携帯ゲーム機、どこで遊ぶ? 自宅や友だちの家、そして……

2009/06/01 04:30

携帯ゲーム機イメージネットマイルは2009年5月28日、小中学生の子どもの遊びに関するアンケート調査結果を発表した。それによると、「調査母体においては」携帯ゲーム機を遊ぶ場所としてもっとも多くの回答を得られたのは「自宅」だった。ほぼ全員が「携帯ゲーム機は自宅で遊ぶ」と回答している。一方、「友だちの家」「公園」なども上位についているが、ファストフード店を携帯ゲーム機の遊ぶ場所として選ぶ子どもも全体で1割強いることが分かった。特に中学生では2割近くに達しており、ファストフード店が子どもたちの憩いの場所のひとつとして選ばれている状況が想定できる([発表リリース、PDF])。

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今調査は2009年4月24日から26日、ネットコミュニティサイト「サークルリンク」の会員に対して行われたインターネット経由によるもので、有効回答数は574人。男女比は31.4%対68.6%。年齢階層比は小学校低学年1.2%・中学年15.7%・高学年55.6%・中学生27.5%。小学校低学年は7人しかいないので参考値であること、インターネット経由の調査なことに留意する必要がある。

【小中学生の「室内遊び」、パソコンゲームと携帯ゲーム機がメイン】などにもあるように、室内遊びでは約6割、外での遊びでは4割近くが「携帯ゲーム(機)」を遊ぶ道具として選んでいる。それでは具体的にどこで携帯ゲームを使って遊ぶのかについて複数回答で質問したところ、もっとも多かった回答は「自宅」でほぼ全員が回答していた。

携帯ゲームで遊ぶ場所は?
携帯ゲームで遊ぶ場所は?

次いで多いのは「友だちの家」。据え置き型ゲーム機やパソコンは持ち運びができないが(ソフトだけなら可能)、携帯ゲーム機ならどこにでも持ち込んで、みんなで遊ぶことができる。友達の家で個々が単独プレイをするとむなしいものがあるが、最近はDSにしてもPSPにしても端末同士を赤外線通信などで結んで対戦・協力プレイができるので、「むなしさ」も解消できる。携帯ゲーム機のソフトの中には、一人がソフト本体を持っていれば複数の機種で対戦・協力プレイができるものもあるため、ソフト購入の負担も減らせる。

「公園で携帯ゲームを遊ぶ」という回答が3割ほど見受けられる。この場合、公園は設置してあるブランコやジャングルジムをはじめとする「遊具を使って遊ぶ場」ではなく、「みんなが集まって何かをするためのコミュニティの場」、言い換えれば「サロン」的役割を果たすことになる。自宅も友だちの家も都合が悪く、学校にゲーム機を持っていくわけにもいかない場合、ゲーム機で皆が集まって遊ぶ場所の選択肢として残るのは「公園」なのだろう(あるいは独りで、公園で遊ぶ状況も想定できなくはないが……)。

ファストフード店は子どもの社交場に!?
注目すべきは「ファストフード(店)」。さすがに小学生では1割程度しかいないが、中学生にもなると2割ほどが携帯ゲーム機で遊ぶ場所として選択している。言葉通り「すぐに食事が出来上がる(、そして店側としてはすぐに食べ切って店を出て、客の回転率を上げて欲しい)」ファストフード店だが、実際には少なからぬ子ども達が携帯用ゲーム機で遊ぶ場、時間をつぶす場として考えていることになる。

マクドナルドイメージ大人ならこのような状況の場合、喫茶店にでも入ってコーヒーを飲みながらゆるやかな時間の流れを楽しむものだが、小中学生には雰囲気的にも予算的にもそれは難しい。しかしファストフード店なら、100円単位で飲み物や食べ物を購入できる。さらに喫茶店と異なり、ファストフード店は門戸を広く開けているので、出入りしやすいのも特徴の一つ。

今調査では高校生は対象外だが、【ケータイクーポンの認知度は8割超・ファーストフードやレンタルショップで大活躍】によると、ケータイクーポンの利用先として(利用した経験のある67.5%の人のうち)高校生の92.3%がファストフードを挙げている。そして高校生ともなればアルバイト先としてもファストフード店は人気の業種の一つ。馴染み深い店としては一等地に違いない。

自宅では保護者に勉強しろと言われ、学校ではもちろん勉強をしなければならない。塾に通う子どもも多い。昔は駄菓子屋(とその店の前の道路や広場)が子ども達の社交場だったが、現在においてはファストフード店が子ども達にとっても、(携帯ゲーム機で遊んでもとやかく言われない)数少ない「開放感のある場所」「社交場」の立ち位置を得つつあるのかもしれない。

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