【更新】問題のあるテレビ番組、スポンサーにも責任はある? 無い!?

2009/05/19 04:30

親子でテレビイメージ日本PTA全国協議会は2009年5月13日、「子どもとメディアに関する意識調査・調査結果報告書」を発表した。それによると、「子どもに見せたくない」と感じるテレビ番組が放送されていることについて、スポンサーにも責任があると感じている保護者は、調査母体の6割強に達していることが明らかになった。この値は年々減少する傾向を見せており、「テレビ番組はスポンサーが(財政的に)支えており、責任も持つべきだ」という保護者の認識が減少する傾向を示している([発表リリース、PDF])。

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今調査は2008年11月10日から24日、小学5年生と同保護者・中学2年生と同保護者それぞれ2400人・計9600人に対して行われたもので、有効回答率は子どもが81.1%・保護者が75.2%。調査方法は調査票配布・回収方式で、本人が調査票を封印した上で回収されている。

子ども自身の欲求は別として、保護者の立場から「子どもに見せたくない」と思うテレビ番組は少なくない。2008年のデータ(つまり今件データ)では、「見せたくない」番組があると回答した保護者は、小学5年生の保護者の30.1%・中学2年生の保護者の23.2%に達している。

それではそれら「子どもに見せたくないテレビ番組」が放送されることについて、その番組を提供しているスポンサーにも責任があるのか否かについてはどのような認識を持っているだろうか。「見せたくない番組がある」と回答した保護者のうち、65.9%は「責任がある」と答えている。

子どもに見せたくないテレビ番組が放送されていることについて、スポンサーにも責任があるか否か
子どもに見せたくないテレビ番組が放送されていることについて、スポンサーにも責任があるか否か

この項目が確認できた過去4年間分の調査データをまとめてみると、少なくとも4年の間では少しずつではあるものの保護者の間で「テレビ番組の内容が好ましくなくとも、スポンサーには責任が無い」とする考え方が広まりつつあるようにも見える(「無回答」も増えているのが気になるが)。

それでは「好ましくないテレビ番組の責任」はどこにあるのか。資料内にはそのような問いは無いが、責任があるとすればやはり「放送したテレビ局自身」になるのだろう。保護者は「スポンサーへの責任意識が低くなった」のではなく、むしろ「テレビ局自身への責任意識が高まった」と見た方が自然かもしれない。

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