世界の小売業売上高ランキングを本店所在国別で合計してみる

2009/05/20 18:05

小売業イメージ先ほど【世界の小売業売上高ランキングをグラフ化してみる(2007年度・最新データ版) 】でSTORE集計による2007年度における小売業の売上ランキングをグラフ化したわけだが、その元となった記事【世界の小売業売上高ランキングをグラフ化してみる】などでも「アメリカ、スゴイ」という意見が多数寄せられた。それでは実際、ランキングされている250社の売上全体のうち、どれほどの額がアメリカ(に本拠地を置く会社)発のものなのか。250社全部の統計を取る……のはらちがあかないので調べてみると、そのままずばりの解答データが【Top 250 Global Retailers】の28ページに掲載されていた。今回はそのデータを元にグラフを作り直してみることにした。

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使用したデータは小売業者上位250社の、小売業における売上を累計したもの。どこの会社も多かれ少なかれ行っている、他の事業の売上は除外している。

小売業上位250社による売上比率(本店所在国・地域別)
小売業上位250社による売上比率(本店所在国・地域別)

やはり一番大きいのは、ウォルマートを抱えるアメリカ。世界の小売業の売上のうち約1/3強はアメリカを根拠地としている会社で占められている。しかしこれでもまだ少ない方で、本文の説明によると1昨年の37.2%からは減少しているとのこと。また、年間成長率は全体平均では7.6%だったのに対し、アメリカ企業だけだと6.6%とやや鈍化しているのがわかる。

個別の国としては、日本が第二位。上位250社中には24社が含まれている。しかしアメリカ同様日本の企業も売上を縮小しており、その理由としてデパート部門の不調を挙げている。一方で他の国はおおよそ堅調で、上位のアメリカや日本を差し置いて大規模な成長振りを見せているとのコメントも見受けられる。

ちなみに、もう少し大きなエリア別に計算しなおすと、

アメリカ大陸……42.4%
ヨーロッパ……39.6%
アジア……15.6%

などとなる。

先の記事にもあるように、今回のデータは世界的な規模で見舞われている景気後退の影響はあまり反映されていない。本格的な反映データとなる2008年度(来年公開予定?)ではどのような割合の変化が起きているのか、気になるところではある。

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