室内のテレビゲームは「Wii」一番、 プレステ2に「アレ」が健闘!?

2009/06/02 04:40

Wiiで遊ぶイメージネットマイルは2009年5月28日、小中学生の子どもの遊びに関するアンケート調査結果を発表した。それによると、「調査母体においては」室内で遊ぶ据え置き型テレビゲーム機の種類として、もっとも多くの回答を得られたのは「Wii」だった。全体では8割近く、女性に限れば8割以上が答えている。さらにWiiに続く機種としてプレイステーション2、さらにはWiiの前の世代機として発売された「ゲームキューブ」がついている。プレイステーションシリーズと比べて前世代機の影が薄くなりがちな任天堂の据え置き機だが、少なくとも小中学生においてはゲームキューブは現役ゲーム機として活躍しているようだ([発表リリース、PDF])。

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今調査は2009年4月24日から26日、ネットコミュニティサイト「サークルリンク」の会員に対して行われたインターネット経由によるもので、有効回答数は574人。男女比は31.4%対68.6%。年齢階層比は小学校低学年1.2%・中学年15.7%・高学年55.6%・中学生27.5%。小学校低学年は7人しかいないので参考値であること、インターネット経由の調査なことに留意する必要がある。

室内での遊びとして「テレビゲーム(※据え置き型ゲーム機による)」を選んだ人に、どの機種で遊んでいるのかを複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは[任天堂(7974)]のWiiで、実に8割近くを占めていた。女性に限れば83.2%と8割を超している。

どの機種で遊んでいるのか(家庭用ゲーム機、複数回答)
どの機種で遊んでいるのか(家庭用ゲーム機、複数回答)

他の機種、特にプレイステーションシリーズでは男性の回答率が女性のそれをはるかに上回っているのに対し、Wiiは選択肢の中では唯一女性の回答率が男性を上回る結果が出ている。これは【Wiiは「家族で遊ぶハード」ではあるが……DSとの年齢階層の違い】で任天堂自らが分析しているように、Wiiが(他の任天堂のハード同様に)男女隔てなく客層として想定してる効果が出ているものと思われる。あるいは「ひとりで」だけでなく、家族みんなで遊ぶからこそ、小中学生の回答率も高く、女性の割合も大きいのかもしれない。

ゲームキューブとプレイステーション2の健闘ぶり
今調査で注目すべき点は2点、「ゲームキューブの健闘ぶり」と「プレイステーションシリーズにおけるプレステ2の存在感」。

まず前者だが、冒頭でも触れたように、ゲームキューブは任天堂の据え置き型ゲーム機のラインアップとしては現行のWiiの一つ前に相当する。今や新発売されるソフトは皆無に等しい状態で、「任天堂のゲーム機といえばWiiとDS」というイメージが強い。しかし、新作ソフトは出なくとも、調査母体においては(Wiiの利用率には到底かなわないまでも)4人に1人が今でもゲーム機として愛用し、遊んでいることが分かる。具体的なソフト名までは分からないが、愛おしさをも感じてしまう。

プレステシリーズでは
最新世代の「3」ではなく
「2」がもっとも遊ばれている
そして後者。プレイステーションシリーズは現在最新の「3」、そしてその前の世代機として「2」、さらに前の世代機「プレイステーション(1)」が連なる。任天堂の事例になぞらえれば、「最新機種のプレステ3がもっとも遊ばれて、プレステ2がそれに続く」という形になるわけだが、今調査ではプレステ2の回答率が一番高い結果が出ている。

理由は恐らく「プレステ3は本体もソフトも高い」「プレステ3では小中学生向けのタイトルが少ない」の2つ。常に最新機種を求めるハードおたくならともかく、ゲーム機はあくまでも「ソフトを遊ぶための入れ物」に過ぎない。現在でも専用ソフトが続々発売されており、最新世代機ではないものの十分現行機として通用するプレステ2の方が、小中学生としてはなじみやいのだろう。


【小中学生の「室内遊び」、パソコンゲームと携帯ゲーム機がメイン】にもあるように、室内遊びにおいてですらゲーム機では据え置き機より、携帯ゲーム機の方が回答率が高い結果が出ている。携帯ゲーム機のモバイル性は据え置き型ゲーム機がかなうはずもなく、性能が向上している現在においては、「据え置き型ゲーム機でないと遊べない」ソフト、あるいは魅力そのものを提供しなければ、ますます携帯ゲーム機に子どもたちの遊ぶ時間を奪われかねない。

さらに旧世代のスーパーファミコンで遊ぶ子どもイメージ一方で、ゲームキューブやプレイステーション2のような、旧世代のゲーム機にも、少なからぬ子どもたちがいまだに注力している様子も見受けられる。特に新作ソフトの発売が望めないゲームキューブで遊ぶ小中学生がいまだに2割強もいることには、モノを大切にして遊び倒す姿勢がかいま見れ、ほほえましささえ覚えてしまうものだ。もちろん新世代の機種も併用して持っていれば、ゲームキューブをメインとして遊んでいるのではないだろうけれども……。

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