Z世代のストレス解消法、トップは誰でも毎日やっているもの
2009/05/20 07:36
ネットマイルは2009年5月19日、Z世代(1985年から1991年生まれ、現在17歳-24歳、いわゆる新社会人層)に関する意識調査の結果を発表した。それによると、調査母体において「ストレス解消のためにしていること」のトップには「睡眠をとる」がついた。日常生活の中では欠かすことができない生活様式「寝る」ことを、しっかりとこなすことでストレス解消に役立てているのだろう([発表リリース、PDF])。
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今調査は2009年5月7日にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は480人。男女比は1対1、未既婚率は未婚が97.3%。
全世代共通のストレスはもちろん、この世代特有のストレス、例えば新社会人になることへの不安、就職難、今後の経済、新しい環境で遭遇する対人関係(【会社勤めで一番の不安は「人間関係などによるストレス」】)など、多種多様なストレスをZ世代はかかえている。そこで、どのようなストレス解消法をしているのかこの世代に尋ねたところ、もっとも多かった回答は「睡眠を取る」で59.4%にも達していた。6割の人が「ストレスがたまったら(十分に)寝ることで解消できるさ」と考え、実践していることになる。
あなたのストレス解消法は?
男女別にみると、他人に話を聞いてもらったり、買い物をしたり堪能する「外への」項目で女性が男性を大きく引き離している一方、「ゲーム・パソコン・インターネット」に代表されるように、男性は内面的・内こもり的な項目で比較的高い回答を見せている。
また、ほとんどすべての項目で男性よりも女性の回答率が高い。これは女性がストレスを感じやすい分、解消する方法も多数備えているという「感じやすく醒ませやすい」、言い換えればストレスの起伏が激しい様子を示している。
なお、女性は三人に一人が「美味しいものを食べる」ことでストレス発散をしていることになる。【不景気で真っ先切られるぜいたく品、男女で異なる切捨て順番】などにもあるように、昨今の景気後退で外食をひかえる傾向は女性に特に強いようだが、これらの傾向から今後女性のストレスが(発散されずに)蓄積されていく可能性もある。安上がりで済むストレス解消法を見出してほしいものである。
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