新型インフルエンザ関連のウイルスメールに要注意

2009/05/02 10:15

インターネットイメージ国立感染症研究所は2009年4月28日、新型インフルエンザ(インフルエンザA(H1N1))の流行に便乗し、国立感染症研究所の名前をかたったメールが送られていること、そのメールにはウイルスなどの不正プログラムが添付されていることなどが確認されたとして、同研究所ではそのようなメールは一切送っていないと発表した。研究所側ではこのような詐称メールを受信した場合、添付ファイルには一切触れずにメールごと削除するよう警告している(【発表リリース】)。

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メールの一具体例としてリリースに挙げられているのは次のようなもの。

From: 国立感染症研究所 <任意のアドレス@yahoo.co.jp>
Subject:豚インフルエンザに注意!
添付ファイル名:ブタインフルエンザに関する知識.zip

皆様

豚インフルエンザの感染は拡大を続けている。メキシコ、米国、カナダ、スペインに続き、英国でも感染が確認された。世界が警戒を強めるなか、各国から次々と疑い例が報告されている。28日には、韓国で疑い例が発生した。メキシコでは過去数週間にわたって流行が続いている可能性があり、「人間の往来が激しい現代では、日本にもすでに上陸している可能性がある」と指摘する専門家もいる。自分の身を守るために、豚インフルエンザに関する基礎知識を身につけましょう。

国立感染症研究所

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特徴としては

・ヤフーなどのフリーメールを利用している
・発信元と受信者のメールアドレスが同一の場合もある(エラーが出ても詐称側に戻らないようにしている)
・いかにも興味関心を引くような添付ファイル付き(もちろんこれが詐称者側の主目的で、中身は不正プログラム)

などがある。国立感染症研究所ではメールはすべて "nih.go.jp" のドメインから発信することとしており、さらに公的な連絡事項はすべてウェブサイト上に展開され、メール送信は行われていない。

これまでにも各種災害や事件が起きるたびに、それらに便乗したスパム・ウイルス系メールが出回ることはしばしばあり、今回もその類の一つと思われる。詐称者側とすれば「関心を集めるのならば手段は問わない」というのがその理由だろうが、人の不幸や人心を惑わすような行為は許すべきではないのは言わずもがな。不正プログラムの中身が詐称側に益をもたらすものなら、しかるべき機関が調べれば関係者は特定できるし、単なる愉快犯でも手が無いわけではない。ましてやホンモノのウイルス絡みでウイルスメールを送るとは言語道断。

ともあれ、新型インフルエンザ(インフルエンザA(H1N1))の現況で何かと不安が積み重なっている昨今。やもすればこのようなメールにもひっかかってしまいそうな感もあるが、くれぐれも注意してほしいものである。

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