【更新】昼食代は1年間で20円高、現在590円。だけど……

2009/06/07 16:15

新生銀行グループの新生フィナンシャル(旧GE Money)が2009年6月4日発表した「サラリーマンの小遣い調査」によると、2009年の男性サラリーマンの昼食代は平均で590円となり、前年比で20円のプラスの値をつけていたことが明らかになった。公開されているもっとも古い年の2001年においては710円という値が出ており、それと比べると120円もの差が出ている。また、去年から上昇した背景には、単に「昼食費への配分に余裕が持てるようになった」わけではなく、「弁当持参」「外食代の上昇」という要素が絡んでいるようだ(【該当資料発表ページ】)。

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今調査は2009年4月18日から19日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女比は全員男性で、年齢階層比は20代から50代まで10年区切りで均等割当。年収比は300-500万円がもっとも多く29.0%、次いで500-700万円が27.4%、900-1500万円未満が19.8%など。未婚・既婚率は37.2対62.8、同居の子どもの有無は「いる対いない」が49.2対50.8、奥さんの就業状況は47.6対52.4(ここのみ母数が既婚者の315人)。なお今調査は1979年からほぼ定点観測的に行われているが、毎年同じ人物を調査しているわけではない。

昨年の同調査では【昼食代 1年間で20円安 現在570円ナリ】にもあるように、調査開始の2001年以来最低の水準に達しており、間もなく500円すら割るのではという懸念もあった。しかし実際には今年2009年の結果はプラス20円と、微額ながら上昇する結果となった。ただし昨年想定した「500円弁当+缶ジュース120円=620円ライン」にはまだ達していない。

サラリーマンの平均昼食代(2009年まで)
サラリーマンの平均昼食代(2009年まで)

詳細のデータは掲載されていないが、年代別では40代がもっとも低く540円、30代がもっとも高く600円を示していた。また50代を除いたすべての年代で昼食代は昨年と比べて上昇を見せていたという。

昼食代アップ=おサイフ事情の改善!?
これを単に「お小遣いに余裕ができて昼食代への配分が増えた」と考えるのは早計。【マイナス700円の4万5600円・「減った」18.0%「増えた」は7.6%!-2009年のサラリーマンのこづかい事情】にもあるようにお小遣いの額そのものは減少している。そして直前の記事で触れているように、昼食の形態と他調査の結果(【「弁当族」 そのうち3割 新人さん】)を掛け合わせて推定すると、「弁当持参で月ベースの昼食代を節約し、その分外食やコンビニ弁当での昼食代を10円玉数枚分上乗せする」「外食店やコンビニでの昼食代が値上げされている」という事情が見えてくる。

1週間(5勤務日)における昼食の形態(回数)
1週間(5勤務日)における昼食の形態(回数)(再録)

弁当持参はサラリーマン本人だけでこなすのは難しい。別機関が行った調査(【お弁当 持参率は 男性が 大体2割で 女性は4割】)でも、一人暮らしの場合男性は女性の半分程度しか弁当を持参せず、弁当の内容も必要最小限なものである場合が多い。それでも色々とやりくりをしながら、いかに節約をして、上手にお小遣いを使っていくかという、サラリーマンの涙ぐましい努力が見えてきそうなデータではある。

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