で年齢階層比は30代35%・40代30%・50歳以上20%など。
「一国一城の主(あるじ)」という言い回しにもあるように、賃貸ではなく買い取りの住宅を保有することは、多くの男性(そして女性にとっても)夢であり憧れでもある。住宅の保有スタイルとしては「一戸建て」「マンション」の2タイプが主流。そこで、価格や間取り、駅からの距離、その他の仕様や立地などの条件がほぼ同じだと仮定した場合、どちらを選ぶか聞いてみたところ、64.9%もの人が「一戸建て」と回答した。やはり「憧れの我が家」は「庭付き一戸建て」というイメージが強いようだ。

住んでみたい住居形態
「一戸建て」「マンション」を選んだ人それぞれに、それらを選んだ理由を複数回答で質問し、それらの住宅スタイルのメリット・長所を確認すると、「一戸建て」では「庭を造ることができる」が、「マンション」では「セキュリティが充実している」がトップについた。

住んでみたい住居形態とその理由
2割超え、つまり5人に1人以上が同意する回答を赤で囲ってみたが、「一戸建て」が自由度の高さや他人からのしがらみを避けることが出来る項目、「マンション」は設備環境上の項目を重視・長所と見ているのが分かる。それぞれの住宅スタイルにおける上位ポイントは、もう片方の住宅の項目とトレードオフ状態にある場合が多く、何かを得るためには何かを妥協・我慢しなければならない様子がうかがえる。

【進む二極化・境界線は「20万円・70平方メートル」-東京23区内の賃貸住宅家賃事情】でも触れているが、賃貸・買取を問わず不動産物件においては「適正価格・適性規模の住居物件」が好まれる傾向が強まっている。不動産提供会社側としても、一戸建て・マンションの購入希望者のニーズを適切に把握した上で、それをかなえるような物件の提供に努めていくべきだろう。
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