専門家もビックリ! キツネを餌付けて二本足で立たせた元お医者さん

2009/04/21 04:40

キツネイメージ個体差もあるが、犬や猫は根気強くしつけることで、人間に慣れてくれるもの。他の動物も多かれ少なかれその傾向がある。その一方、なかなか慣れない動物も多いのは事実。キツネもその一種で、警戒心が強く、人間が視界に入れることすら難しい。だが【DailyMail】によると、5年間辛抱強く餌付けをすることによってキツネたちを慣れさせ、さらに二本足で立ち上がるしぐさまで見せるようにした人物が現れた。その人の名前はリチャード・ラベル(Richard Lavelle)氏。退職したGP(医者、General Practitioner)である。

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Richard Lavelle氏の庭先にやってくるキツネたち。カメラで同時に撮影しているのか、シャッター音が少々うるさいが、これもご愛嬌。
Richard Lavelle氏の庭先にやってくるキツネたち。カメラで同時に撮影しているのか、シャッター音が少々うるさいが、これもご愛嬌。。

Richard Lavelle氏はイギリス中部のDerby州Littleoverに住まいを構えている。5年前のある日、母親キツネが隣の家の庭に巣穴をつくり、数匹の子どもを生んだ。そこでLavelle氏は、七面鳥やハムの切れ端で餌付けをはじめたのだという。最初は食事のポーズを覚えさせようとしたが失敗したので、まずは立ちのポーズを覚えさせるため、彼らが立つまで彼らの図上で餌を持った手を振り続けた。

じきに彼女らは餌をもらうために、立ちのポーズをすることを覚える。母親キツネは亡くなってしまったが、その後もその子どもたちはLavelle氏の庭に訪れ続け、立ちのポーズで餌をねだり続けている。毎晩、多いときには7匹もやってくるという。

隣人はLavelle氏が餌付けをするようになってから庭に穴を掘るなどのイタズラをしなくなったとして感謝しているとのこと。Derby州の野生動物保護団体(Derbyshire Wildlife Trust)所属のNick Brown氏も、「キツネを人間に慣れさせる事例などこれまで聞いたことが無い。ここまで警戒せずに彼の元までやってくるのは、Lavelle氏の辛抱強さのたまものだ」とコメント。

RSPCA(王立動物虐待防止協会)のHelen Briggs嬢も「餌付けをするとキツネが自然で生活することができなくなるのでは」と懸念を示しつつも「キツネは訓練するのが非常に難しい動物。人間に近づくことですら滅多に無い。ましてや後ろ足だけの二本足で立つことなど見たことが無い。長時間歩き続けるのでなければ、彼らを害したことにはならないだろう」と、問題がないと回答している。

ちみなに日本でもたぬきを餌付けした例は時々話題に登るが、キツネはほとんど聞かない。最大の理由はエキノコックス症などの感染症の問題。極めて危険性が高い。同じような真似を日本でしようと考えている人がいたら、(残念ではあるが)あきらめるように。

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