【更新】20代の二人に一人は「他人との付き合いより貯金」なことも
2009/05/22 04:35


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今調査は2009年3月28日から30日にインターネット経由で首都圏一都三県在住の男性300人に行われたもので、年齢階層比は20-49歳で5歳刻みに50人ずつ。
出費を抑えるための工夫、いわゆる節約・倹約の手法の一つとしてよく用いられるのが、買い物をしたときに得られるお店特有の「ポイント」。100ポイント貯まったら100円の商品と交換してもらったり割引きしてもらえるなど、「ちりもつもれば山となる」的な節約をすることができる。そこで、例えば「500円で1ポイントだから、明日買う予定のこれを一緒に買えばちょうど3ポイントもらえる」のように、買い物ポイントを効率よくためたり使うための工夫・努力をしているかどうかについて尋ねたところ、どの年齢層でも7-8割という高い回答率で「あてはまる」と答えていた。

ポイントの効率よい貯蓄や使うための工夫・努力をしている
「あてはまる」の数そのものは年齢で大きな差異はないが、強度の強い「非常に当てはまる」に限ってみると、20代-30代前半までは強く、それ以降は低下する傾向を見せている。節約のためのポイントへのこだわりの違いが若年層と中堅層以降にあると見て良い。
さらに「付き合いでお金を浪費するより、貯金した方がいいネ」という、対人関係よりも蓄財に重点を置く場合があるか否かについて質問した結果、20代は5割近くが「ある」と答えていた。

人との付き合いや社交にお金を費やすよりも、貯金を優先することがある
リリースでも指摘しているが、昨今の若年層の傾向・特徴の一つである「対外的な人付き合いを避け、お金の出費を極力抑える(内向的・草食系etc.)」を裏付けるデータといえよう。

過去の類似調査のデータが無いので「最近の傾向」なのか「昔も今も変わらない」なのか判断することはできないが、少なくとも昨今の若年層においては、お金の優先順位が非常に高く、場合によっては対人関係よりも重きを置くことすら多々あると見てよいだろう。
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