閑散期だがiPhoneが奏功し、SBMが25か月連続純増数で首位に(2009年5月末携帯電話契約数動向)

2009/06/06 10:37

電気通信事業者協会(TCA)は2009年6月5日、2009年5月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年5月末時点の携帯電話の契約数は1億0812万7900件。これは前月比で0.3%のプラスとなる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが10万5000件の増加で主要グループ中トップとなった。これでソフトバンクモバイルの純増数トップは25か月連続となる(【発表リリース】)。

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2009年5月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億0812万7900件
・事業者別
 NTTドコモ……5475万1700件(+6万1700)
 au(KDDIなど)……3095万2200件(+5万1900)
 ソフトバンクモバイル……2084万3300件(+10万5000)
 イー・モバイル……158万0700件(+6万7700)

携帯電話契約件数
携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
携帯電話契約件数(増減)

5月は4月同様に躍進期ともいえる3月と比べると閑散期ともいえ、増加の割合が少なめとなっている。これは3月の「年度切り替えを良い機会に買い替え・新規購入をしよう」という動きの反動ともいえる。唯一6桁台の前月比プラス・主要キャリア中増加数25か月連続トップを維持したソフトバンクモバイルは、iPhoneによる下支えがプラスに働いた模様。一方、最近元気の無いau(KDDI)は新型モデルの不調が増加数を抑えているようだ。

景気後退による出費削減傾向が強まる中、今や生活には欠かせない携帯電話そのものの利用状況に大きな変化はない。いわば電気やガス、水道のようなインフラ系サービスの特徴ともいえるが、同時に半ば飽和状態にあるのもまた否定できない。国民ほぼ一人に一つずつ浸透した今、これから大きな市場の拡大を見込むのは難しい。何か新しい使い方・サービスの提案が求められよう。

携帯電話には「通信で世界中につながる」「いつも手元にある」という、他のメディアには無い特性を有している。このメリットを活かすアイディアが生み出されれば、今まで保有していなかった、敬遠していた層にも大いに普及していくに違いない。

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