文房具 いまや主役は 「100円ショップ」

2009/04/28 04:00

文房具イメージマイボイスコムは2009年4月23日までに、文房具に関する調査結果を発表した。それによると、自分が使っている文房具を普段購入する場所は「100円ショップ」がもっとも多く、過半数の人が回答していた。雑貨店やホームセンターと比べて20ポイント前後・文房具店ては約2倍-3倍の差が開いており、今や「文房具」は「100円ショップ」で取り揃えるというスタイルが主流のようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2009年4月1日から4月5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5602人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代36%・40代29%・50歳以上18%など。

利用している文房具について、ふだんどこで購入しているかを複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「100円ショップ」で54.1%を占めた。実に二人に一人は「文房具を100円ショップで購入している」ということになる。

あなたが利用している文房具は、ふだんどこで購入しますか?
あなたが利用している文房具は、ふだんどこで購入しますか?

雑貨店やホームセンターも三人に一人ほどの割合で利用しているが、100円ショップの頻度にはかなわない。また、本来エキスパートであるはずの「文房具専門大型店」「文房具店」はそれぞれ22.2%・18.0%でしかなく、100円ショップと比べても半分以下でしかなく、物悲しい結果が出ている。

なお「カタログ通販・オンライン通販」はさらに低い値を示しているが、これは元々文房具のほとんどが単価が低く、ネットで注文すると手数料でかえって割高になる場合が多いこと、文房具のニーズは大抵において「すぐ手元に欲しい」であり、需要発生から商品到着まで時間のかかるネット通販はあまりなじまないからなどが理由だと思われる。逆に「ある程度時間がかかっても良い」「金額がそれなりなもの」(例えばプリンタ用紙やプリンタのインクリボンなどの交換用備品をあらかじめ備えて買っておく場合など)ならばネット通販の方が何かと便利ではある。

「100円ショップの文房具は確かに品揃えも豊富になりつつありし、何しろ安い。それでも耐久性とかこだわりを考えると……」「やはり有力ブランドものでないと」という考えをする人も多いかもしれない。しかし「文房具購入時の重視点」の調査結果を見ると、100円ショップが選ばれる理由も理解できる。

文房具購入時の重視点(複数回答)
文房具購入時の重視点(複数回答)

三大要素は「価格」「機能性」「使いやすさ」。中でも「価格」が群を抜いている。ブランドや耐久性などは二の次、三の次状態。むしろ「100円ショップ」の商品は原則として1つ100円なので、その中から「機能性」「使いやすさ」に長けたものを選んでいる、という購入状況すら想定できる。



文房具店イメージ別項目の設問で「自分が利用する文房具へのこだわり」を尋ねているが、「自分が気に入らないものはできるだけ使いたくない」は8.5%に過ぎず、「何でも良い」は20.4%、「あまりこだわりはない」は33.5%に達している。文房具のこだわりがあまり無いあたりも、没個性的に商品を展開する(そして安い)100円ショップで購入する人が多い一因なのだろう。

とはいえ、例えばビジネスの場面で使うボールペンや万年筆など、「ここぞという時の一品」においては、多少なりともこだわりを見せ、それなりの専門店で買い求めたいものである。

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