アメリカ人のXbox360・Wii・PS3のゲームプレイ日数をグラフ化してみる

2009/04/28 04:20

ゲームイメージ日本における現在の据え置き型家庭用ゲームはPlayStation3・Wii・Xbox360(アルファベット順)の三つ巴体制。一時期は圧倒的にWiiが優勢さを見せる場面もあったが、じわじわとPS3やXbox360も勢いを見せ、非常に興味深い様相を見せている。それではアメリカはどうなのか。発売台数などはよくゲーム専門サイトなどで紹介されているが、先日【Emarketer(英語)】に「一か月当たりそのハードで遊んだ日数の平均値」という変わった視点からのデータが掲載されていたので、今回はそれをグラフ化してみることにする。ちなみに「調査母体全体のプレイ時間のうち、その階層が占める割合」も併記されていたが、遊んだ日数と大きな差異は無いこと・具体的な時間数が掲載されていないので今回は省略。

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まずは各機種毎の、年齢階層区分におけるプレイ時間。2008年12月・一か月分の値と元データでは記載されている。大体「遊んだ頻度」と見ればOKだ(精査するなら一日あたりのプレイ時間なども検証する必要があるのだろうが……)。

2008年12月におけるゲーム機利用日数(PlayStation3)(日)
2008年12月におけるゲーム機利用日数(PlayStation3)(日)

2008年12月におけるゲーム機利用日数(Wii)(日)
2008年12月におけるゲーム機利用日数(Wii)(日)

2008年12月におけるゲーム機利用日数(Xbox360)(日)
2008年12月におけるゲーム機利用日数(Wii)(日)

ざっと見で分かるように遊んだ日数そのものはXbox360>PS3>Wiiの順。特に若年層にその傾向が強い。一方でWiiは年齢階層別の日数差異が他機種と比べて少なく、さらに女性陣・高齢者層の値が他機種よりも高いのが分かる。とりわけ35歳以上の層では男性と女性の間にほとんど違いが無く、55歳以上ではむしろ女性の方が多いことは注目に値する。

これを男女別に区分しなおしたのが次のグラフ。

2008年12月におけるゲーム機利用日数(男性)
2008年12月におけるゲーム機利用日数(男性)

2008年12月におけるゲーム機利用日数(女性)
2008年12月におけるゲーム機利用日数(女性)

ゲームで遊ぶ日数そのものは女性の方が少ない(縦軸の区分に注意)。ただ、幼少層は男女とも、高齢層は女性にのみWiiがよくプレイされる傾向があることが分かる。また、Xbox360とPS3では女性はほとんどの年齢階層でPS3、男性は中堅層まではXbox360・高齢層はPS3をよく稼動させる傾向があるようである。

もちろん実際には各機種毎の発売タイトルの傾向(プレイスタイル、誰向けのタイトルかなど)によって老若男女のゲーム機との接し方は違ってくるので、ハードの面だけでこれらの傾向をすべて位置づけるわけではない。とはいうものの、それぞれのハードの大まかな(アメリカにおける)特性はつかめるはずだ。



「Wiiの高齢層は特異な例かもしれないが、それ以外の層でも女性ってイメージ以上にゲームで遊んでいるのか」と思う人も多いだろう。それがよりよく分かるのが、同じ元記事に掲載されていた「パソコンゲームの利用者数(ユニークプレイヤー数)」。男性と女性で同じタイトルが同一順位についている、トップ「ソリティア」と第二位「フリーセル」のみでグラフを作ったのが次の図。

2008年12月におけるパソコンゲームの利用者数トップ2(25-54歳)
2008年12月におけるパソコンゲームの利用者数トップ2(25-54歳)

ゲームイメージ両タイトルともいわゆる「カジュアルゲームだから」というのもあるのだろうが、女性の方がはるかに利用者数が多い。「パソコンゲームやゲーム機のゲームは男だけのもの」というイメージはもはや前世紀の遺物と同じで、ジャンル・場面によっては女性の方が男性以上にゲームに夢中のようだ。日本でも【特にパズルがお気に入り・無料ゲームは主婦に人気】にあるように、カジュアルゲームに人気・注目が集まっており、傾向にさほど大きな差異はないのだろう。

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