【更新】検索が うまくいかないその時は 言葉を変えるか 追加で対応
2009/06/03 07:34


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今調査は2009年5月13日から18日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は605人。男女比は54.5対45.5で、年齢階層比は20代37.5%、30代29.6%、40代32.9%。
インターネットとウェブサイトの進化を爆進させた要因の一つと断言して過言でないのが、検索エンジンの存在。ウェブサイト上のページを入力されたキーワードで検索し、該当しそうなページを列挙していくウェブサービスだが、このサービスの存在で世界中のウェブサイトを縦横無尽に探し出し、それこそアカシックレコードのごとく「データベース化」することが可能となった。さらに検索エンジンの利用は、その人の「ニーズ」「欲求」がそのままダイレクトに現れており、その利用傾向は人間の行動様式の観点でも非常に関心が寄せられるものとなっている。
今調査では検索エンジンにまつわる色々な質問を行っているが、今回取り上げるのは「なかなか思うような検索結果が出ないときにどのような行動をとるか」というもの。全体では「検索キーワードを変更する」がもっとも多く、それにほぼ肩を並べる形で「検索キーワードを追加する(しぼりこむ)」がついた。

検索エンジンを使用していて、なかなか思うような検索結果が出ないときはどうするか
「検索キーワードを変更」は利用者側で「もっと良い結果が出るようなキーワードは無いものか」と考え、入力キーワードを変えていくというもの。「鶏の唐揚げ」のことを知りたくて「からあげ」と入力したが今ひとつ良い結果が出なかったので「唐揚げ」と漢字で入力しなおすのが良い例だ。
一方「検索キーワードを追加」とはカッコで説明をしたように、キーワードを追加して絞込みをかけるもの。上記「鶏の唐揚げ」の場合なら「からあげ」から「鶏 からあげ」と入力するようなもの。検索対象キーワードを複数にすることで、検索結果を限定していこうという試みだ。もっとも【7割強が「複数キーワードで検索」・検索ポータルサイトは絞込みが日常化】にもあるように、検索キーワードは複数入力するのが多数派となっており、実際には「キーワードを変えつつ絞込みをかける」という、両方を同時に行うのが日常化しているのかもしれない。
一つ注目すべきなのは、「他の検索エンジンを使う」という回答が3%前後とほとんどいない結果が出ていること。検索エンジンを使う人にとっては、「今利用している検索エンジンがベストなもの」であり、検索結果に満足いくものが得られなかったとしても、「他の検索エンジンなら傾向が違うかも」といった「浮気」は滅多にないワケだ。ヤフーならヤフー、グーグルならグーグルと、普段使っている検索エンジンは一つ限りで、他のものをはしごしないことになる。
つい先日、マイクロソフトでは新しい検索エンジン【Bing】を公開している。既存の大手検索エンジンと比べても使い心地は悪くないとの評判だが、今後どのように普及していくのか。「浮気」をしない人が大多数を占める中、気になるところだ。
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