【更新】「5月暴落」「ゴールデンウィーク暴落」を毎日伝えるタブロイド紙…海外投資家、二週連続の買い超し(2009/04/16)

2009/04/17 04:30

東京証券取引所は2009年4月16日、2009年4月6日から4月10日(4月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆6508億8940万6000円なのに対し、買い総額は2兆7745億8421万3000円となり、差し引き1236億9480万7000円の買い超しとなった。これは先週に続き二週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しに転じ、個人は買い超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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4月6日から4月10日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7479億9396万7000円/6781億3034万6000円(698億6362万1000円売超)
・個人……1兆6905億4798万8000円/1兆6956億3114万7000円(50億8315万9000円買超)
・外国人……2兆6508億8940万6000円/2兆7745億8421万3000円(1236億9480万7000円買超)
・証券会社……2058億0291万9000円/2076億7930万4000円(18億7638万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月9日-13日……1745億2670万7000円売超
3月16日-19日……46億9804万8000円買超
3月23日-27日……1614億4340万0000円売超
3月30日-4月3日……817億4915万8000円買超
4月6日-4月10日……1236億9480万7000円買超

今回計測週は日経平均株価で9000円を天井にしたもみあいの展開に終始しており、さほど大きな動きは見られなかった。どうやら懸念材料がいまだに山積していることが上抜けの障害になっていることや、この水準を短期売買の売り基点に置いている傾向が強いようだ。あるいは4月10日の9000円突破で達成感を得て満足してしまったのだろうか。

それこそ年に6回は「●月暴落説」を巻頭に掲げて市場の不安感をあおり売り上げアップを画策しているタブロイド各紙は、今度は「5月暴落」「ゴールデンウィーク暴落」を毎日のように伝えている。定期的に暴落を語り、当たった時だけ大威張りする様子は、どこぞの投資顧問会社や大手学習塾、競馬予想師などにその様相がそっくり。ネタにされ、市場不安をあおり立てられるのはたまったものではない。

ともあれ、3月末締めの企業が前年度決算と今年度の業績予想を出してくる5月以降、大きな流れが見えてくることだろう。昨今のもみ合いはそれをひかえての「嵐の前の静けさ」なのかもしれない。

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