【更新】「市場心理的には1万円という壁は非常に大きい」…海外投資家、三週連続の買い超し(2009/06/18)

2009/06/19 05:01

東京証券取引所は2009年6月18日、2009年6月9日から6月12日(6月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆9972億6069万4000円なのに対し、買い総額は3兆2607億0390万7000円となり、差し引き2634億4321万3000円の買い超しとなった。これは先週に続いて三週連続の買い超しとなる。なお法人、個人と証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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6月8日から6月12日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……9027億1117万4000円/7174億3544万2000円(1852億7573万2000円売超)
・個人……2兆2326億9087万7000円/2兆0808億6446万1000円(1518億2641万6000円売超)
・外国人……2兆9972億6069万4000円/3兆2607億0390万7000円(2634億4321万3000円買超)
・証券会社……2718億7166万1000円/2655億0883万5000円(63億6282万6000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。


5月11日-15日……1141億7682万9000円売超
5月18日-22日……123億3901万0000円売超
5月25日-29日……1320億1783万1000円買超
6月1日-5日……966億9191万3000円買超
6月8日-12日……2634億4321万3000円買超

今回計測週は日経平均株価は、週末のメジャーSQに向けてじわじわと値を上げ、金曜日には今年に入ってからの最高値をつけた。この時点で外国人投資家が買い超しを記録しているのは非常に興味深い。昨年と同様のパターンを見せるなら、このメジャーSQを境に市場のトレンドは転換する様相を見せるが、奇しくも次の週(つまり現行週)ではその予想通り1万円を割り込み、下げ基調に転じている。25日移動平均線を大きく割り込むことがなければ、4月末と同じような状況で大いにリバウンドを見せてくれるのだが。また、次週外国人投資家が大きく売り超しに転じれば、それもまたトレンド転換を示唆する材料となるだろう。

市場心理的には1万円という壁は非常に大きい。12日の1万円超えで達成感を果たしてしまい、利益確定売りを誘っているという考え方もある。ここから持ち直しを見せ、1万円超えが安定するようなら、再び上昇も望めよう。

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