小中学生の「室内遊び」、パソコンゲームと携帯ゲーム機がメイン

2009/05/31 10:55

パソコンでゲームイメージネットマイルは2009年5月28日、小中学生の子どもの遊びに関するアンケート調査結果を発表した。それによると、「調査母体においては」室内での遊びでもっとも回答率の高かったのは「パソコンゲーム」で全体の6割に達していた。次いでほぼ同率で携帯ゲーム、そして据え置き型のテレビゲームが並んでいる。テレビやビデオの視聴・読書は3割強に留まり、子どもの娯楽対象としてはゲーム群に今ひとつ及ばないようにも見える([発表リリース、PDF])。

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今調査は2009年4月24日から26日、ネットコミュニティサイト「サークルリンク」の会員に対して行われたインターネット経由によるもので、有効回答数は574人。男女比は31.4%対68.6%。年齢階層比は小学校低学年1.2%・中学年15.7%・高学年55.6%・中学生27.5%。小学校低学年は7人しかいないので参考値なこと、インターネット経由の調査であること、さらにはパソコンのコミュニティサイト経由の調査なので、「パソコンでの娯楽にある程度慣れている」ことを留意しておかねばならない。

遊びの場面を室内と屋外に分け、そのうち室内の遊びについて普段どのような遊びをしているのか、複数回答で尋ねたところ、一番多かった回答は「パソコンゲーム」だった。

室内でどのような遊びをしていますか?(複数回答、上位七位のみ)
室内でどのような遊びをしていますか?(複数回答、上位七位のみ)

データをそのまま受け止めれば「パソコンゲームが子どもたちの間に一番浸透している」ということになる。確かに親のパソコンを借りて遊ぶ子どもも多いし(【幼稚園児でも6割弱がパソコン経験者! 子どものパソコン利用実態調査】【子どもが好きなゲームはロープレと格闘アクション・パソコンはエロゲーマシン?】)、学校のカリキュラムでもパソコンが使われることもあり、自分のパソコンを保有している小中学生も少なくないだろう。

パソコン・携帯ゲーム機
テレビゲーム機など
「デジタルゲーム」が
室内での遊びの主流に
しかし今調査が「パソコン経由のもの」、しかも「ゲームなども楽しめるコミュニティサイトで行われたもの」であることを考えると、パソコンゲームが上位につくのはごく当たり前のことといえる(外食チェーン店の店内で「あなたは普段どんな外食店を利用しますか」と聞くようなものだ)。子ども全体の割合と比べれば、多分にこの項目はプラス修正がある、と見なければならないだろう(ただし【サイトを勉強や趣味で見たり、ゲームをしたり……子どものパソコン利用目的】を見ると59%という値が確認できる。大きな補正は必要ないのかもしれない)。

ほぼ同率で並んでいるのが「携帯ゲーム」。性別・年齢別の隔てなく、6割前後の子どもが室内遊びの対象として選んでいる。別項目になるが、屋外の遊びでも3割強が「携帯ゲーム」と選んでおり、子どもの日常生活において携帯ゲーム機の密着度の高さが分かる。

他にも、

・テレビゲーム(据え置き型)は男の子の方が利用率が高い。女の子は携帯ゲーム機で満足しているのか、あるいは遊びたいソフトが無いのかも。
・女の子は男の子よりもお絵かきやチャットの利用率が高い。
・年齢が上がるにつれてチャット利用率も上昇する。
・テレビやビデオ、読書は3割強で、遊びとしての認知度はゲーム全般よりも低い。

などが分かる。

子どものいる世帯や子ども自身、教鞭についている人はともかく、子どもの生活社会や生活様式は、外部からは分かり難いもの。調査母体上の多少の補正(パソコンのコミュニティサイトに精通しており、デジタル系の経験に長けている)はあるものの、貴重なデータといえよう。

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