海外版・10のあきれた110番

2009/05/15 04:40

アメリカの電話イメージ日本では警察への緊急電話番号は110番だというのは誰もが知っているお話。アメリカではこの番号は911番に相当する。しかも日本における消防や救急あての119番もアメリカでは911番で、最初に「事件? 救急??」と聞いてくるのだという(「大分県警察本部」より)。時々テレビで放映される警察特集では、困った内容の警察への通報電話が紹介されることがあるが、【Oddee.com】ではこのアメリカ版110番こと911番の呼び出しなど海外の「警察への通報」において、10のあきれた事例を紹介している。警察に不思議な内容の電話がかけられるのは、どこの国でも同じようだ。

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1.デートをしたいがために警察へ通報した女性
オレゴン州に住むLorna Jeanne Dudash。近所からの騒音の苦情を受けて彼女の家にやってきた、警官のうちの一人がとてもお気に入りに。居てもたってもいられなくなった彼女は911番に電話して「あの人を出して」と懇願。警察側は「緊急事態でもないのに警察に電話してくるとは何事だ。それにこのまま放置していると再犯の可能性が高い」として彼女を逮捕。現在彼女には数千ドルの罰金と最長1年の禁固刑が待っているとのこと。

2.車に閉じ込められて警察に電話した女性
フロリダ州に住むある女性は、オートロックの自動車の中に閉じ込められたまま、身動きが出来なくなって911番に電話。「自動車のエンジンはかからないし、エアコンも含めて全部の電気系統は切れたまんまだし、中が段々暑くなって来てるの。体調もおかしくなってきたわ」。「カギを(手動で)引っ張れば開くのでは?」とのアドバイスに従ったところ、彼女は無事にドアを開けることができたそうな。

3.寂しさのあまり2万7000回以上も警察に通報した男
45歳の失業者、John Triplette。彼は寂しさのあまり、多い時には1日に数百回も911番に電話をかけた。しかもその大部分は色々な雑音を放つだけ。時々声が聞こえても、声そのものを別人のように変えていたという。しかしこのイタズラ電話が携帯電話からかけられていたので、逆探知の結果、彼の所在が判明した。警察に対して彼は「だって(通話料が)無料だったから無職だったから(ヒマだったんだもん)(because they were free.)」と答えていたという。彼には1000ドルの罰金と6か月の禁固刑が課せられることになった。

4.マックでチキンナゲットが売ってなかったので警察に通報した女性
フロリダ州に住むLatreasa Goodmanは近所のマクドナルドにチキンナゲットが売っていなかったので、「これは異常事態よ」と3回も911番に通報。「チキンナゲットが無いって知ってたらお金なんて出さないわよ。店員は他のハンバーガーとかを売りたいようだけど、一つもほしくないわ。私が欲しいのはナゲットなのよ」とまくし立てた。


警察に通報した時の記録。ナゲットパワー恐るべし。

彼女は「間違った911番の使い方」をとがめられ、警察に身柄を拘束されてしまったという。

5.夫がアダルトビデオを見るのを止めさせてほしくて警察に通報した妻
ドイツのアーヘンに住む夫婦。44歳の妻は警察に、非常事態が起きていると通報。慌てて警察が駆けつけたところ、アダルトビデオを見ている夫の周囲をうろつきまわる妻が居たという。彼女は警察に、この類のビデオを見ないよう説得してほしかったようだが、警察は「こんなケースではできることは何も無い」とのみ伝え、逆に彼女へカウンセリングを受けるように勧めたという。

6.数学の問題が解けなくて警察に通報した4歳の子ども
Johnnyという4歳の子ども。算数の宿題が解けなくて911番に通報。


その時の応対の様子を録音したもの。

驚くべきことにオペレーターは彼の悩みを解決。Johnnyは大喜び(※もちろん警察は宿題の肩代わりをするために存在しているわけではない)。

7.チャーハンにエビが入っていなくて警察に通報した女性
テキサス州のチェーン店「A&D Buffalo」での話。チャーハンのオプションにエビを追加して持ち帰りをした客が、「エビが乗ってない」として911番に通報。警察は翌日そのお店に足を運んだが、店内には(当然ながら)その客の姿は無し。店員に確認したところ、その女性は「エビが入ってないぞ」とクレームをつけて返金をするかエビを追加するよう求めたが店側はこれを拒否。すると叫び声を上げて大騒ぎをしたという。一方店側の主張としては「エビの量に何も問題は無い」とのことだった。

8.彼氏が足を温めてくれないので警察に通報
中国でのお話。「彼氏が足を温めてくれない」「彼女がひどすぎる」という意味不明の通報を相次いで受けた警察が現場(共に通報のあったアパート)にかけつけた。するとアパートに同居していた男女がいうには、「寒さのあまりに夜眠る際、自分の足を温めてほしい」と女性が頼んだところ、男性は「こんな冷たい足を自分の腹にのせてくるなんてひどい」と拒否し、先の通報をしたのだと事態を説明。

警官はまず「彼女の足を温めてやるのは当然のこと」と男性を諭した上で、女性に「彼のことも考えなければ。両足を腹に乗せたら重いだろう」と説得。警官の説得に両者は仲直りをし、警官に謝意を述べたという。果たして警官がトンチを利かせ「片足だけ乗せればよい」と言ったかどうかは定かではない。

9.ナイトクラブから追い出されたので警察に通報
オレゴン州での話。酔い過ぎてナイトクラブ「Caribe」から追い出されたEdgar Dieguez-Lopezは911番に通報。警察は彼に「(そのような状況なら)クラブ側には追い出す権利がある」と説明した上で、様子が変なのに気がつき身体調査をしたところ、靴下に薬物を隠してあるのを発見。かくして彼は薬物不法所持で逮捕されることになった。

10.警察に追いかけられる遊びをしたくて警察に通報
警察から逃げ回る遊びをしたくて、にせの強盗事件の通報をしたフロリダ州の男。警察が「容疑者」の車である通報者の自動車を拘束しても、その事件自身がニセモノだから、捕まっても何も罪は無い、という計画だ。ところが拘束された通報者の自動車の中に、許可を受けていない銃器があるのを警察が発見。この容疑で通報者は逮捕されることに。さらに後になって、この「にせの911番通報」も、通報者が持っていた携帯電話からかけたことが判明し、二重の罪が課せられることに。彼は1万1490ドルの保釈金を支払う羽目になった。

アメリカの警察応答センターイメージナゲットやエビチャーハンの話は結構有名で、外電などでも伝えられているので、目にしたことがある人も多いはず。警察に限らず公的機関に対し、「お役所は何でも対応してくれるはず」と目論んで、本来ならば彼らの本業でないことにも通報してくる場合がしばしばある。

しかし日本では最近救急車について問題視されているが、本業以外のことで通報されあちこちに手配されていると、本来の業務が間に合わない場合も出てくる。警察や消防、救急に対してどんな時に通報すべきなのかを、それこそ義務教育の時点でしっかりと教える必要があるだろうし、啓蒙活動も求められるだろう。

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