ナトリウム 塩分量との関係を 正しく知ってる 人は5%

2009/04/28 05:15

塩イメージノバルティス ファーマは2009年4月27日、40歳以上の男女を対象にした「塩分摂取に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、食品の成分表示におけるナトリウム量と塩分量との関係について、正しく理解している人はわずか5.6%に過ぎないことが明らかになった。一方で「ナトリウム量表示」と「塩分量」が同じであると認識している人が過半数にも達しており、塩分関連の情報の啓蒙が望まれる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年4月14日から15日、インターネット経由で行われたもので、有効回答数は412。男女比は256対156、年齢階層比は非公開。

最近は塩分相当量を併記するものも増えてきたが、ナトリウムはそのまま塩分量に相当するのではなく、「ナトリウム(mg)×2.54÷1000=塩分(g)」が正解。ナトリウム量はグラム単位で表記されている場合もあるので、その時は「ナトリウム(g)×2.54=塩分(g)」となる。例えば「ナトリウム1000mg含有」なら、塩分相当量は2.54gとなる。

そこで、食品成分表記に「ナトリウム2.2g」とあった場合、塩分との関係はいかなるものかについて選択肢の中から答えてもらったところ、正しい回答である「5.6g」(2.2×2.54=5.588)を示した人はわずか5.6%でしかなかった。

食品の成分表示に「ナトリウム 2.2g」という表示があった場合、下記に挙げた項目で正しいのはどれだと思いますか
食品の成分表示に「ナトリウム 2.2g」という表示があった場合、下記に挙げた項目で正しいのはどれだと思いますか

「ナトリウム量=塩分量」と思っている人が過半数に達しているが、上記計算にもあるように(グラム表記の場合)2.54を乗じるのが正解なので、間違った認識のままだと塩分の量を過少に計算してしまうことになる。

年齢や労働条件、生活性向によって違いはあるものの、成人男性における1日あたりの目標塩分摂取量は10g未満。塩分の取りすぎは高血圧をはじめさまざまな疾病をもたらす要因となる。これは今回の調査母体である40歳以上はもちろんだが、それより下の年齢階層でも事情は変わらない(若年層だから塩分を大量に採って良いというわけではない)。また、「2.54」の計算式で計算しなおすと、レトルト食品をはじめ加工食品の多くは意外に多くの塩分を有していることが分かるはず。

「2.54」という係数を知っているだけで、身の回りにある食品がちょっと変わって見えてくるかもしれない。

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