一般医薬品をネットで買うことが多い人は2%

2009/06/18 07:23

薬剤師イメージマーケティング会社のドゥ・ハウスは2009年6月17日、一般医薬品の購入実態に関する調査結果を発表した。それによると、普段の医薬品の購入場所として、薬局・ドラッグストアと回答した人は9割を超えていたのに対し、インターネット経由と答えていた人は2%に過ぎないことが分かった。インターネット経由の調査であることのバイアスを考えると、世間一般ではさらに割合が下がるものと思われる(【発表リリース】)。

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今調査は改正薬事法施行直前の2009年5月27日から31日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は709人。20歳以上の男女を対象にしているが、男女比・年齢階層比は非公開。

改正薬事法が今年6月に施行され、環境が整ったコンビニエンスストアでなら大衆薬が購入できるようになったのに対し、特定の条件下で無いとインターネット経由での大衆薬購入は困難となった。賛否両論多種多様な意見がいまだに交わされているが、それでは実際に大衆薬(一般的な医薬品)は普段どこで購入されるのか、という疑問に対する回答が今件。「どちらかというと」をあわせた、「薬局・ドラッグストア」派は94.6%に達していた。

普段の一般医薬品の購入場所
普段の一般医薬品の購入場所

これは「普段の」であり、インターネット経由で、あるいはドラッグストアにて一般医薬品を購入「しない」ことは意味しない。あくまでも「主に」で、ある。また、インターネット経由で行われた調査の結果であることを考えると、世間一般では圧倒的に「一般医薬品は普段は薬局やドラッグストアで買うネ」という人で占められていることがわかる。

それでは今回の薬事法改正で大衆薬の販売において大きな変異をとげることになる「スーパーマーケット(SM)やコンビニエンスストア(CVS)」と「インターネット」双方において、大衆薬はどちらで購入できた方が便利だろうか。こちらもインターネット派は少数で3割未満に留まった。

一般医薬品の購入場所に対する気持ち
一般医薬品の購入場所に対する気持ち

インターネットにある程度精通している(ネット経由のアンケートに回答している)という調査母体においてですら、スーパーやコンビニで購入できる方が便利と答えている。



改正薬事法の施行で、「ネット販売原則禁止」「大衆薬は第一種-第三種に分類、第一種はお客が直接手を触れる場所には陳列されない、薬剤師などによる情報提供が必要」などの新たなルールが設けられることになった。一部の大手コンビニでは体制を整えて薬を販売できるようにしたり、元々コンビニやディスカウントストアとの差別化が難しかったドラッグストアでは、積極姿勢を見せるようになるなど、実店舗での小売店でも大きな動きを見せている。

施行直前においては今調査母体では「ネットでの一般医薬品購入は少数派」「コンビニなどで買えた方が便利」という、歓迎派が多数を占める結果となった。施行後状況の時間経過が進むにつれて、利用者の心境にどのような変化が生じるのか、あるいは生じないのかもあわせ、注目していく必要がありそうだ。

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