【更新】女性が気にする広告、一番なのは新聞に欠かせない……

2009/05/31 10:50

新聞のチラシイメージC-NEWSは2009年5月29日、女性の口コミに関する調査結果の一部を公開した。それによると、選択肢として挙げられた主要広告媒体においては、女性がもっとも良く見る・読む対象は「新聞の折込チラシ」であることが分かった。調査母体全体に占める割合では「テレビCM」「電車内の吊り広告」と続くが、各メディアに触れる機会のある人に限定すると、「吊り広告」が「折込チラシ」に次ぐ影響力を示すことになる([発表ページ])。

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今調査は2009年5月15日と16日にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は400。全員が女性で、年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割当。

【「夫よりまずお友だち」女性の口コミパワー最強論】【女性がクチコミ大好きな理由とは?】【女性の「クチコミ発信量」は男性の2倍、浸透スピードは3倍以上!?】などにもあるように、女性の口コミに対する傾注度・相性の良さは並々ならぬものがある。単なる情報の伝達以上に、口コミそのものを楽しみ・娯楽として考えているのも、その大きな要因(いわゆる「おしゃべり」「ガールズトーク」というもの)。

それら口コミの「ネタ」元にもなりうる、各種広告媒体について、女性陣がどれほど興味関心を示しチェックを入れているのか。今調査において選択肢として挙げられた媒体の中では、「新聞の折込チラシ」がもっとも人気を集める結果となった。

それぞれについてどの程度目を通すか
それぞれについてどの程度目を通すか

【「チラシ」+「テレビ番組表」=「無料配布」……リクルートの「無料宅配サービス」をのぞき見る】にもあるように、新聞の折込チラシは生活に直接結びつく情報源として、高い地位を占めている。目を通す機会が多くて当然といえば当然。

単純な順番としては「テレビでのCM」「電車内吊り広告」「新聞の紙面上広告」と続く。同じ新聞でも、紙面上の広告より折込チラシの方が興味関心が高いのは皮肉といえば皮肉(要は「より生活に密着した情報が欲しい」という思いの表れだろう)。ただし、「電車内吊り広告」は電車を普段使わない人が28%にも達しているため、これを抜きにして考えれば「電車利用者の三分の二は吊り広告を読む・見る」と計算することもできる(同様に計算するとテレビCMは43%)。この場合、順位としては「折込チラシ」の次になる。絶対数を求めるのなら「テレビCM」だが、特定対象に対する浸透率なら「吊り広告」というところか。

一方で気になるのは、「ウェブサイトの広告」を読む人が17%しかいないこと。8割以上が半ばスルーすると答えている。今調査がインターネット経由で行われていることを考えれば、これはほぼ実測値に近い。多くの女性ネットユーザーは広告を意識的に避けてサイトを閲覧することに慣れている、と考えた方が良い。



それぞれの媒体の利用層の特徴と今調査結果を箇条書きにすると

・新聞の折込チラシ……新聞購入者のみ。女性の浸透率は高い。
・テレビCM……テレビを持っている人なら誰でも。浸透率はそれなりに高い。
・電車内吊り広告……電車に乗る人限定。女性の浸透率は高め。
・新聞の紙面上広告……新聞購入者のみ。浸透率はそこそこ。
・雑誌の紙面上広告……雑誌購入者のみ。浸透率は低め。
・ウェブサイトの広告……ネットにアクセスできる人なら誰でも。浸透率は低め。

となる。対象者数の多い少ない・どのような層を対象にしているか、浸透率それぞれにおいて、違った特徴・傾向を持つことが分かる。何か調べ物をしたり、広告展開を行う際には、それぞれの媒体の特性をしっかりとつかんでおく必要があるだろう。特に、浸透率が「折込チラシ」に次ぐほど高い「電車内吊り広告」に近しい立場の広告として、「トレインチャンネル」に代表される車両内液晶テレビ広告(【「トレインチャンネル」-電車の中の液晶モニタ映像広告にみる、プロモーションメディア広告の善戦ぶり】)には注目すべきといえる。

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