【更新】マイナス700円の4万5600円・「減った」18.0%「増えた」は7.6%!-2009年のサラリーマンのこづかい事情

2009/06/05 05:12

こづかいイメージ新生銀行グループの新生フィナンシャル(旧GE Money)は2009年6月4日、2009年におけるサラリーマンのおこづかい調査の結果を発表した。それによると最新データによるサラリーマンのおこづかいの平均額は4万5600円となり、【昨年のデータ】と比較して700円(前回発表時のデータは当初46290円だったものの46300円に修正された模様)のマイナスとなった。こづかいが下がった人が上がった人の割合を約10ポイントほど上回るなど、サラリーマンのふところ事情は厳しさを増しているようにも見える([発表リリース])。

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今調査は2009年4月18日から19日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女比は全員男性で、年齢階層比は20代から50代まで10年区切りで均等割当。年収比は300-500万円がもっとも多く29.0%、次いで500-700万円が27.4%、900-1500万円未満が19.8%など。未婚・既婚率は37.2対62.8、同居の子どもの有無は「いる対いない」が49.2対50.8、奥さんの就業状況は47.6対52.4(ここのみ母数が既婚者の315人)。なお今調査は1979年からほぼ定点観測的に行われているが、毎年同じ人物を調査しているわけではない。

年齢階層別のおこづかい推移は次の通り。

2008・2009年における年齢階層別サラリーマンのお小遣い
2008・2009年における年齢階層別サラリーマンのお小遣い

減少額は20代がもっとも大きく、30代では逆に増加する傾向を見せている。この現象についてリリース側では特に解説をしていないが、別所で提示されている「昇給のあるなし」グラフを見ると、20-30代において「昇給あり」とする回答がもっとも多く、これが一因と思われる(単純にデータの誤差の可能性も否定できないが)。

昇給の有無
昇給の有無

また、小遣い額の変化については、「変化無し」が74.4%と4人に3人は現状維持という結果が出た一方、「ダウン」は「アップ」と比べて10.4ポイントも多く、全体的にはこづかい額縮小に追い込まれた人が多い事を示唆している結果となった。

こづかい変化の有無と状況
こづかい変化の有無と状況

特に年齢階層別に見ると歳を経るごとに「アップ」が減り「ダウン」が増えるなど厳しさを増していることが確認できる。昇給の有無やこづかいそのものの絶対額との関連も皆無ではあるまい。

なお公開されているデータを元に、毎年のサラリーマンの小遣い状況の推移と、日経平均株価(年末の値、2009年は6月4日終値)をかぶせると次のようなグラフができあがる。

GE Money・新生フィナンシャル発表の「サラリーマンの平均小遣い額」と日経平均株価の推移
GE Money・新生フィナンシャル発表の「サラリーマンの平均小遣い額」と日経平均株価の推移

一部未調査の年があるため歯欠け状態だが(当方で破線にて補完)、直近では底打ちから上昇機運にあったものが去年その流れを打ち崩され、今年はその水準のまま低迷していることが把握できる。さらに日経平均株価とサラリーマンの小遣いの間には密接な相関関係があることが改めて確認できる。「金融商品への投資なんてしていないから、株価の変化など関係ない」という人も、「株価の上下が小遣いの上下にも連動する傾向があるんだヨ」という事実を伝えられれば、経済全体や株価への見る目も変わってくるかもしれない。

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